11/18ミスボド
今月もミスボドに参加して来ました。今回はエッセン後初のミスボドで、主催の秋山さんは「Azul」「Fast Forward: Flee」など、エッセンで買ったお気に入りゲームを積極的に立てていました。
私も負けじと、エッセンで買った作品をあれこれ立てました。
Transatlantic
蒸気船の時代を舞台に、船を買って海運業を営むゲーム。
デザイナー:マック・ゲルツ
プレイヤー人数:2〜4人
対象年齢:12歳〜
プレイ時間:60〜120分
市場から船を買い、いずれかの海路に就航させ、出航してお金を稼ぎ、そのお金を船を買う、商館を建てるなどの用途に使用します。
プレイヤーは自分のデッキを持ち、そこからカードを出して各種アクションを行います。時々Directorで出したカードを手元に回収しつつデッキにカードを加えます。「コンコルディア」に近い感覚です。
やる事が単調という意見もあるようですが、何度か遊んで戦略を検証してから私なりの結論を出したいと思います。今回はインド洋に特化し、貨物積載量の多い船をCargoで出航させ続けて勝ったので、次は安い船をあちこちにばらまく戦略を試してみようと思います。
Paper Tales
ドラフトしたカードで軍団を編成し、4時代を戦い抜くゲーム。軍団のカードは年をとり、年老いたカードはラウンド終了時に捨て札となります。
「ヴォーパルズ」のリメイク。
デザイナー: 上杉真人
プレイヤー人数: 2〜5人
対象年齢: 12歳〜
プレイ時間: 30分
システムは「ヴォーパルズ」なので説明は省略。色鮮やかなカード絵が目を引きます。
今回は経年カウンターが乗ると強くなるSalamanderにTime Masterで経年カウンターを乗せ、Palmreaderで得点を回収するコンボで快勝しました。おそらく慣れたプレイヤー同士だとTime Masterを止められるでしょう。結局、ドラフトゲームはカードを覚えてからが勝負ということです。
Attack on Titan(進撃の巨人)The Last Stand
巨人1人対人類の1対多対戦ボードゲーム 。
デザイナー: アントワーヌ・ボウザ、ルドヴィック・モーブロン
プレイヤー人数: 2〜5人
対象年齢: 14歳〜
プレイ時間: 30分
ゲームの概要はこちらの動画をご参照ください。
双六小僧の勝手にボードゲーム紹介「Attack on Titan(進撃の巨人) The Last Stand」 - YouTube
今回は初手で人類4人が都合20個のサイコロを振って巨人の目が1つも出ないという奇跡が起こり、その瞬間、巨人を担当する私は死を覚悟しました。結局、人類側のワンサイドゲームで終わってしまいました。
出目運もさることながら、私が巨人ごとの特質をきちんと把握できていなかったのも敗因です。次こそは人類を蹂躙します。
トリックオブスパイ
ラウンド開始時に伏せられた機密書類が何かを推理しながら遊ぶトリックテイキング。
デザイナー: 川崎晋
プレイヤー人数: 3〜4人
対象年齢: 10歳〜
プレイ時間: 20〜30分
ラウンド開始時にカードの中から1枚を抜き、機密書類として伏せて置きます。残りのカードを配ってトリックテイキングを行います。最強のカードを出した人と最弱のカードを出した人が予想コマを置いて機密書類を予想します。
5トリックが終わり、コマを1つも置けなかった、もしくは置いたコマのハズレがすでに確定している場合、1つだけ予想コマを置けます。その後機密書類を公開し、予想を当てたプレイヤーが得点します。
4ラウンドが終わり、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
トリックテイキングの部分より、機密書類カードを当てるギャンブルの部分を強く感じます。その一方で、コマを置けなかった人がラウンド最後に1個コマが置ける、最下位のプレイヤーが協力者コマを使える、と救済処置が充実しています。トリックテイキングに馴染みのないカジュアル層を強く意識しているように思います。
それはそうと、カードの小ささが気になって仕方ありません。小さな箱に納めるためとは言え、ちょっと辛いです。
遅くなりましたが、以上で11月18日ミスボドの報告を終わらせていただきます。