双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

6/19グリュック落語会

6月19日、飯田橋のグリュックで開催されたグリュック落語会に参加して来ました。

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ゲームバー グリュック

f:id:sugo6kozo:20180620165143j:plainゲームバーグリュックとは、飯田橋にあるボードゲームバーです。

 

barglueck.com

 

このお店の特徴は、何と言ってもお酒の充実ぶり。こちらの写真をご覧下さい。もっとも、私はお酒を飲めないので、この酒瓶を見ても今ひとつ凄みが分からないのですが。

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グリュックでの落語会は今回が3回目。演じるのは柳家緑太さん。今年、北とぴあ若手落語家競演会奨励賞を受賞した若手の落語家です。

 

柳家 緑太|一般社団法人 落語協会

 

今回の落語会では、高座の背後にボードゲームが並ぶという、独特の光景が見られました。

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柳家緑太さんの落語

私は今でこそボードゲーマーとして活動していますが、子供の頃は落語にハマり、図書館で見つけた落語の本を熟読し、覚えた「寿限無」を得意げに披露していた事もあります。

そんな訳で、この日はボードゲームだけでなく落語にも多大な期待をかけておりました。

果たして、期待に違わぬ楽しい落語でした。

 

マクラでは、緑太さんのボードゲーム遍歴が聞けました。

学生時代に「ごきぶりポーカー」を遊びまくった話、「ドミニオン」にハマった話、「枯山水」のような8000円台のゲームを買った後だと3000円台のゲームがお手頃価格に見える話など、ボードゲーマーとして共感できる話をたくさん聞けました。

 

今回の演目は、人力車の話(題名不詳)と「死神」。

人力車の話は、激しい動きで魅せるタイプの噺。緑太さんが人力車の疾走を熱演していました。

「死神」は有名な噺。私も何度か聞いたことがありましたが、今回の落ちは今まで見たことのないパターンでした。緑太さんの演じる死神は、ねちっこく意地悪な感じが強く出ていて、つい引き込まれました。

 

今回の落語を聞いて、久しぶりに寄席に行きたくなりました。

 

 

落語会の後は、緑太さんを交えてのボードゲーム会。緑太さん自身も、こちらのボードゲーム会の方をより楽しみにしていたようです。グリュックさんが用意した美味しい料理を食べながら、いくつかのパーティーゲームを楽しみました。

 

今回集まった参加者の中にはボードゲームに不慣れな落語ファンも少なくなかったので、それに合わせて分かりやすいゲームが選ばれました。

コヨーテ

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全員が自分の額にカードを掲げ、自分のカードを見ずに全員カードの数字の合計を推測するゲーム。

 

「死神」の噺の後なので「ファブフィブ」という案も出ました(タンサンファブリーク版の「ファブフィブ」には、死神のイラストが登場する)が、ダウンタイムが長くなるという理由で「コヨーテ」に落ち着きました。

 

過去に遊んだ時の記事はこちら。

 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回は、ゲーム慣れしていないプレイヤーと遊ぶパーティーゲームとして「コヨーテ」が優秀である事を再確認しました。お互いに相手の顔をじろじろ見ることになるので、プレイヤーが打ち解けやすくなるのが素晴らしいです。

 

 

私の世界の見方

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プレイ中の写真を撮りそびれたので、こんな中途半端な写真で失礼します。

親が出したお題カードの空欄にふさわしい言葉を、それぞれのプレイヤーが手札から選んで出し、親に選んでもらう事を目指すゲーム。

 

 過去に遊んだ記事はこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

大喜利ゲームなのですが、言葉を手札から選ぶので、落語家が相手でも引け目を感じずに遊べるのが素晴らしいです。

 

 

ピット

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リアリタイムでカードを交換し、同じカード9枚を誰よりも早く揃える事を目指すゲーム。

 

過去に遊んだ時の記事はこちら。

 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

このゲームはベルを鳴らすので、周りに気を使わなくてはならない環境ではなかなか立ちません。そのため、遊ぶのは久しぶりです。

今回も賑やかに楽しみました。

 

 

ハゲタカのえじき

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カードを同時に出し、得点カードを取り合うゲーム。ただし、他プレイヤーと同じ数字を出したプレイヤーは得点カードを獲得できません。

 

他プレイヤーの思考を読んで一喜一憂するゲームです。初心者でも上級者を出し抜けるので、今回のようなゲームへの熟練度が違うプレイヤーが集まる場では重宝します。

 

 

ドブル

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様々なシンボルが描かれた丸いカードを使って遊ぶゲーム。

それぞれのカードには、同種のシンボルが1つだけあります。カードを見比べて、同じシンボルを見つけるのがゲームの基本です。

 

5つの遊び方がありますが、今回遊んだのは「ホットポテト」。

全員が手の上にカードを置き、自分と他のプレイヤーのカードの共通するシンボルを見つけて宣言できたら、自分のカードを相手プレイヤーの手の上に置きます。最後に全てのカードを押し付けられたプレイヤーが負けになります。

 

今回は15人以上の大人数で遊びました。これだけの人数で遊んだのは初めてです。過去に全ファミ協会というゲーム会の最後に、参加者全員で「ノイ」を遊んだのを思い出しました。ゲーム会の最後に全体ゲームを入れると、会の一体感が生まれていい感じです。

 

 

以上でグリュック落語会の報告を終わらせていただきます。