2/17ふたぎんボドゲ会
2月17日、都立大学駅近くのふたぎんボドゲ会に参加して来ました。
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張り切って朝から行ってみたところ、私と主催のふたぎんさん以外は午後から来るとの事で、午前中は2人で遊べるゲームをいくつか遊びました。
桜降る代に決闘を
2人対戦決闘ゲーム。
各プレイヤーはゲーム開始時に2柱のメガミを選び、互いのメガミ選択を踏まえてゲームで使用するカードを選びます。
準備が終わったら対戦開始です。プレイヤー間の間合い、ライフ、防御を司るオーラ、切り札使用に必要なフレアは、全て桜花結晶にて行います。
交互に手番を行い、カードを使って攻防を繰り広げ、間合いを調整しながら攻撃し、相手のライフを0にしたプレイヤーの勝利です。
私がユリナ&オボロ、ふたぎんさんがユキヒ&シンラで対戦。
実を言うと、今回が私の「ふるよに」初プレイ。ルールが独特のため、何度もルールを確認し、時に初歩的な勘違いを指摘されながらのプレイとなりました。なんともぎこちないプレイの末、なぜか私の辛勝に終わりました。
話に聞いていた通り、やり込み前提のゲームでした。ルールを覚え、カードを覚え、メガミ同士の相性を把握し、それでやっと出発点に立てる、そんな感じのゲームです。
あやつり人形
毎ラウンド、8枚の役職カードから自分の使いたい役職を秘密裏に選び、その能力を使いながら建物カードを出すゲーム。
2人プレイの場合、各プレイヤーは役職を2枚選びます。
こんな機会でもなければ「あやつり人形」を2人でやる機会はありません。
2人プレイだと、いかに暗殺を成功させるかの勝負になり、「あやつり人形」らしい意外性が出にくいように思います。
卓上ヘボコン
技術力の低い人のためのロボコン「ヘボコン」をボードゲームにした作品。
まず、円形に並べたタイルを、自分のコマを時計回りに進めながら取って行きます。各プレイヤーが9枚取ったらタイル集め終了です。
次に、全員一斉に取ったタイルを個人ボードに並べます。最初に誰かが完成させたら、1分後に配置終了です。個人ボードの空間をより多く埋めると高得点ですが、36マス全てを埋めてしまうと「ハイテクペナルティ」で減点です。
最後に、ロボットをリングに上げて戦います。タイルの上にナットを置き、そのタイルに書かれた指示通りにロボットを動かします。相手ロボットをリングから落とすと得点、自分のロボットがリングから落ちると減点です。
ロボットが残り1台になるか、全てのロボットがすべての行動を終えるとゲーム終了です。リングに残ったロボットに得点が入ります。最も得点の高いプレイヤーが勝利、そして、最もヘボいロボットに最ヘボ賞が与えられます。
今回は2人プレイでしたが、経験の差がもろに出てしまい、最終決戦が呆気なく終わってしまいました。
2人プレイが駄目なわけではありませんが、どちらかと言うと、4人プレイのドタバタした感じの方が、ゲームのテーマに合っているような気がします。
ここで昼食を挟み、人数が集まって来たところで「クー」をプレイ。
クー
各プレイヤー2枚の人物カードを持ち、その能力を使ってお金を集め、対戦相手を脱落させていくゲーム。
ただし、能力を使う際にカードを見せる必要がなく、持っていないカードを持っている振りをして能力を使っても構いません。
他のプレイヤーは、能力を使ったプレイヤーが嘘をついていると思えばダウトを宣言できます。ダウトが成功したら嘘をついたプレイヤーが、ダウトが失敗したらダウトを宣言したプレイヤーが人物カードを1枚失います。
今回私は積極的にダウトを掛けて失敗し、あっさり脱落しました。余りにあっさり終わったので、感想らしい感想もありません。
スカルキング
自分が取れるトリック数を予測するトリックテイキング。海賊、スカルキング、人魚などの特殊カードがゲームに彩りを添えています。
今回、トリックテイキングが初めてのプレイヤーにルール説明をしたのですが、ゲームの勘所が掴めずに苦労したようで、点数も伸びませんでした。多分、私のルール説明にも改善の余地があると思います。
私の世界の見方
親が出したお題カードに対し、残りのプレイヤーがそのお題にふさわしい言葉カードを手札から選んで裏向きで出します。全員がカードを出したら、山札からカードを1枚追加してシャッフルします。
親はそれらのカードを見て、最もふさわしいと思うものを選びます。出した言葉カードが選ばれたプレイヤーが得点を獲得し、次の親になります。もし親が山札から混ぜたカードを選んでしまったら、親が減点を受けます。
