双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

2/22大田非電脳ゲーム倶楽部

2月22日、大田非電脳ゲーム倶楽部に参加して来ました。

 

この日遊んだのは1ゲームだけ。

 

カキ・リマ

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マレーシアから取り寄せたゲーム。

カキ・リマとはペナン島ジョージタウンにある、屋根付きの歩行者用通路のことです。

プレイヤーはここの住人となり、様々な施設をめぐって任務を達成したり、他プレイヤーと待ち合わせをしたり、通路を塞ぐ障害物を取り除いたりして勝利点を稼ぐゲームです。

 

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手番になったら移動カードを使用し、カードを並べて作った街の上で自分の駒を移動させます。移動する際には、双方の同意があれば他のプレイヤーと一緒に移動することができます。

 

街にはいくつかの待ち合わせ場所があり、そこに2人のプレイヤーが到着すれば、その2人のプレイヤーが得点を獲得できます。

 

各プレイヤーは達成すべき任務5つが書かれたどこへ?カードを持ち、それで指定された場所に到達したり、指定した場所で他プレイヤーと出会ったりすれば任務達成となります。

 

また、場には行こう!カードがあり、指定された場所すべてを訪ねる、あるいは一定人数の他プレイヤーと出会うという条件を最初に満たしたプレイヤーがそのカードを獲得できます。

 

プレイヤーは開放トークンを使って街の障害物を取り除くことができます。通常は縦横につながっているマスのみを開放できますが、他のプレイヤーと協力すれば、好きなところの障害物を取り除けます。協力して開放する場合は、開放トークンを支払わなかったプレイヤーは支払ったプレイヤーに移動カード1枚を渡します。

 

いずれかのプレイヤーが5つの任務を達成したら、全プレイヤーが1回ずつ手番を行なってゲームを終了します。

待ち合わせ場所の得点、どこへ?カードの任務の得点、獲得した行こう!カードの得点、街の障害物を取り除いた回数による得点を集計し、勝敗を決めます。

 

 

小僧ゲームズの新商品候補として取り寄せたゲーム。しかし、遊んでみた結果、小僧ゲームズで扱うのは厳しいという結論に至りました。

 

他プレイヤーとの協力要素があるので、下位プレイヤーが協力して上位プレイヤーを追うことを想定しているはずなのですが、4人プレイ程度だと、協力したい時に近くに相手がおらず、協力がうまく行かないことがしばしば発生します。かと言って人数を6人や8人(このゲームは8人まで同時に遊べます)にすると、ダウンタイムが長くなりそうです。

また、どこへ?カードの任務の難易度がカードによって違う点も引っかかります。今回のプレイでは、難易度の低いカードを引き当てたプレイヤーがあっさり先行逃げ切りを決めました。

テーマの面でも、多くの日本人はペナン島の事を知らず、ゲームに登場する施設の名前に馴染みにくい点が問題になります。

 

以上の理由から、小僧ゲームでの取り扱いは見合わせます。

 

 

この日は事情により、「カキ・リマ」を1ゲームだけ遊んで撤収しました。

 

以上で2月22日の大田非電脳ゲーム倶楽部の報告を終わらせていただきます。