10/13Game Start(シンガポール)(後編)
前回に引き続き、シンガポールのGame Startの報告です。
前回の記事はこちら。
Lord of the Chords
カードを出して和音を完成させるカードゲーム。
GameStartの音楽カードゲーム「Lord of the Chords」をプレイ。カードを出してコードを完成させるゲーム。和音の知識を前提としているため、音楽素人の私には辛いです。 pic.twitter.com/MLy6Jz2LHu
— Sugoroku Kozo(双六小僧) (@sugoroku_kozo) 2018年10月13日
各プレイヤーは音カードとアクションカードを持ちます。
手番の最初にカードを補充し、その後2枚までカードを出せます。
出した音カードで3音の和音を作れば得点です。規定数の得点を取ったプレイヤーの勝利です。
ただし、曲者なのがアクションカード。他プレイヤーを妨害したり、音調を変更したりと面倒なカードが多数あります。
私は音楽の素人なので、和音が分かりません。カードを出す度に、このカードは今出せるのか、あとどれを出したら和音が完成するのかをいちいち確認しなければなりませんでした。
こういう専門知識を要するゲームなら、早見表くらいは常備してほしいものです。
もっとも、仮に早見表があったとしても、私がこのゲームを気に入ることはないでしょう。なぜなら、粗雑で煩雑で古臭いアクションカードの撃ち合いにまるで魅力を感じないからです。
ピアノの鍵盤を模したケースなど、外見に妙に力が入っていますが、見掛け倒しと言わざるを得ません。
The Singaporean Dream
シンガポールの市民となって、住宅ローン完済やCEO就任など、様々な夢を実現するゲーム。
GameStartのカードゲーム「The Singaporean Dream」。
— Sugoroku Kozo(双六小僧) (@sugoroku_kozo) 2018年10月13日
社長になる、家のローンを完済するなどの夢を誰よりも多く達成するのが目的。
ゲームの根幹は特殊効果の打ち合い。中にはシンガポール国歌を歌うなどの効果もあり。 pic.twitter.com/xpLxhMwdDT
手札からお金カードを自分の前に出し、そのお金で様々な夢を買います。アクションカードを使えば、ゲームを有利に進めたり他プレイヤーを妨害したりできます。
カードの中には「国歌をちゃんと歌えたら夢を獲得、失敗したら没収」「敬礼が一番遅かったプレイヤーから夢を奪う」などといったものがあり、完全にパーティーゲーム志向です。
様々なシンガポールあるあるが詰まったご当地ゲームですが、古臭いシステムであることは否めません。
コスプレ
会場では様々なコスプレが見られました。
GameStartのコスプレ風景。
— Sugoroku Kozo(双六小僧) (@sugoroku_kozo) 2018年10月13日
場所がシンガポールなので、こういう古代中国っぽいコスプレは映えますね。 pic.twitter.com/FJVVN45YNw
電源系インディーズゲーム
電源系インディーズゲームの展示もありました。
GameStartのインディーズゲームのコーナー。
— Sugoroku Kozo(双六小僧) (@sugoroku_kozo) 2018年10月13日
VR、パズル、ノベルゲームなど、様々なジャンルのゲームがありました。 pic.twitter.com/OKo8oaiUta
Wizard Strike
この日最後に遊んだのはこちら。
こちらの掲示の「PARTY」と書かれた紙の下には「Trading」の文字があり、このゲームが当初トレーディングカードゲームとして企画されたことが分かります。
GameStart でWizard Strikeというカードゲームを遊びました。
— Sugoroku Kozo(双六小僧) (@sugoroku_kozo) 2018年10月13日
各プレイヤーはクリーチャーのカード1枚と外れ2枚を場に伏せます。カードを見たり入れ替えたりしながら互いに探り合い、自分と相手の位置が分かったら攻撃します。
アートワークには気合が入っています。アートワーク「には」。 pic.twitter.com/ONwv8qUl8L
大体ツイッターに書いた通りのゲームです。
単純で味気なく、やたらと収束性が悪いゲームです。
お互いの当たりのカードの位置を探り合うのですが、カードの入れ替えを使えば、当たりカードの把握を困難にさせ、延々とゲームを引き延ばすことができます。また、2ポイント先取なのはいいのですが、1ポイント取ったプレイヤーに勝った場合に相手のポイントを奪えるのもいただけません。プレイヤーが交互に勝つと、いつまで経ってもゲームが終わりません。イラストがいいだけに残念です。
購入ゲーム
最後に、GameStartで買ったゲームを報告してこの記事を締めくくりたいと思います。
Catventure Card Game(プロモパック付き)
前回の記事で紹介した猫のバッティングゲーム。
Lawless Empire
正体隠匿系ダイスゲーム。
Debtzilla
C3 AFAで遊んだ協力型ゲーム。
詳しくはこちらの記事を参照。