5/5フォアシュピール(前編)
5月5日、ゲームマーケット2019春の新作を体験するイベント、フォアシュピールに参加しました。
多くのゲームを体験してきたので、2回に分けて紹介します。
第2回チキチキ干支大レース
十二支の動物がレースをするゲーム。
カードを出し、他プレイヤーとかぶらなければ順位を操作できる、いわゆるバッティングゲームです。
何が売りなのか、何を売りにしたいのかが全く見えて来ませんでした。
ぎゅうぎゅうゴースト
色のついた紙コップのお化けを積み上げるゲーム。
手番になったら、コップを好きな数補充し、その後1個を配置します。1段目は、ひもでできた輪の中に置きます。2段目より上は、同じ色のものを最低1個含むコップの上に置きます。
コップを崩したら、崩した分を引き取ります。
補充のコップの山が一定数無くなったら、その手番でゲーム終了です。手元に残ったコップの減点が最も少ないプレイヤーの勝利です。
バランスゲームとしてよくまとまっています。中盤で崩しても、終盤が長引けば逆転のチャンスがあります。
ゲーマー同士が遊ぶと意地悪な置き方になるのもいい感じです。
○剣伝説
掛け声、剣身、柄の3枚を揃え、出来た剣の得点を競うゲーム。
基本は運ゲーで、どういう組み合わせの剣ができても大して面白く感じられない、ちょっと楽しみ方が分からないゲームです。
一攫千菌
きのこのカードを取る神経衰弱。
きのこの知識が増える以外は、ただの神経衰弱です。
ツギハギ探偵団
犯人、被害者、動機、凶器の4枚のカードが入れ替わっていく中、犯罪のストーリーを作り上げるゲーム。
2016年の作品のリメイク。
場に犯人、被害者、動機、凶器のカードがあります。
手番になったら、手札から1枚出していずれかを上書きし、それに合ったストーリーを述べていきます。
最後の1枚を出す時は、最初に配られたお題をストーリーに組み込む必要があります。これが事件の真相となります。
最後にゲームを振り返って投票を行い、最も巧みな真相を述べたプレイヤーがホームズ賞、上書きが面白かったプレイヤーがワトソン賞を獲得します。
プレイヤーの素養が求められる物語作成ゲーム。日頃から小説に馴染んでいないと厳しいのではないでしょうか。
なお、今回はミニ拡張も同時に発売されます。ミニ拡張は、裏社会の人間など、癖の強いカードが多い印象です。
四漢三推
漢字を4つに分解し、そのうち3つを見て漢字を当てるゲーム。
漢字に強い人と弱い人の差が露骨に出そうなゲーム。プレイヤーを適度に悩ませる問題を作るのは結構難しそうな印象です。
ナルハヤのつるぎ
6枚のカードを組み合わせ、指定された剣を誰よりも早く作るゲーム。
カードには裏表があり、半分を他のカードで覆い隠すことができます。
カードを半分隠すというのがうまく効いている、そつなくまとまったパズルゲームです。
続きは後編で。