最近テレビで紹介されたらしいのでやってみました。何度やってもひどいパワーワードが生まれる、笑えるゲームです。
チネチッタ1937
スタッフを集めて映画を作るゲーム。
各プレイヤーは7枚のカードを持ってゲームを開始します。
毎ラウンド、プレイヤーは全員同時にカードを1枚と好きな金額の紙幣を封筒に入れて左隣のプレイヤーに渡します。
封筒を受け取ったプレイヤーは、封筒の紙幣を受け取るか、封筒の紙幣と同額の紙幣を追加で入れてカードを受け取るかします。
その後、左隣から返って来たカードと右隣から受け取ったカードを自分の前のスタジオに並べます。スタジオに置けるカードは3枚まで、同じ役職のカードは1枚までしか置けません。獲得したカードが置けない場合、スタジオのカードをオフィスに送り込んで置き場所を作ります。
手札が無くなったら映画の価値と興行収入を集計します。
スタジオのカードを数字の小さい方から順に並べ、3桁の数字を作ります。これが映画の価値です。
次に、カードに描かれた紙幣マークに応じてお金を獲得し、獲得カード数に応じた人件費を支払います。ただし、プロデューサーか監督がオフィスにいれば、人件費を払わずに済みます。手元に残った金額にオフィスのカードのフィルムマークの数を掛けた額が興行収入です。
映画の価値と興行収入の合計が最も高いプレイヤーの勝利です。
何とも相場観のつかみにくい、独自のプレイ感を持つゲームです。勝ち筋を見つけ出すにはもう少しプレイする必要がありそうです。
ミラリス
1から9の金貨カードを同時に出し、他のプレイヤーと被らなければ場のカードを取れるバッティングゲーム。各プレイヤーはキャラクターカードを持ち、それによって狙うべきカードが変わります。
2回プレイしたのですが、バッティングばかりの散々な成績でした。
ヘックメック
ダイスを振り、イモムシタイルを獲得するゲーム。
ダイスを振り、同種の出目1種類全てを確保します。ただし、既に確保した種類の出目は確保できません。
その後、残りのダイスを振り直すか、確保した出目でタイルを獲得するか選びます。確保した出目の合計以下の場のタイルか、合計に等しい他プレイヤーのタイルを獲得できます。タイルを獲得するには、イモムシの目を確保しておく必要があります。
もしもダイスを振った後に確保できる出目が無かった、もしくは全ての出目を確保した後で取れるタイルが無かった場合はバーストとなり、場の最大数のタイルを裏返し、手持ちのタイルを1枚場に返します。
場の表向きのタイルが全て取られたらゲーム終了です。持っているタイルのイモムシの数が最も多いプレイヤーの勝利です。
今更説明の必要のないダイスゲームの名作。
今回はバーストが多発し、写真の通り死屍累々の有様となりました。
ダンジョンオブマンダムエイト
冒険者が度胸試しで装備を捨ててダンジョンに潜るゲーム。
登場する冒険者は8種類、それぞれ異なる装備を持っています。
手番プレイヤーはモンスターカードを引くか、降りるかを選びます。カードを引いたら、そのカードをダンジョンに置くか、カードを手元に置いて装備を1つ取り除くか選びます。
1人以外の全員が降りたら、残ったプレイヤーがダンジョンに潜ります。ダンジョンのモンスターをめくっていき、全てのカードをめくった後で冒険者が生き残っていれば宝物を獲得します。途中で冒険者のHPが0になったらダンジョン攻略失敗で、プレイヤーがダメージを受けます。2回ダメージを受けたプレイヤーはゲームから脱落します。
宝物を2枚獲得するか、自分以外のプレイヤー全員が脱落したら勝利です。
今回は誰もダンジョン攻略に成功しないまま脱落者が発生し、そこでゲーム中断となりました。騎士以外のキャラクターは装備の効果が複雑で展開が読みづらいです。
インフェルノ
カードを出して失点を避けるゲーム。
時計回りの順に、スタートプレイヤーが出したカードと同色もしくは同じ数字のカードを出していきます。
出せない、もしくは出したくない場合は、それまで出たカードを引き取ります。場のカードが2枚以下の場合、3枚になるまで山札から補充して引き取ります。引き取ったカードは減点です。通常カードは1枚1点、赤のカードは書かれた数字の分の減点です。
全員が手札を出し切ったら得点を集計し、減点の最も少ないプレイヤーの勝利です。
自分の手札でカードの引き取りを回避できそうかのリスクの見極めが大事な、スリリングなゲームです。
この後、ヤポンブランドのSPIEL'18相談会&ゲーム会に顔を出すため、ふたぎんゲーム会を途中離脱しました。相談会の報告は、別記事にて行う予定です。
以上で2月17日のふたぎんゲーム会の報告を終わらせていただきます。