双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

「ストリームス」が「ビンゴ」に負けた話

先日のぶうねん会で、ちょっと考えさせられる話を聞いたので紹介します。

 

要約すると、こんな感じです。

 

「先日、職場のレクリエーション会でちょっとした景品の出るゲームをやる事になった。

例年だと「ビンゴ」をやるのだが、「ビンゴ」では物足りないので、「ストリームス」をやることを提案した。

とりあえず同僚に「ストリームス」をやらせてみたが、評判が悪く、「ビンゴ」の方がいいと言われ、結局「ビンゴ」をやる事になった。」

 

私のような、それなりに経験を積んだボードゲーマーからすると、意思決定の機会がない「ビンゴ」のどこがいいの?と思うのですが、その感覚は決して世間の当たり前ではないようです。

 

おそらく、非ボードゲーマーの側には、余暇の時まで意思決定で消耗したくないと言う思いがあるのでしょう。そういう人々が一定数いるからこそ「ビンゴ」や「人生ゲーム」のようなものが今でもそれなりに売れるのでしょう。

 

では、この種のボードゲーマーと非ボードゲーマーの認識のズレに対して、我々はどう向き合うべきなのか。

 

少なくとも、非ボードゲーマーを改宗させようという、上から目線のアプローチは上手くいかないようです。私の場合、このアプローチで彼女をボードゲーマーにしようとして失敗しました。

 

結局のところ、世間の非ボードゲーマーの反応の鈍さに内心で苛立ったとしても、我々に出来るのは、ただ楽しそうに遊んでいるところを見せて、あとは待つだけなのだと思います。このブログも、もう少し楽しそうに遊んでいる雰囲気が伝わるよう工夫した方がいいのかも知れません。