双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

11/25全ファミ協会(前半)

11月25日、久しぶりに大塚の全ファミ協会に参加して来ました。今回はボードゲーム 初心者がいたため、ルールの分かりやすいゲームを中心に遊びました。

 

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全ファミ協会とは

ファミコンソフトを全て集めたファミプロにしてレトロゲームライターの支部長さんが立ち上げたゲーム会です。現在は月に1〜2回程度、大塚の大塚北会館で開催されています。

 

私が行き始めた頃の全ファミ協会は、旧大塚北会館の広い和室で、ボードゲームだけでなくファミコンなど昔のビデオゲームを遊んでいました。クイズ大会やリッツパーティーなどの企画もありました。畳にごろ寝しているような人もいる、何とも言えない緩さのある会でした。

 

その後、大塚北会館の改築があり、支部長さんも多忙で全ファミ協会に関われなくなったため、往時の勢いは無くなりましたが、アットホームな会として今日まで続いています。今でもビデオゲーム機が持ち込まれていますが、滅多に稼働していません。

 

さて、この日遊んだゲーム。

 

ミツバチマッチ!

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ババ抜きの要領でカードを引き、同じカードが揃ったら捨て、手札が女王蜂1枚のみになったら勝ちのゲーム。

 

出版年: 2015年

デザイナー: たま々

プレイヤー人数: 3〜5人

対象年齢: 6歳〜

プレイ時間: 5分〜10分

 

短時間で肩の力を抜いて楽しめるカジュアル向けゲーム。同じ番号のカードでもイラストが微妙に違うので、そこにも注目です。

ミツバチマッチ+(ぷらす)

ミツバチマッチ+(ぷらす)

 

 

ノイ 

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101を超えないようにカードを出すゲーム。

 

出版年: 1988年

プレイ人数: 2〜7人

対象年齢: 7歳〜

プレイ時間: 20分前後

 

全ファミ協会では、会の終わりに全員でノイを遊ぶのが恒例になっています。今回も会の序盤と最後の2回遊びました。

戦略性も何もありませんが、これを遊ぶと全ファミ協会に来たという感じがします。

ノイ (Neu) カードゲーム

ノイ (Neu) カードゲーム

 

 

パニハイ!

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女子高を舞台に場所の支配権を取り合うゲーム。「パニックハイスクール」に惚れ込んだ支部長さんがリメイクした入魂の一作。

 

出版年:2014年

プレイ人数: 5〜6人

プレイ時間: 20〜30分

 

今回は策謀カードが序盤で出尽くし、後半は力と力がぶつかり合う脳筋展開になりました。直接攻撃上等のゲームである点で好き嫌いが分かれますが、たまにはこういうゲームで闘争本能を満たすのもいいものです。

 

バード・オブ・ハピネス

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カード種類を極限まで切り詰めたデッキ構築ゲーム。クローバーを使って鳥を集めるゲームです。

 

出版年: 2016年

デザイナー: イイタテツヤ

プレイ人数: 1〜5人

対象年齢: 7歳〜

プレイ時間: 15分前後

 

カードはクローバー1、クローバー2、青い鳥1、青い鳥2、赤い鳥、黒い鳥の6種類。

手番になったら自分の山札からカードを1枚めくって自分の前に出します。その後、自分の前に出したクローバーに応じて、場からカードを1枚取ることが出来ます。場からカードを取ったら、自分の前に出したカードと取ったカードを山札に加えて切り直します。場のカードは常に6枚になるように補充します。これを繰り返し、場にカードが補充できなくなり、全ての鳥カードが取られたらゲーム終了。最も鳥の羽マークの多いプレイヤーの勝利です。

 

デッキ構築ゲームというと、「ドミニオン」のように多彩なカードでゲームに幅を持たせる場合が多い中、その逆を行くミニマムなゲームです。単純ではありますが、得点か購買力か、今買うか次の手番まで待つかのジレンマはちゃんと存在します。量的拡大を志向し、拡張を出しまくるデッキ構築ゲームへのアンチテーゼとして興味深い作品です。 

カードゲーム バード・オブ・ハピネス

カードゲーム バード・オブ・ハピネス

 

  

ひつじがいっぴき

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羊が1〜4匹描かれたカードを出していき、手札を無くすことを目指すゲーム。

 

出版年: 2012年

デザイナー: 菅沼正夫

プレイ人数: 2〜5人

対象年齢: 5歳〜

プレイ時間: 5分前後

 

後に「街コロ」で名を上げるグランディングの2012年の作品。

何は無くとも絵本のような羊の絵に惹かれます。ルールも分かりやすく、子供と遊ぶのにはうってつけの作品です。

ひつじがいっぴき

ひつじがいっぴき

 

 

犯人は踊る

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手札の交換を繰り返す中で犯人カードがあちこちに動く中、探偵カードで犯人カードの持ち主を指名するか、手札が犯人カードのみの状態で自分の手番を迎えるかすると勝ちのゲーム。

(「いぬ」で犯人カードを引き当てるという勝ち筋もありますが、今回「いぬ」は不使用。)

 

出版年: 2013年

デザイナー: 鍋野ぺす

プレイ人数: 3〜8人

対象年齢: 8歳〜

プレイ時間: 10〜30分

 

このゲームが何故盛り上がるのか、これまで今ひとつ理由が分かりませんでしたが、最近になって、全員でカードをぐるぐる回すのが場の一体感を醸し出す儀式のような役目を果たしているのかな、という考えに思い至りました。

犯人は踊る(2015年第三版)

犯人は踊る(2015年第三版)

 

 

長くなりますので、続きは後半で。