11/17天岩庵ゲームマーケット2018秋フライング体験会
11月17日、天岩庵にてゲームマーケットの新作動画を収録し、公開いたしました。
で、今回もブログでは実際に遊んだゲームのみを紹介します。
I LOVE YOU
殺人鬼5人が生き残りをかけて戦うゲーム。
キャラクターのライフゲージのそれぞれのマスには、攻撃やリソース獲得などの行動が書かれています。手番になったらライフを好きなだけ減らし、マーカーがたどり着いたマスの行動を行います。
各キャラクターはそれぞれ固有のライフゲージを持ち、取るべき戦術も異なります。
リソースを消費することで、攻撃力の強化や防御、報復などの行動を取れます。それぞれの行動に必要なリソース量もキャラクターごとに異なります。
最後まで生き残った人の勝利です。
自分の取りたい行動のためにどこまでライフを削るかのジレンマは、なかなかしびれます。
各キャラクターのライフゲージはどれも癖が強く、キャラクターを変えると違ったプレイ感を味わえます。この辺りは意図的に尖らせている印象です。おそらくキャラクター間の相性があるので、3人以上で遊んだ方がいいように思います。
世界観もあえて人を選ぶように作ってあります。ボード裏のキャラ設定には、いささか過激な文章が書かれています。対象年齢16歳以上というのは、主にこの世界設定のせいです。
どうやらグノーシス主義を下敷きにしているようで、こんなパンフレットも同梱されています。
この作者はグノーシス主義を広めるためにこのゲームを作ったのではないかとさえ思います。
魔導士のエレコレ
寂しがり屋のエレメントを集めるゲーム。エレメントは偶数枚だと得点、奇数枚だと失点になります。
プレイヤーは、場に並んだ9枚のカードの周りをダイス目に応じて移動し、全員が移動した後で止まった場所の直線上にあるカードを取ります。
取れる枚数は2枚。カードを取る優先権は、止まった場所の魔力値によって決まります。カードを使えば魔力値を一時的に強化できます。
カードはそれぞれダイスの振り直しや他プレイヤーの妨害などの特殊効果を持ち、プレイヤーを助けます。
場のカードが尽きたらゲーム終了。カードの得点を集計して勝者を決めます。
ダイスを使うのでそれなりに運要素がありますが、取ったカードを魔力値の強化に使うか特殊効果を使うかのジレンマはなかなか手応えがあります。ただ、カードテキストがあり、慣れないとそこそこ時間がかかるので、見た目につられて初心者にぶつけると痛い目を見るように思います。
この日遊んだのは結局この2つだけでした。
では、ゲームマーケット開幕直前のブログを終わらせていただきます。