12/22大田非電脳ゲーム倶楽部
12月22日、大田非電脳ゲーム倶楽部に参加して来ました。
太極
古代中国の方士となり、銭を投げて占いをしながら中国各地を回るゲーム。
ゲーム紹介はこちら。
実は最終ラウンドまで遊んだのは今回が初めてなのですが、終盤は霊廟を建てられる場所も特産品も枯渇するので、それを踏まえて移動する必要があります。
多様な得点手段からどれを選ぶかの取捨選択が重要で、研究のしがいがありそうです。
月餅達人
タイルを選んで並べ、月餅を作るゲーム。
ゲーム紹介はこちら。
手軽に遊べますが、他プレイヤーの足をどう引っ張るかを考え出すと結構深いです。
ノコスダイス
ダイスとカードを使い、取るトリック数を予想するトリックテイキング。
まずプレイヤーにカードを配ります。その後、プレイヤーはダイスを獲得します。最初の2個はランダム、その後の3個は中央から選びます。場に最後に残ったダイスの数字と色が切り札となります。
トリック開始前に、もし0トリックを予想するプレイヤーがいるならば、ここで宣言し、ダイスを1個捨てます。
そこからマストフォローのトリックテイキングを行います。すなわち、可能な限り最初に出すプレイヤーと同じ色を出すと言うことです。(切り札も1つの色として扱います)最初のプレイヤーと同じ色で最も大きい数字のカードを出した人がトリックを獲得します。ただし、誰かが切り札を出しているならば、その中で最も強いものを出したプレイヤーが獲得します。
全ての手札と1個を除く全てのダイスを使用したらラウンド終了です(0トリック予想の人は全てのダイスを使い切ります)。最後に残ったダイスの目と取ったトリック数が同じならボーナス点です。それ以外に、取ったトリックに応じた点数がもらえます。
規定数のラウンドが終わった時に最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
程よいままならなさがある、楽しいトリックテイキングです。
MARGOT
城を探索して妖精を救出するチキンレース系ゲーム。
このゲームには人間と魔女の2つの山札があり、それを1枚ずつめくって物語を集め、物語の力で妖精を救出します。
もし兵士などの敵をめくってしまったらダメージです。規定数のダメージを受けたらペナルティを受け、それ以上カードをめくれなくなります。
1ラウンドにつき1回休憩を行い、ダメージカードを無効化できます。
ダメージのペナルティを受けるか、カードをめくるのをやめるかしたら、妖精の救出に移ります。
場の妖精に対応する物語を持っていれば、その妖精を救出できます。妖精にはそれぞれ特殊能力があります。物語が足りない場合、全ての物語を無効化して花の妖精を獲得できます。余った物語も点数になります。
規定ラウンド終了時の得点で勝敗を決めます。
まず、私はこのゲームでぼろ負けしたため、このゲームへの印象が非常に悪くなっています。それを踏まえた上で以下の感想をお読み下さい。
煩雑。
このゲームを一言で評するならこうなります。
ゲーム用語もカードの特殊能力もひねり過ぎで、直感的な把握が困難です。めくるか止めるかのチキンレースという骨格に余りにも余計なものを付け過ぎていると感じました。
DOMINA GAMESの世界観やイラストを好む人が一定数いるのは分かるのですが、これでは内輪にしか受けないように思います。
Klank! Expeditions Temple of the Ape Lords
「Klank!」の拡張。
今度は密林の神殿に挑みます。
神殿には回転するタイルがあり、Ape-aratusタイルを使って回転させ、通路を変更することができます。タイルは危険レベルの上昇によって回転することもあります。
Clank!の基本的な楽しさはそのまま。後手番が不利なのもそのまま。
回転タイルがあると、手持ちのApe-aratusタイルとの兼ね合いで狙い目のルートが変わって来ます。これはゲームを支配するほどではないものの、いい味付けになっています。
本日紹介した「太極」「月餅達人」は小僧ゲームズにて購入可能です。
以上で12月22日の大田非電脳ゲーム倶楽部の報告を終わらせていただきます。