1/19すごろく支隊国昭会
1月19日、中目黒で開催されたすごろくし隊に参加しました。
今回は人数少なめのアットホームな会になりました。
では、今回遊んだゲームの紹介。
10タクル
邪神教団の教徒となって触手を集め、邪神復活の儀式を行うゲーム。
ゲームマーケット で試遊した時の記事はこちら。
あと、45秒紹介動画も作りました。
短時間ゲームながら、ほどよく考えどころがあり、遊んだ後の満足感は高いです。ゲーマーと非ゲーマーの双方を取り込む力を持っているように思います。これがクトゥルフファンにどれだけ浸透するかを見守りたいところです。
ナイアガラ(拡張入り)
滝をカヌーで上り下りしながら宝石を集めるゲーム。
透明タイルをスライドさせて川の流れを表現しているのが大きな魅力です。
今回は、繋留、ビーバー、ヘラジカの拡張を投入。
ゲームを本質から変えるような拡張ではありませんが、ちょっとした味付けとしては悪くありません。
ペッパー
マストフォローのトリックテイキング。
1のカードは常に公開します。トリックで1のカードを取ったプレイヤーは、次以降のトリックでそれを使用できます。
ラウンド終了時に1のカードを持っていると、そのラウンドで取ったカードが失点になります。
1のカードをいつ出して他プレイヤーに押し付けるかが重要になるゲーム。うまく流れをつかめないと、大量失点を食らうことになります。
今回は2ラウンドだけやり、無失点で乗り切りましたが、まだ勝ち筋が見えていません。
宝石の煌き
宝石を集めてカードを集め、得点を稼ぐゲーム。
過去に何度も紹介しているので、そちらの記事もご覧ください。
押しも押されもせぬ定番。
しばらくぶりにプレイしましたが、やはり実力差・経験の差が如実に出るゲームです。
特に私は他プレイヤーの盤面を把握するのが苦手で、それでいいようにやられています。
スコットランドヤード東京
怪盗1人と残り全員の警察が追いかけっこをする「スコットランドヤード」の東京版。
毎ラウンド、怪盗が行き先を秘密裏に決め、その後、警察が移動を行います。怪盗は時々居場所を明かします。
移動手段には電車、バス、タクシーがあり、怪盗は使用した移動手段を警察に教えます。警察は、それぞれの移動手段を使用する際、対応するチケットを使用します。
怪盗は回数限定で使用した移動手段を隠すシークレット移動や連続移動を行うことができます。
24時間以内に怪盗を捕まえれば警察の勝ち、怪盗が逃げ切れば怪盗の勝ちです。
今回は怪盗役が絶妙な動きを見せ、度々包囲網をかいくぐる活躍を見せます。そんな怪盗を時間ギリギリのところで追い詰め逮捕に追い込むという、非常に盛り上がる展開となりました。
妹再生産
自分の前に妹を出して、だれよりも早く規定数の妹を出したプレイヤーが勝つゲーム。
毎ラウンド、手札を捨ててIP(妹ポイント)を発生させ、それを使って手札の妹を場に出します。
場に出した妹の能力を使うことで拡大再生産を行えます。
時々出てくる性転換カードは、引いた瞬間に誰に渡すかを決め、渡されたプレイヤーは自分が出したカードのいずれかにそれを付けます。性転換カードを付けられた妹は弟になり、勝利条件の妹の数に数えられなくなります。逆に、弟カードに性転換を使えば、以後妹として扱えます。
…「ダンゲロス」の両性院男女かな?
ゲームシステムは、無駄を削ぎ落として拡大再生産の爽快感を追求しています。ただ、ちょっとインタラクションが弱すぎる気がします。
このゲーム最大の特徴は、やはり大量の妹が次々誕生する頭のおかしい世界観でしょうか。次々と妹が妹が登場するさまは、まるで「天龍八部」の段誉。
…って言って分かる人がどれだけいるのでしょうか?
ハコオンナ
ハコオンナ1人対探索者の対戦ゲーム。探索者は脱出、討伐、成仏のいずれかの勝利条件を、ハコオンナは探索者の殲滅を目指します。
過去の紹介記事はこちら。
今回使ったのは第4版。以前の版に比べ、タイルが大きくなるなどの変化があります。
今回はハコオンナ役のプレイヤーの絶妙なコントロールの甲斐あって、たいへん緊迫したゲームになりました。
ハコオンナ側は、ただ勝てばいいと言うものではないあたり、TRPGのゲームマスターに通じるものがあります。私は最近ハコオンナ側で遊んでいないので、次にハコオンナをやる時は、そのあたりをちゃんと意識してやりたいと思います。
ワンナイト人狼
わずか1日の議論で狼を探し出し、多数決で探し出すゲーム。
過去に遊んだ時の記録はこちら(ただしアプリ版)。
議論も人の嘘を見抜くのも苦手な私は、この手のゲームでは翻弄されてばかりです。今回もなかなか議論の流れに乗れずに苦労しました。
以上で1月19日のすごろく支隊の報告を終わらせていただきます。