双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

7/27放課後ぼーどげーむ会

7月27日、放課後ぼーどげーむ会に参加してきました。

f:id:sugo6kozo:20190727211333j:plain

この会は、珠洲ノらめるさん達が主催するゲーム会です。

 

 

セットダイス

f:id:sugo6kozo:20190727212048j:plain

ダイスに描かれたシンボルで3つ1組のセットを作るゲーム。

 

カード版のセットではシンボルに色、形、個数、塗り方の4種類の属性がありますが、ダイス版では塗り方の属性がありません。

この色、形、個数のそれぞれについて、全てが同じか全て異なる3つでセットを作ります。また、セットダイスにはワイルドの目があり、好きなシンボルとして使用できます。

 

セットダイスには3つのルールがあり、この日はそのうちの2つを遊びました。

1つはダイスを全部出し、全員一斉にセットを作っていくもの、もう一つは手番順にボードにダイスを置いてセットを作っていくものでした。

 

カード版よりはゆるく楽しめる印象です。

 

スピーディサンデー

f:id:sugo6kozo:20190727213831j:plain

カードを1枚ずつめくっていき、同じカードが出たら中央のカップにボールを投げ入れるゲーム。

 

スピード勝負のゲーム。

カップの形状が素敵です。

 

ナンバーナイン

f:id:sugo6kozo:20190727215425j:plain

 全員が同じ順番で0から9のタイルを配置し、積み上げるゲーム。

 

過去に遊んだ時のゲームはこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回は2セットを使い、7人同時で遊びました。

0が出るのが遅かったため、得点は少なめでした。

 

泰山

f:id:sugo6kozo:20190727220230j:plain

小僧ゲームズで7月29日より発売の静言思桌游の新作。

 

プレイヤーは2年間に渡って泰山の領土を統治し、名声を高めます。

 

プレイヤーは下のような個人ボードから政令タイルを取り、行動を実行します。

f:id:sugo6kozo:20190727221430j:plain

別の政令タイルで覆われていないタイルを選んで政策を実行します。一番上の層のタイルなら1つの政策を実行、2番目の層なら2つの政策から1つを選んで実行、一番下の層なら2つの政策を実行します。使ったタイルの番号が小さいほど、この後の手番が先になります。政策を実行する代わりに最大2枚のタイルを取り除く整頓という行動もあります。

 

政策は以下の通り。

開拓…泰山に開拓地を作る

農地開墾…開拓地を農地に変える

街の建設…開拓地を街に変える

建築計画…建築タイルを購入する

人材の募集と育成…人材カードを獲得またはレベルアップする

醸造…食料を酒に変える

慶典…酒と食料を支払い、名声を獲得する

祭天…山頂に開拓を行った後のみ可能。酒と食料を支払い、名声を獲得する

 

政策を実行した後は、タイルの番号に応じて手番順を変更し、イベントを発動します。

手番順にイベントタイルを選び、報酬を獲得します。

 

2ラウンドごとに季節の決算が行われます。人材や建築による報酬、領地からの収入を計算した後、泰山八讃試練ボーナスを計算します。ゲーム開始時にそれぞれの決算に指定された条件を満たしていれば名声を得られます。

 

これを2年間、すなわち行動16ラウンド、決算8回の後に得点を計算します。人材のボーナス名声を加算し、名声が最も高いプレイヤーの勝利です。

 

政令タイル山のどこから崩すかが重要です。この時、他プレイヤーとの手番争いと、それによるイベント報酬の差は、地味ながらじわじわ効いてきますので、自分の手元だけ見ていればいいわけではありません。非常に頭を使います。

泰山八讃試練タイルの順番や取った人材カードによって取るべき戦略が変わってきますので、何度も繰り返し遊べる作品だと思います。

 

なお、「泰山」は、これまでの静言思桌游作品とはデザイナーが違い、台湾の獨孤威氏がデザインを手がけています。その作風の違いは、ぜひお手にとって確かめていただきたいと思います。

 

以上で小僧ゲームズ店長のポジショントークを終わらせていただきます。

 

ドデリド

f:id:sugo6kozo:20190728104057j:plain

 

カードをめくって場の3ヶ所に置いていき、条件に合った言葉を素早く言っていくゲーム。

 

カードには動物の種類と色の2つの属性があります。3枚のカードの中で最も多い属性を宣言するのが基本です。(例:ピンクフラミンゴ、緑シマウマ、青フラミンゴなら「フラミンゴ」)

カードの中に亀があれば、言葉の前に「オー」を付けます。

最多の属性がなければ「なし」と宣言します。

最多属性が動物の種類と色の2つあれば、「ドデリド」と宣言します。

失敗したら、それまで出たカードを引き取り、それが失点になります。

ワニが出たら、全員でそのワニを叩きます。最も遅いプレイヤーが失点します。

 

この手のゲームは、「素早く」の加減が難しく、どこまで遅れたらミスにするかの判定が曖昧になりがちです。この辺りをクリアするいい方法はないものでしょうか。

 

 

以上で7月27日の放課後ボードゲーム 会の報告を終わらせていただきます。