双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

10/6ディアシュピール(前編)

10月6日、東中野のディアシュピールに行って来ました。

  

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ディアシュピールとは

ディアシュピールとは、2015年8月に東中野に開店したボードゲームカフェです。

 

ディアシュピール - ボードゲームカフェ - 東京

 

ディアシュピールの特徴は、何と言っても1000を超える所蔵ボードゲームの数です。これだけのゲームが並んだ棚は、壮観の一語に尽きます。

 

物販コーナーもあり、狭いながらも独自性のある品揃えが光っています。

 

パッチワーク

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パッチワークのタイルを並べて9×9のマスを埋めるゲーム。

2014年、ウヴェ・ローゼンベルクの作品です。2人用、公称プレイ時間15〜30分です。

 

様々な形のパッチワークタイルが円形に並んでおり、そのタイルの間にポーンが置かれています。

 両プレイヤーは、9×9マスの自分のボードを持ちます。

 

時間トラックの後方にいるプレイヤーが手番を行います。

ポーンのあるところから3つ以内のタイルを1つ選んで取り自分のボードに置くか、パスをするか選びます。

タイルを取るときは、ボタンを支払い、時間トラックの自分のコマを進める必要があります。

 パスをすると、時間トラックの自分のコマを相手より前に進め、進めた分だけボタンを獲得します。

 

時間トラックの自分のコマがボタンのマークを通過したら、自分の取ったタイルに書かれたボタンの数だけボタンを獲得します。

時間トラックの自分のコマが相手より先に1×1タイル上を通過したら、そのタイルを取って自分のボードに置きます。

 

先に7×7を埋めたプレイヤーはボーナス点を獲得します。

 

両プレイヤーのコマが時間トラックの終点にたどり着いたらゲーム終了です。

手元のボタンの得点に7×7ボーナスを加え、空いたマスごとに2点を減点し、得点の多い方が勝ちです。

 

初めて遊びましたが、これは究めがいがあります。タイルを円形に並べた後は運の要素がなく、ちゃんと2手3手先を読み、相手の動きを読んでいくことがきっちり戦果につながっていきます。

それでいて、見た目の愛らしさとパズル要素のお陰で息苦しさを感じません。普段なかなか2人用ゲームを遊ばない私ですが、これは是非購入したいと思いました。

 

 

パッチワーク 日本語版

パッチワーク 日本語版

 

 

 

ジャイプル

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商人となって6種類の商品を取引するゲーム。

2009年、セバスチャン・ポーションの作品で、2人用、公称プレイ時間30分です。

 

ゲームは3ラウンド制で、2ラウンド先取した方が勝ちとなります。

 

場に5枚のカードを公開し、各自5枚のカードを持ってラウンドを開始します。

 

カードには6種類の商品とラクダがあります。手札上限は7枚です。ラクダは手札とは別にして自分の前に公開します。

 

交互に手番を行います。手番になったら、場の商品1枚を手札に加える、2枚以上の商品を自分の手札ないしはラクダと交換する、場のラクダを全て取る、手札の商品を売却する、のいずれかを選びます。

 

商品を売却するときは、同種の商品をまとめて売ることが出来ます。商品を売却すると、対応する得点トークンをもらえます。このトークンは、早く取るほど得点の高いものがもらえます。また、一度に3枚〜5枚のカードを売ると、追加のボーナストークンがもらえます。

 

手番終了時、場札が4枚以下であれば5枚になるまで山札から補充します。

 

山札が無くなるか、3種類の商品のトークンが無くなるとラウンド終了です。

ラクダを多く持っているプレイヤーがラクダの得点トークンを取ります。

全ての得点を集計し、得点の高いがラウンドを取ります。2ラウンド先取したプレイヤーの勝利です。

 

相手の集めているカード、手札枚数、トークンの残りなど考えどころが多く、相手に利益を与えないよう賢く立ち回る必要があります。

その一方で選択肢はシンプルで、ストレスを感じにくくなっています。

よく出来た2人用ゲームでした。

 

 

ジャイプル 日本語版

ジャイプル 日本語版

 

 

 

後編に続きます。