双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

9/9大田非電脳系ゲーム倶楽部(前編)

 

大田非電脳系ゲーム倶楽部とは

JR大森駅から徒歩3分、Luz大森4階の入新井集会室大集会室にて月1回どこかの土曜日に行われるゲーム会です。今回で58回目となります。普段は午前中からの開催ですが、今回は午後からの開催となっています。

 

主催は笹親父さん。参加者は60名程度、twiplaでの事前予約制です。会場が私の家から近いので、ほぼ毎回参加しています。

 

毎回「世界の七不思議」が拡張込みで用意されており、頻繁に遊ばれています。最近では、「CLANK!」にも力を入れています。

 

 

「世界の七不思議」日本語版

「世界の七不思議」日本語版

 

次回の開催は10月7日です。参加申し込みは下のリンクから。
大田非電脳系ゲーム倶楽部 第59回定例会(大森Luz) - TwiPla

 

ディズニー版クルー

まずは、さきさんがヨーロッパ旅行のお土産に買って来たディズニー版クルー(CLUE THE TWILIGHT ZONE TOWER OF TERROR)です。ディズニーのお店でしか売っていないそうです。

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 通常のクルーは殺人事件がテーマになっていますが、ディズニー版クルーは「タワー・オブ・テラー」での映画撮影中に誰かが行方不明になったという舞台設定です。

 

まずキャラクター、小道具、場所カードからそれぞれ1枚を抜き取り、中身を見ずに封筒にしまいます。このカードを当てるのがゲームの目的です。残りのカードを各プレイヤーに配ったらゲーム開始です。

 

手番になったらボード上をダイスの出た目の数だけ移動するか、推理するかを選びます。推理が出来るのは自分のキャラクターが部屋にいる時のみです。

 

推理をする時は、キャラクター、小道具、部屋を宣言します。部屋は、自分のキャラクターがいる部屋を宣言します。宣言されたキャラクターはその部屋に移動します。推理をするプレイヤーから時計回りに、宣言されたカードを持っているか尋ねます。

尋ねられたプレイヤーは、宣言されたカードを持って入ればそのうち1枚を推理をするプレイヤーに見せ、そこで推理は終了します。持っていなければさらに左隣のプレイヤーに同じ質問をします。これを繰り返すことで封筒に入った正解のカードを絞り込む事が出来ます。

 

 封筒に入ったカードが分かったと思ったら、答え合わせを宣言します。正解だと思うキャラクター、小道具、部屋をメモし、封筒の中身を見ます。全て当たっていたら勝利、一つでも間違っていたら脱落です。


 タニさん、ゴマ卵さん、さきさん、双六小僧の4人でプレイ。ゴマ卵さんの勝利。

 

クルーは1949年に発表された推理ゲームの古典で、そのためダイスによる移動など、現代の基準からすると野暮ったいところもあります。ですが、後の多くの推理ゲームの原点に当たるゲームなので、一度は遊んでおきたいゲームと言えます。

 

 

Clue Game

Clue Game

 

 

 

ストラスブール

続いては、ステファン・フェルトの2011年の作品「ストラスブール」。2011年のドイツ年間エキスパートゲーム大賞のノミネート作品でもあります。

 

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影響力カードを使って議会やギルド、街などに自分の一族コマを送り込み、送り込んだコマの力で勝利点を獲得するとともに、任務カードを達成して勝利を目指します。

 

ゲームは5ラウンド。ラウンド開始時に各自の山札から任意の枚数の影響力カードを引き、4つまでのグループに分けて伏せます。24枚しかない山札を5ラウンドにどう割り振るかが悩みどころです。

 

次に、教会と貴族、ギルド、商人の権利を取り合う競りを、各ラウンド7回行います。

各プレイヤーは伏せた影響力カードのうち1グループを公開するかパスを選び、数値の合計の大きいプレイヤーから順に権利を得ます。

教会と貴族の競りでは礼拝堂や建物を建築する権利を争います。ギルドの競りでは街にコマを置く権利や商品タイルを争います。商人の競りでは商品を売る権利を争います。また、競りで勝つと対応する議会にコマを送り込むことが出来、ラウンド終了時に得点になると共に、教会と貴族に対応する議会については、影響力カードの公開を1巡保留出来る特権タイルがもらえます。

 

競りが終わったら、礼拝堂と建物の権利を得たプレイヤーが、街に礼拝堂と建物を置きます。いずれも、隣接するエリアに置いたコマの得点を増加させます。

 

5ラウンド終了時、街のコマ、礼拝堂と建物に隣接するコマ、達成した任務カード、余った特権タイルの得点、達成出来なかった任務カードの減点を集計し、最も勝利点の高いプレイヤーの勝利です。

 

ハムハグさん、タケムさん、DQNさん、双六小僧の4人でプレイ。要所の競りできっちり勝ち、任務カードを全て達成したタケムさんの圧勝でした。

 

何と言っても影響力カードの配分が面白く、難しいです。力の入れどころの判断、相手の影響力カードへの読みには大いに悩みます。任務カードの引きによって差が出る気はしますが、これについては1回遊んだだけで判断するのは難しいです。

 

この後もあれこれ遊びましたが、長くなりそうなので続きは中編で。