双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

10/13Game Start(シンガポール)(後編)

前回に引き続き、シンガポールのGame Startの報告です。

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前回の記事はこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

 

Lord of the Chords

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カードを出して和音を完成させるカードゲーム。

各プレイヤーは音カードとアクションカードを持ちます。

手番の最初にカードを補充し、その後2枚までカードを出せます。

出した音カードで3音の和音を作れば得点です。規定数の得点を取ったプレイヤーの勝利です。

ただし、曲者なのがアクションカード。他プレイヤーを妨害したり、音調を変更したりと面倒なカードが多数あります。

 

私は音楽の素人なので、和音が分かりません。カードを出す度に、このカードは今出せるのか、あとどれを出したら和音が完成するのかをいちいち確認しなければなりませんでした。

こういう専門知識を要するゲームなら、早見表くらいは常備してほしいものです。

 

もっとも、仮に早見表があったとしても、私がこのゲームを気に入ることはないでしょう。なぜなら、粗雑で煩雑で古臭いアクションカードの撃ち合いにまるで魅力を感じないからです。

 

ピアノの鍵盤を模したケースなど、外見に妙に力が入っていますが、見掛け倒しと言わざるを得ません。

 

The Singaporean Dream

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シンガポールの市民となって、住宅ローン完済やCEO就任など、様々な夢を実現するゲーム。

手札からお金カードを自分の前に出し、そのお金で様々な夢を買います。アクションカードを使えば、ゲームを有利に進めたり他プレイヤーを妨害したりできます。

 

カードの中には「国歌をちゃんと歌えたら夢を獲得、失敗したら没収」「敬礼が一番遅かったプレイヤーから夢を奪う」などといったものがあり、完全にパーティーゲーム志向です。

 

様々なシンガポールあるあるが詰まったご当地ゲームですが、古臭いシステムであることは否めません。

 

コスプレ 

会場では様々なコスプレが見られました。

 

電源系インディーズゲーム

電源系インディーズゲームの展示もありました。

 

Wizard Strike

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この日最後に遊んだのはこちら。

こちらの掲示の「PARTY」と書かれた紙の下には「Trading」の文字があり、このゲームが当初トレーディングカードゲームとして企画されたことが分かります。

大体ツイッターに書いた通りのゲームです。

 

単純で味気なく、やたらと収束性が悪いゲームです。

お互いの当たりのカードの位置を探り合うのですが、カードの入れ替えを使えば、当たりカードの把握を困難にさせ、延々とゲームを引き延ばすことができます。また、2ポイント先取なのはいいのですが、1ポイント取ったプレイヤーに勝った場合に相手のポイントを奪えるのもいただけません。プレイヤーが交互に勝つと、いつまで経ってもゲームが終わりません。イラストがいいだけに残念です。

 

購入ゲーム

最後に、GameStartで買ったゲームを報告してこの記事を締めくくりたいと思います。

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Catventure Card Game(プロモパック付き)

前回の記事で紹介した猫のバッティングゲーム。

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Lawless Empire

正体隠匿系ダイスゲーム。

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Debtzilla

C3 AFAで遊んだ協力型ゲーム。

詳しくはこちらの記事を参照。 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

次回の記事では、シンガポールボードゲーム店をいくつか紹介します。