双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

5/19JAGA

5月19日、目黒のJAGAに参加して来ました。

この日は伝統ゲーム「投扇興」大会が開催されていましたが、私は参加しませんでした。

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ウミガメの島

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ダイスを振って亀を動かし、島を周回し、産卵地点で卵を産むゲーム。

 

手番になったら、プレイヤーはダイスを振ります。最初に1個振り、出目を見た上で追加のダイスを振るかどうか決め、最大3個まで振ります。
出目の合計が7以下なら、出目×振った個数の分だけ進めます。出目が8以上になったら、コマをスタート地点に戻します。

 

他プレイヤーの亀と同じマスに着いたら、その亀の上に乗ります。上に乗った亀は、下の亀と同時に動きます。ダイスの振り足しは、上に乗ったプレイヤーが決めます。

産卵地点に到達したら、卵カードを獲得します。重なった亀が産卵地点に到達した場合、上に乗った亀がカードを取ります。

 

卵カードが尽き、最後に残った7点の卵を誰かが獲得したらゲーム終了です。卵の得点が最も高いプレイヤーの勝利です。

 

「冷たい料理の熱い戦い」のリメイク。

手軽ながらスリリングな展開が味わえる名作です。ダイスを振り足すか否かの単純な選択でこれだけの深い味わいを出しているのは素晴らしいです。
ただ、アートワークはリメイク前の方が好みです。どうでもいい魚の骨などを摑まされるフレーバー上のガッカリ感が、「ウミガメの島」には欠けているように思います。

 

グラバー

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幕末の長崎の商人となって他プレイヤーとの交渉を重ね、集めた交易品を使ってグラバーと取引して信任を得るゲーム。

 

ラウンド開始時、協力者カードを公開し、ラウンド終了までその効果を適用します。

各プレイヤーは施設から交易品を生産します。プレイヤーによって交易品の色は異なり、交渉で種類を揃えることでグラバーとより大きな取引が出来ます。

 

次に、スタートプレイヤーから順番に他プレイヤーに取引を持ちかけます。

手番プレイヤーは3枚の交渉カードを引き、1枚を選んで使用します。その後、交換したい交易品を提示します。それを受けて、他プレイヤーは交換したい交易品コマを提示します。

その後、手番プレイヤーが交渉するプレイヤーを選び、交渉相手のプレイヤーは手番プレイヤーの色の交易品を獲得します。続いて、手番プレイヤーは交渉カードを公開し、その効果を適用した上で交換を行います。交渉カードは、グラバーの信頼度と渡す交易品、もらう交易品の量に影響します。

 

全員が交渉を終えたら、グラバーフェイズです。交易品を支払って本店のアップグレード、交易品の交換、施設の借用、各種武器の購入を行います。武器は勝利点になります。行えるアクションは、グラバーの信頼度が高いほど多くなります。また、グラバーの信頼度が最高であれば、毎ラウンド令状をもらえます。これも勝利点になります。

 

規定ラウンド終了時、最も高い勝利点を獲得したプレイヤーの勝利です。

 

 

交渉を前面に押し出したゲームが少ない昨今、帰って新鮮なプレイ感のあるゲームです。交渉の上で考える要素も多く、飽きる事がありません。

最初、交渉カードの要素がどうゲームに影響するかが不安でしたが、完全詐欺で交易品を奪われたプレイヤーも、その後ちゃんとゲームに復帰できていました。突出して稼ぐプレイヤーは他プレイヤーからの取引に応じてもらいにくくなり、それで結果的にバランスが取れていると言う印象です。

今回のプレイでは黒い取引はあまり行われませんでしたが、次回はもっと黒い取引を試して研究したいと思います。

1回遊んだだけでは味わい尽くせない、深みのある作品です。機会があれば、また遊んでレポートしたいと思います。

 

ライヤーズダイス

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「ブラフ」の前身。

 

過去にブラフを遊んだ時の記事は以下の通り。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

ライヤーズダイスとブラフを巡る話については、草場純さんが興味深い話を書いていますので、リンクを貼っておきます。

 

kusabazyun.banjoyugi.net

 

言われてみれば、「ブラフ」より「ライヤーズダイス」の方がしっくり来ます。

 

今回は3人で遊んだのですが、全く判断が冴えず、真っ先に脱落しました。

 

コンプレット

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1〜100のタイルを昇順に並べるゲーム。

 

コンプレットを過去に遊んだ時の記事はこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回は勝利。何度遊んでも安定した楽しさのあるゲームです。

 

チームプレイ

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2人1組のチームを作り、カードをやりとりしながら得点カードのお題を達成するゲーム。

 

各プレイヤーは1枚の得点カードを引きます。この時、1回だけ引き直せます。

次いで、場の中央に1枚の得点カードを置きます。

場に3枚のカードを公開します。

 

手番になったら、場もしくは山札からカードを2枚補充します。その後、2枚までパートナーにカードを渡します。なお、各プレイヤーの手札上限は6枚です。

 

手札で得点カードの条件を達成したら、そのカードを使って得点カードを獲得します。その後、得点カードを補充します。

 

いずれかのチームが8枚目の得点カードを獲得したら、全プレイヤーが1巡手番を行ってゲームが終了します。得点の高いチームの勝利です。

 

パートナーとの協力が独特なゲームです。パートナーと言葉を交わさずに協力するチーム戦のゲームとしては、分かりやすく出来ています。若干得点カードの強弱にムラがある気がしますが、全体としてみればよく出来たゲームです。

 

ルールの達人

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ルールカードと数字カードを出し、ルールカードの条件を達成して得点を獲得するゲーム。

 

 過去に遊んだ時の記事はこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回は隣のプレイヤーとの連携が上手くいかず、散々の結果でした。

 

以上で5月19日のJAGAの報告を終わらせていただきます。