双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

12/24大田非電脳ゲーム倶楽部(後編)

前回に引き続き、12月24日の大田非電脳ゲーム倶楽部の報告です。

 

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知略悪略

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4色のカードを使ったトリックテイキング。

カードは2色までなら得点になりますが、3色目、4色目を2枚以上取ると得点が減ります。

 

毎トリックごとに各プレイヤーが1枚ずつカードを出します。この時、出せるカードは3色までです。

リードプレイヤーと同じ色で最大の数のカードを出したプレイヤーがカードの半分を取り、リードプレイヤーと違う色で最小の数のカードを出したプレイヤーが残りの半分を取ります。

 

全部のカードを出し切るか、誰かがカードを出せなかった時にラウンドが終わります。

1色目の枚数と2色目の枚数を掛け算し、もし3色目・4色目があるならその枚数で割ります。こうして出た数値が得点になります。

 

今回は諸事情により1ラウンドだけプレイ。

手札の赤カードの比率が以上に高く、たいへん苦労しました。

 

1色目、2色目はたくさん欲しいが、3色目以降は極力取りたくない、そんな状況で、常に厳しい判断を求められます。ほんの1ラウンドでも非常に神経を使います。

数寄ゲームズの尽力に、本当に頭が下がります。

 

この後ブラフをやったのですが、特筆すべきことはないので省略。

 

ゲットビット

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ロボットがサメに食われないように泳いで逃げるゲーム。

 

ロボットは縦一列になって泳いでいます。

全員同時に数字カードを出します。他のプレイヤーと同じ数字を出したプレイヤーは動かず、その他のプレイヤーはカードの数字の順に前に進みます。

全部の処理が終わった時に最後尾にいたロボットがサメに手足を食いちぎられます。その後、そのロボットは列の先頭に移動し、それまで出したカードを回収します。カードは、手札が残り1枚になった時も回収できます。

両手足を食われたプレイヤーが負けになります。

 

今回は新しい缶入りのものをプレイ。しかし、わざわざ再販するほどのゲームには思えません。テーマもグロテスクで好みではありません。

 

ツイン・イット!

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カードをめくっていき、同じ絵柄が2枚出たら誰よりも早くそれを取るゲーム。

他プレイヤーがカードを取った後も、さらに同じ絵柄が出たらそのカードを取ることができます。

5セットを獲得したプレイヤーの勝利です。

 

紛らわしい絵柄が多く、非常に混乱させられます。

また、派手な絵が多く、見ていると目がチカチカします。

そして、残酷なほどに実力差が出ます。

ルールは簡単ですが、意外と遊ぶ人を選ぶのではないでしょうか。

 

PASARAYA

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マレーシアのカードゲーム。

デッキ構築でスーパーマーケットを経営します。

 

こちらの動画でも紹介しています。


45秒でカードゲーム「PASARAYA」を語ってみた

 

プレイヤーはそれぞれのデッキを持ち、また銀行にもお金を置いています。

毎ターン手札を引き、手札のお金で商品を仕入れ、従業員を雇います。ドミニオンなどとは違い、使ったお金は場に返します。買った商品や雇った従業員は一旦捨て札に置かれます。

プレイヤーは、銀行のお金を好きなだけ捨て札に移してデッキに加えることができます。

買った商品や雇った従業員は、手札に来たら一旦スーパーマーケットに並べることができます。一度並べたら、次の手番以降に持ち越して使ったり売ったりすることが出来ます。

場に出ている売上予想カードに書かれた商品を揃えて販売すれば、お金を稼げます。

ゲーム終了時のお金と商品価値の合計が最も高いプレイヤーの勝利です。

 

ドミニオンから10年余りが経過し、まだまだデッキ構築には色々な可能性があるものだと感心しました。

戦略というより戦術、ターン毎の細かい調整が物を言うゲームです。

私もまだまだ適正なデッキの枚数などが分かっておらず、不本意な結果に終わってしまったので、もう少し遊んで研究してみたいと思います。

 

最後になりましたが、この日は大田非電脳ゲーム倶楽部の年末の風物詩、「世界の七不思議」大会が行われていたことも追記しておきます。最新拡張「Armada」も投入されていたようですが、私は追い切れません。

 

以上で12月24日の大田非電脳ゲーム倶楽部の報告を終わらせていただきます。