10/12GameStart Asia
10月12日、昨年に引き続きシンガポールのGame Start Asiaに参加して来ました。
昨年の記事はこちら。
今回はテーブルゲーム関連の展示が去年より地味で、出展作品が減りミニチュアゲームのコーナーも無くなっていました。
そんな中で目に付いたのはThrow Throw Burritoのブース。
このようにアクリル板で囲われた部屋で安心してブリトーを投げ合えるという趣向です。
去年もあったCatventureは、拡張が登場し関連グッズも増えました。
シンガポールのOrigameとタイのBoard Game Academyの合同ブース。
Moaideasなど台湾からの出展もありました。
日本からはSaashi & Saashiが出展。
あと日本関連はこんな感じかな?
今年もありましたD&Dのコーナー。
The CastleはSun ClanとMoon Clanどちらかを選び、4人1組で挑戦する謎解きゲーム。
キャピタルゲインスタジオの新作「Kaiju Exchange」を試遊して来ました。
Kaiju Exchange
4種類の資源を生産し、他プレイヤーと取引しながら需要を満たしていくゲーム。
手番になったら生産能力に応じて費用を払い、資源を生産します。
その後、プレイヤーは資源を払って手札もしくは場札の需要カードを満たすことができます。需要を満たすとお金がもらえます。資源が不足する場合は、他プレイヤーと取引を行って資源を集めることができます。
1手番に3枚の需要を満たせば勝利点がもらえます。勝利点をもらう方法には、他に現金を集めることや各プレイヤーの秘密の需要などがあります。
資源は公共部門に寄付することもできます。資源を寄付すれば、公共部門の在庫に応じてお金がもらえるほか、後でお金を払って公共から資源を受け取る権利を得られます。
手札の需要カードは手番終了時に入れ替えます。場札は全て無くなった時に補充します。
全プレイヤーが手番を終えた時、4面体ダイスを振って対応する目の資源を公共部門に追加し、公共部門の資源で満たせる場札の需要を満たしていきます。公共部門が需要を満たした回数が一定数を超えた場合、寄付を繰り返してロケットカードを手に入れていたプレイヤーがゲームに勝利します。
最初に勝利点6を手に入れたプレイヤーがゲームに勝利します。
一言で言うと、むき出しの交渉ゲーム。交渉できっちり需要を満たしてお金を得ていかないと、すぐに資金が足りなくなります。
交渉ゲームとしてはいささかひねりに欠ける気はしますが、キャピタルゲインスタジオの作品は教育ツールなので、これを通して通商・貿易の意義を考えることは有益だと思います。
最後に、テーブルゲームとは関係ないイベントの写真を公開し、記事を締め括らせていただきます。
同人グッズ。
イラスト販売。
格闘ゲーム大会。
書籍。
レトロゲーム販売。
レトロゲーム筐体。
インディーズゲームのコーナー。
このGameStart Asia、この名前での開催は今回が最後で、来年からはasia gamesconというイベントが開催されるようです。
以上で10月12日のGameStart Asiaの報告を終わらせていただきます。