双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

9/9バリのボードゲームカフェ「Downtime」

9月9日と12日、バリ島のボードゲームカフェ「Downtime」に行って来ました。

 

「はるばるバリ島まで行って何をやってるんだ?観光しろ!ボードゲームカフェはせめて1回で済ませろ!」という意見もあるかと思いますが、行ってみたら食事がおいしかったので、つい2回行ってしまいました。

 

今回は9日の分の報告。

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Downtimeとは

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Downtimeとは、今月開店したばかりのバリのボードゲームカフェです。バリのボードゲームカフェは、私が確認した限りこれ以外になく、目下バリ唯一のボードゲームカフェのようです。

 

店内はこんな感じ。まずは1階から。

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ゲームを楽しむお客さんもいれば、食事をするお客さんもいました。

 

2階の写真はこちら。

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お客さんのいない時に撮影。この写真を撮ってしばらくしたら、2階にもお客さんが多数来店し、大変賑わいました。

 

ゲームの品揃えはこんな感じ。

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ゲームの種類はそこまで多くないものの、定番はしっかり抑えている印象です。

あと、なぜか「電力会社カードゲーム」の日本語版がありました。

店員さんがたいへん親切で、マッチングやルール説明など、皆がゲームを楽しめるようにあれこれと気を配ってくれました。

 

さて、そんなDowntimeで遊んだゲームを紹介します。

 

バン!ダイスゲーム

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保安官、助手、ならず者、裏切り者に分かれて争う「バン!」のダイス版。

保安官と助手はならず者と裏切り者を倒せば勝ち、ならず者は保安官を倒せば勝ち、裏切り者は最後の1人になるまで生き残れば勝ちです。

 

手番に5つの専用ダイスを振り、出た目に応じて相手を攻撃したり、回復したり、自分がダメージを受けたりします。ダイナマイト以外の出目は2回まで振り直すことができます。

 

なお、今回はキャラクターの特殊能力は使用せず。

 

ダイスゲームになっている分、本家バン!より運の要素が強く、カジュアル向けの印象です。ただ、引っかかったのはダイナマイトや矢による自分へのダメージ。これらの比率が高いため、プレイヤー間の撃ち合いの要素が薄まってしまっているように感じます。このカジュアル向けの変化をよしとするかどうかは人によりますが、私は本家バン!の方が好きです。

キャッシュ&ガンズ(第2版)

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 ギャング達が互いに銃を突きつけ合い、盗品の分け前を争うゲーム。

 

まず、ラウンド開始時に分けるお宝が公開されます。

 

次に、各プレイヤーは手札の銃弾カードを1枚伏せ、銃に弾を込めるかどうか選択します。

 

その後、銃を突きつける相手を選び、一斉に相手に銃を向けます。

 

各プレイヤーは自分に向けられた銃口を確認し、争いに残るか降りるかを選びます。なお、この時、第2版で追加された「ゴッドファーザー」は、自分に銃口を向けたプレイヤーを1人選び、対象を変えさせることができます。

 

その後、争いに残ったプレイヤーは銃弾カードを公開します。実弾カードを使ったプレイヤーが銃口を向けていた相手は負傷し、盗品争いから脱落します。一定回数撃たれたプレイヤーはゲームから脱落します。

 

残ったプレイヤーの間で盗品を分配します。第2版では、ゴッドファーザーから時計回りの順に1つずつ盗品を獲得します。盗品の代わりにゴッドファーザーの権利を取ることもできます。

 

第2版では、絵画、宝石、銃弾、治療といったお宝が追加されています。

絵画は獲得枚数によって金額が変わります。

宝石は、最も多く持っていたプレイヤーがゲーム終了時にボーナスを得ます。

銃弾は、使える実弾のカードが増えます。

治療は、それまでに受けた負傷を回復します。

 

規定ラウンドが終了したら集計を行います。最も多くの金額を獲得したプレイヤーの勝利です。

 

第2版になり、潜入捜査官が無くなったのを残念に思うプレイヤーもいるようですが、私は得点システムの多様化とゴッドファーザーのルールによって得たものの方が大きいと考えます。これらのおかげで、よりゲーム展開に広がりが出て、読み合いが深まったと思うのですが、皆様の考えはいかがでしょうか?

センチュリー:スパイスロード

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アクションカードを使って4つのスパイスを取引し、勝利点カードの獲得を目指すゲーム。

 

手番では手札の使用、商人カードの獲得、勝利点カードの獲得、使用済みカードの回収のいずれかを行います。

 

手札の商人カードを使うと、スパイスの獲得や交換ができます。

商人カードを獲得する際は、一番手前のカードは無料で取れます。奥のカードを取る時は、それより手前のカードに1つずつスパイスを置く必要があります。カードの上に乗ったスパイスは、そのカードを獲得する時に取れます。

勝利点カードは、カードに書かれたスパイスを支払うことで取れます。一番手前のカードを取れば金のコイン、二番目を取れば銀のコインが追加でもらえます。

使用済みカードを回収する際は、1手番で全ての使用済みカードを回収し、次の手番からそれらを使えるようになります。

 

誰かが5枚の勝利点カードを獲得したら、全員が同じ回数の手番を行ったところでゲーム終了です。勝利点カードとコインの得点を合計し、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。

 

今更言うまでもない定番ゲーム。初対面のプレイヤーと遊ぶ時は、こういう定番ゲームが非常に便利です。ただ、経験の差は出やすいゲームではあります。

おまけ

最後に、店内に掛かっていた、どこかで見覚えのある絵を2点紹介します。

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以上で9月9日のDowntimeの報告を終わらせていただきます。