双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

7/14ミスボド

7月14日、ミスボドに参加してきました。

今回は珍しい日曜日開催でした。

 

 

シャドウレイダーズ(拡張入り)

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プレイヤーがシャドウ、レイダー、シチズンの陣営に分かれ、正体を隠しながら戦い、それぞれの勝利条件の達成を目指すゲーム。今回は拡張入りで2回プレイ。

 

過去に遊んだ時の記事はこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回は拡張入りでプレイ。

カードやキャラクターなどが追加されています。

これらの拡張要素がゲームを面白くしているかどうかについては、1、2回のプレイでは何とも言えません。

 

久しぶりで戦い方を完全に忘れており、色々と味方の足を引っ張ってしまいました。情けない限りです。

 

ラマ

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手札からカードを出し、失点を減らすゲーム。

 

プレイヤーは時計回りに手番を行います。手番では、カードを出す、カードを引く、プレイから抜けるのいずれかを行います。

カードを出す時は、場のカードと同じか1つ多い数のカードを出さなければなりません。

1人を除いて全員が抜けたら、残った1人はもうカードを引くことはできません。

誰かがカードを出し切るか、全員が抜けたらラウンド終了です。

残った手札の数字が減点になります。同じ数字のカードは1枚だけ数えます。

カードを出し切ったプレイヤーは減点チップを返せます。

誰かの減点が一定値に達したらゲーム終了となり、最も減点の少ないプレイヤーが勝利します。

 

単純なルールながら、出し切りを狙うか、ほどほどのところで抜けて失点を減らすかの判断がスリリングです。

1人を除いて全員がパスしたら連続で手番を行えるので、カードが連続していれば全部出し切れます。しかし、それを狙ってカードを引いていくと、他のプレイヤーが出し切った時に被害が大きくなります。

短時間で遊べるシンプルなゲームながら、非常に満足度の高いゲームです。

 

Cupcake Empire

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カップケーキ屋になって、レシピを増やし、支店を建て、客に届けるダイスゲーム。

 

プレイヤー個人ボードには、1から5のアクションがあり、それぞれにダイスが置かれています。

アクションを選択するときは、そこにあるダイスの数に応じて効果の強さが変わります。アクションに対応する色のダイスがある時は、1段階強い効果が得られます。

行動を行ったら、そこにあったダイスを振り直し、出目に対応するアクションに置きます。6を出した場合、そのダイスは休暇を取ります。休暇を取ったダイスは、得点やアイデアトークンを支払うことで好きなアクションに移せます。

 

プレイヤーは手番の際に、得点を支払ってアイデアトークンを獲得する、得点を支払ってダイス目を変更するなどの特殊行動を1回行えます。

 

カップケーキのベースとトッピングを揃えればカップケーキが完成し、レシピ値が上がります。

支店やスタンドを設立すれば、カップケーキを届けられる先が増えます。

ボードの客の色に対応するカップケーキがあれば、配達のアクションで客を獲得でき、人気値が上がります。

ラウンド終了時にレシピ値と人気値のうち少ない方の勝利点を獲得します。

 

誰かが一定数の得点を獲得したら、そのラウンドでゲームが終了します。得点の最も高いプレイヤーの勝利です。

 

出目が分散したり、やりたいアクションのところにダイスが来なかったりした時は、ためらわずに得点を支払ってダイス目を変える必要がありそうです。今回はこのあたりの認識が甘かったために沈没しました。この辺りに気をつけて再戦したいです。

 

Lawless Empire

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マフィアの勢力争いをテーマにしたシンガポール産の正体隠匿ダイスゲーム。

 

ゲーム開始時、各プレイヤーはキャラクターカードを1枚持ち、自分だけが見ます。

 

ラウンド開始時、各プレイヤーは6個のダイスを振り、合計数が少ない人がスタートプレイヤーを決めます。

 

その後、場のPlan(計画)にダイスを置いて勢力争いをします。

プレイヤーは、Planにダイスを置く前にScheme(策略)カードを伏せて置く事ができます。手番順にPlanにダイスを置いていきます。ダイスを置く際は、手元に残るダイスが前のプレイヤーと同じかより少なくなるように置く必要があります。

全員がダイスを置いたら、Schemeカードを公開します。その後、各プレイヤーはSoldato(兵隊)タイルでダイスを操作できます。

ダイス操作の後、Planごとの勝者を決めます。通常は出目の合計が最多のプレイヤーが勝ちますが、Schemeカードによって条件が変わる事があります。

 

それぞれのPlanで勢力争いに勝ったら、Planごとの恩恵を獲得します。

恩恵にはSyndicate(シンジケート)、Lucre(利得)、Bribery(賄賂)、Soldatoがあります。

 

Syndicateを獲得したプレイヤーは、そのSyndicateを支持するプレイヤーを募ります。支持することにしたプレイヤーは、Syndicateの上に支持トークンを置きます。Syndicateの所持者と支持するプレイヤーは、そこにOrder(命令)カードを置く事ができます。

OrderカードにはSabotageとSecureの2種類があり、Sabotageの値がSecureより多いとSyndicateは妨害状態、Secure以下なら安全状態となります。これは、キャラクターごとの勝利点に関わってきます。

Lucreは準備時に恩恵を受けられます。

BriberyはOrderカードを操作します。

 

ラウンドの最後に、各プレイヤーは自分が所持するか支持しているSyndicateに好きな枚数のOrderカードを置くことができます。Briberyはここで使用します。

 

5ラウンド終了後、SyndicateのOrderカードを公開し、それぞれの状態を確認します。その後キャラクターを公開し、得点を計算します。Lucreトークン、Briberyトークン、Soldatoタイルはそれぞれ1点です。

最も得点の高いプレイヤーの勝利です。

 

説明が随分と長文になったことでも分かる通り、たいへん複雑なゲームです。正体隠匿の部分をごっそり削るぐらいの改造をしないと、一般的なゲーマーには難しすぎる印象です。

ゲームの構造を理解し、正体隠匿の勘所をつかむまでには、少なからず熟練が必要そうです。その難しさを乗り越えてやり込む気になるかかと言われると、首を傾げてしまいます。

 

以上で7月14日のミスボドの報告を終わらせていただきます。