双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

3/9ゲームマーケット大阪前日ゲーム会

3月9日、大阪のGUILDにて開催されたゲームマーケット大阪ゲーム会に参加して来ました。

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テトラコンボクワトロ

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正方形のタイルを動かし、正方形4つのテトラミノを作って得点するゲーム。

ゲームマーケット2018秋の作品。「テトラコンボ」に4人用ルールを加えたリメイク。

 

自分の手番になったら、自分の色の正方形タイルを動かし、タイルもしくは白、黒の空いた場所で正方形4つのテトラミノを作れば得点です。作った図形に応じて得点トラック上のキューブを進めます。

テトラミノを作れたら、手番を継続し、自分の別のタイルを動かせます。タイルを4つとも動かして、なお自分が最下位ならば、もう1度手番を行います。

 

誰かの得点キューブが規定の場所まで到達したら、全員が1回ずつ手番を行なってゲーム終了です。得点キューブが最も遠くまで行ったプレイヤーの勝利です。

 

パズル風のゲームですが、思ったよりとっつきやすい印象です。

4人プレイだと先手番が有利そうに見えますが、どうなのでしょうか?

 

イロトカタチ

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様々な色のカードを並べてお題を表現し、他プレイヤーに伝えるゲーム。

今回のゲームマーケット2019大阪では参考出品のみ。

 

出題プレイヤーは、色のカードを10枚受け取り、それを並べたり、動かしたりしてお題を表現します。

他プレイヤーが当てられなかったら、別のプレイヤーがお題を引き継ぎ、使えるカードを追加してヒントを出します。

お題を当てたら、当てたプレイヤーと出題者が得点を獲得します。

 

同時期に偶然「天才画家ボン」という見た目がよく似たゲームが登場してしまった、不運な作品。

両者の類似点と相違点については、ペンとサイコロさんが分かりやすくまとめています。

roy.hatenablog.com

 

お題の伝え方に発想力が求められる、なかなか楽しめるパーティーゲームです。

 

ワードミノ

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文字が2つ書かれたドミノ風のタイルを並べて言葉を作るゲーム。

以前試作版が配布されていましたが、ついに製品版が完成し、ゲームマーケット2019大阪に登場しました。

 

手番になったら場に自分のタイルをつなげ、3文字以上の言葉を作ります。制限時間は1分。長い単語を作るほど得点です。2つ以上の言葉を作った場合、レベル2のタイルで言葉を作った場合に追加のボーナスが入ります。

 

誰かが20点に達したら、スタートプレイヤーの手前のプレイヤーまで手番を行い、得点の高いプレイヤーの勝利です。

7文字以上の言葉を作ったら、その場でそのプレイヤーの勝利です。

 

拡張ルールとして、特定ジャンルの言葉を最初に作ったプレイヤーが得点を得られるルールがあります。今回はこれを採用。

 

試作版の頃から丁寧にバランス調整をした跡がうかがえ、ちょうど良い難易度に仕上がっていました。他プレイヤーが有利になりすぎないようにということも考えねばならず、非常に頭を使います。完成度の高いワードゲームに仕上がっています。

 

クーペレーション

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カードを並べてシャンパンタワーを作る協力ゲーム。ゲームマーケット2018年秋の作品。

 

カードを出す時は、一番下の段は昇順で並べねばならず、それ以外の段のカードは、下の2枚のカードの数字の間の数字でなければなりません。

カードは手札から出す以外に、特定の条件を満たしてリザーブから出すこともできます。すでに出しているカードとリザーブを入れ替えることもできます。

また、カードは裏向きで出すこともできますが、ゲーム終了時には表にしていなければなりません。

 

一番上に25のカードを出してシャンパンタワーを完成させれば全員の勝利です。

 

カードの扱いに癖があり、若干とっつきにくさはありますが、なかなか歯ごたえのある協力ゲームです。

 

振り返ってみると、あまり多くのゲームを遊べませんでしたが、十分楽しめました。

 

以上で3月9日のゲームマーケット大阪前日ゲーム会の報告を終わらせていただきます。