4/20ぺたサラ会。
4月20日、蒲田のボードゲームカフェ&バー、アイファーで行われたぺたサラ会。に参加して来ました。
2018年10月に営業を開始したこのお店、私にとっては初の訪問となります。
店内はこんな感じ。
酒の棚にしれっと混じった「酒魅人」が異彩を放っています。
コンピュータゲームも設置されています。
では、この日遊んだゲーム。
コロレット
カメレオンを集めるゲーム。
手番になったらカードを列に置くか、いずれかの列に置いたカード全てを取るかします。
3色目までは得点、4色目以降は減点になります。
新版では金色のカードが加わります。これを取ったら、山札から1枚引いてカメレオンを獲得します。
単純ながら悩ましい名作。久しぶりに遊びましたが、やはりいいものです。
ゲスクラブ
各プレイヤーがお題に該当する言葉を6つ書き、他プレイヤーと合致するかどうかを楽しむゲーム。
お題の言葉を書いた後、プレイヤーは手札を出すか賭けをするかのいずれかを行います。
手札を出した時、他プレイヤーが同じものを書いていれば、そのプレイヤーは手札を捨て、手札を出したプレイヤーは中央のボウルからコインを取ります。誰も同じものを書いていなければ、手持ちのコインをボウルに入れます。
賭けとは、他プレイヤーと手札が合致した回数の予想です。コインをボウルに支払い、チップを配置します。
誰かの手札がなくなったらラウンド終了です。手札が残っているプレイヤーはコインをボウルに支払い、賭けで合致回数を当てたプレイヤーがボウルのコインを受け取ります。
3ラウンド行い、もっともコインの多いプレイヤーの勝利です。
最初、ルールを把握するのに苦労しましたが、ルールが分かってくると、他プレイヤーの考えや展開を予想するのが楽しくなります。他プレイヤーが書いているものを書きたいが、できればその人数は少ないほうがいい、というジレンマがあります。
センチュリー:イースタンワンダーズ
センチュリーシリーズ第2弾。
船で島を回りながらスパイスの交易を行い、港で勝利点チップを獲得するゲーム。
手番になったら、まず船を1マス以上動かします。船の移動力を超えて動かす場合は、通過する島にスパイスを置く必要があります。島に置かれたスパイスは、次にその島に止まったプレイヤーが回収します。また、他プレイヤーの船がいるところに移動する場合は、そのプレイヤーにスパイスを支払います。
船を動かした先でアクションを行います。行えるのは、収穫、交易、勝利点チップの獲得のいずれかです。
収穫では、黄色のスパイスを2個受け取ります。
交易では、島で指定されたスパイスの交換を行います。交換を行うには、交易所を立てる必要があります。1つの島に建てられる交易所には限りがあり、他プレイヤーの交易所があるところに建てるには、スパイスを支払う必要があります。
交易所を建てると点数がもらえる他、4種類の交易所を1つずつ建てるごとに、様々な効果を持つボーナスタイルを得られます。
勝利点チップを獲得するには、港で勝利点チップに描かれたスパイスを支払う必要があります。
誰かが勝利点チップを4枚獲得したら、最終手番プレイヤーが手番を行いゲーム終了です。得点の高いプレイヤーが勝利します。
「センチュリー:スパイスロード」に比べると、考えるところ、見なければならないところが増え、ゲーム慣れした人向けに仕上がっています。
盤面を見て効率的な交換ルートを見つけ、交易所を建てていくのが大事なのですが、ちゃんと勝利点チップを取ることも忘れてはいけません。
なかなか楽しめました。
このあたりで「闇鍋カタン」(土地タイルを裏返したまま初期配置をする変則ルールのカタン)をやったのですが、写真を撮り忘れたので、紹介は省略。
ドメモ
自分以外のプレイヤーの手札を見て、自分の手札を当てていくゲーム。
過去に遊んだ時の記事はこちら。
最近の複雑なゲームに慣れた人には物足りない気もしますが、それでも確率の低いところを当てた時の爽快感はいいものです。
ブラフ
全員の出目の中に特定の目が何個あるかを予想し、数値をつり上げていくゲーム。
過去に遊んだ時の記事はこちら。
今回はボードゲーム初心者を交えて遊びましたが、こういう場面では、このゲームの取っ付きやすさが生きてきます。
カスタムヒーローズ
先に手札を全て使い切るゴーアウト系のゲーム。スリーブに入ったカードに、一部に印刷がされている透明シートを重ねてカードの能力を変えるのが特徴です。
カードを出す時は、1枚もしくは同じ数字のカードを複数枚で出します。前のプレイヤーと同じ枚数で、数字が同じかより大きい数字のものを出さなければなりません。
出せない、もしくは出したくない時はパスをします。
前のプレイヤーと同じ数字を出した場合は、次のプレイヤーの出番が飛ばされます。
自分以外の全員がパスして次の自分の手番になったら、次のリードプレイヤーになってカードを出します。
手札を出す時、カードに透明シートを重ね、カードの数字を変えたり、カードに特殊能力を持たせたりできます。シートによっては、エネルギーのコストが必要な場合もあります。
透明シートを重ねたカードは、そのまま次のラウンドで他のカードと一緒にランダムで配られます。
手札を使い切った順にラウンドの順位が決まり、上位プレイヤーが多くの勝利点をもらいます。ここでエネルギーと透明シートの補充がありますが、下位プレイヤーの方が多く補充できます。
勝利点が一定数を超えた状態で1位でラウンドを終えたプレイヤーの勝利です。
当初の想像よりあっさりしたゲーム。
透明シートを出し惜しみしていると、いつの間にかゲームが終わっていたりします。
凝ったギミックとあっさりしたシステムがやや噛み合っていないように見えます。また、ゲームを遊ぶにつれてカードが変化していくことが、ゲームの展開にさほど大きな影響を与えていないように感じられ、もったいなく感じます。
この後、ゲスクラブをもう一度遊んだところで会が終了しました。
以上で4月20日のペタさら会の報告を終わらせていただきます。