6/1すごろくし隊
6月1日、中目黒のすごろくし隊に参加してきました。
ダンジョン&ダンゲロス
架神恭介の「ダンゲロス」世界を舞台にしたダンジョン探索協力ゲーム。
ブラウザアプリを使ってシナリオを管理します。
プレイヤーはそれぞれ探索者を担当します。探索者には特殊能力を持った仲間が付きます。仲間は探索者がダメージを受けた時に捨て札になります。
毎ラウンド、各プレイヤーがアクションポイントを使って移動や探索などを行います。
戦闘では、ダイスの出目に応じて敵にダメージを与えます。ラウンド終了時に敵が残っていれば、プレイヤーにダメージを与えます。
凶悪な罠やモンスターといった危機をキャラクター能力の組み合わせで打破する、刺激的なダンジョン探索が楽しめます。シナリオも多数あり、かつ今後も追加予定なので、飽きずに遊べそうです。
なお、「ダンゲロス」なので、エロとバイオレンスがきつい点には注意が必要です。
ナルハヤのつるぎ
カードを組み合わせ、素早く注文の通りの剣を作るゲーム。カードの半分を別のカードでおおうことができます。
過去に遊んだ時の記事はこちら。
リアルタイムゲームとして丁度良い難易度に仕上がっています。
シープマッチ
羊のイラストが描かれたカードを出し、組み合わせでお話を作るゲーム。
各プレイヤーにチームカードを配ります。このカードは誰も見ることができません。
手番になったら隣のプレイヤーからカードを1枚取り、自分の手札と組み合わせてイラストにあったお話を作ります。その話を半数以上のプレイヤーが認めたら、それらのカードを手放せます。
チームの全員が手札を無くしたら勝利です。
良くも悪くも曖昧な作り。判定をあまり厳密にやろうとすると息苦しくなりそうです。あくまで緩く遊ぶカジュアルゲームです。
くだものがたり
めくった果物カードを自分のシートに書き込む紙ペンゲーム。
前半は、カードをめくり、その果物を果樹園に書き込みます。出たカードを見たら、その果物を植えるか蜂蜜を集めるかを一斉に選択します。
蜂蜜を選んだ人は、果物を植えることを選んだプレイヤーの人数に応じて得点を得ます。果物を書き込む時は、隣に同じ種類もしくは同じ数字の果物があれば得点になります。
後半は、果物を出荷します。前半登場した果物のいずれかが1枚ずつ出るので、それを書き込んでいたプレイヤーは出荷し、得点を得られます。
果物を植えるか蜂蜜かの選択があることで、紙ペンゲームにありがちなソロプレイ感が緩和されています。果物を描いていく作業も楽しいです。
コンプレット
数字タイルを昇順に並べていくゲーム。
過去に遊んだ時の記事はこちら。
今回は追加ルールの6人プレイで遊びました。プレイ感が大きく変わることはありませんでした。
たった今考えたプロポーズの言葉を君に送るよ(拡張2種入り)
言葉カードを組み合わせてプロポーズの言葉を作るゲーム。
基本セットを遊んだ時の記事はこちら。
新拡張はラバーズピンクとストーカーブラック。ラバーズピンクには甘々な言葉が、ストーカーブラックにはぞっとするような言葉が多数入っています。特にストーカーブラックの破壊力がひどいです。
ヤマタノオロチ
ヤマタノオロチに悩まされる村人となり、娘を生贄に捧げたり、英雄をヤマタノオロチと戦わせるか投票したりします。
まず、白羽の矢を持ったプレイヤーが手札から娘カードを出します。その後、各プレイヤーに順番に英雄を出すか尋ねていき、誰かが英雄を出したら、トウバツかイケニエかの投票を行います。投票は、村人カードを出して行います。
この投票で少数派となったプレイヤーは、村人カードを1枚失います。多数派となったら、出した村人カードを得点にできます。
トウバツを行う場合、オロチカードを2枚めくり、数値の合計を英雄の数値と比べます。英雄が勝ったら、英雄を出したプレイヤーと、最も強い村人カードでトウバツに投票したプレイヤーがオロチカードを獲得します。また、トウバツ側で最弱の村人を出していたプレイヤーは、手札の娘を得点化できます。英雄が負けたら、村が滅びます。
初めてだと何をやったらいいのか分かりにくいです。
ムラ社会の同調圧力を再現するのが狙いだというのは分かるのですが、個人的には苦手な世界観です。
プレイヤー間で陰険な交渉が発生するようになってくると違った味わいがあるのでしょうが、これを楽しめるかどうかは人を選ぶように思います。
フォトムズ
ボードゲームグランプリ受賞作。
家と様々な動物が描かれた衝立を多数立てて行き、それぞれのプレイヤーが、指定された動物が写るように、スマホなどで写真を撮る協力ゲーム。
プレイヤーは順番に衝立を引き、全員で相談して衝立を並べます。指定された動物が映るように、かつモグラや禁止された動物が写らないようにしなければなりません。
全ての衝立を並べたら、各プレイヤーは写真を撮影し、禁止された動物を撮らずに指定された動物を全て撮れれば全員の勝利です。
プレイヤーごとの視点の違いをどう伝え合うかがゲームの核心になります。
この独特のプレイ感に唸らされました。
以上で6月1日のすごろくし隊の報告を終わらせていただきます。