3/3トークメーカーボードゲーム部
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トークメーカーボードゲーム部とは
作家にして「ダンゲロス・ボードゲーム」の作者である架神恭介さんと、小説投稿ウェブサイトのトークメーカーが主催するボードゲーム会です。
会場は九段下のりそな九段ビル5階KSフロア、ナレッジソサエティ内イベントスペースを使用しています。
この会はボードゲーム創作者寄りの会を目指しており、新作ゲームのテストプレイや、デザイナー間の意見交換が積極的に行われています。この日はカナイ製作所のカナイセイジさんや、RAMCLEARのツムキキョウさんらの姿を見かけました。
まだ見ぬ新作ゲームにいち早く触れたいと考えていた私ですが、海外TVドラマ原作の珍しいゲームに目移りし、そちらを遊びました。その名は「Sons of Anarchy」。
Sons of Anarchy
裏社会を生きるバイカーギャング達の抗争を描いたアメリカのTVドラマ「Sons of Anarchy」のボードゲーム。
ゲームは6ラウンド。構成員コマを様々な場所に配置し、そこで怪しげな商売をしてお金、銃、怪しげなカバンなどのリソースを獲得するワーカープレイスメントゲームです。お金を稼ぐのが目的です。
ラウンド開始時、正規メンバーの数に応じてアクション数が決まります。
次いで、イベントカードをめくり、効果を適用します。また、1〜3ラウンド開始時は新たな場所が公開されます。
その後、各プレイヤーは順番に1つずつアクションを実行し、これをアクション数を使い果たすまで繰り返します。アクションには、構成員の移動、商売、襲撃、人員補充などがあります。
自分以外の構成員が同じ場所にいると商売が出来ないので、他プレイヤーのコマを襲撃して追い出します。構成員の戦力と使用した銃の戦力を合計し、それに振ったダイスの目を加えた数がその襲撃での戦力になります。戦力の高いプレイヤーがその場所に残り、商売を実行できます。それ以外のコマは各プレイヤーの手元に戻ります。ただし、ここで銃撃を受けたコマは病院送りになり、運が悪いとラウンド終了時に死亡します。
一部の場所で商売をした場合や、襲撃時に銃を使用した場合、警察に警戒され、ラウンド最後の闇市で売れる商品が減ったり、構成員が逮捕されたりします。
ラウンド最後に闇市を行い、カバンをお金に換金します。
6ラウンド終了時に最もお金を持っていたプレイヤーの勝利です。
元のTVドラマは全く知らないのですが、ギャングっぽい世界観が上手く表現出来ているように思います。プレイヤー間の殴り合いと外交戦が物を言うゲームですが、そこが気にならなければ大いに楽しめます。
余談ですが、このゲームを持ち込んだ方は、上の写真のようなファンブックも見せてくれました。
ダンゲロスボードゲーム(短縮ルールプレイテスト)
「Sons of Anarchy」の後は、ダンゲロスボードゲームの短縮ルールのテストプレイに参加しました。
この短縮ルールの詳細については公式発表まで伏せますが、探索パートで戦力差が付いても決戦では強いプレイヤーが狙われる形でバランスが取れてしまうという、ダンゲロスボードゲームらしさはそのままでした。
以上で3月3日のトークメーカーボードゲーム部の報告を終わらせていただきます。