4/3ゲームマーケット2021春(フライング!?)ミニ体験会
前回は大井町の天岩庵で行なわれたゲームマーケット2021春フライング体験会の報告をしましたが、今回は同日に同じく大井町のPopcorns*で開催されたフライング体験会の報告をします。
天岩庵の報告はこちら。
この日は「デスキューブ」「
デスキューブ
デスゲームの主催者と参加者に分かれてパズルを解き、参加者は脱出を、主催者は脱出阻止を目指すゲーム。
カワサキファクトリーの作品。
ラウンド開始時に部屋カードが公開されます。部屋は20のマスでできており、毎回そのうちの5箇所が塞がっています。同時に、そこに落とす2個の巨大ブロックが決まります。
その後、24秒の間に、主催者はブロックを落とす場所を決め、参加者はブロックが落ちないマスを探します。
部屋には絶対にブロックが落ちないマスと主催者の配置次第でブロックが落ちないマスがあります。他の参加者が先に選んだマスを選ぶことはできません。
24秒経ったら主催者はブロックが落ちなかったマスを発表します。
ブロックが落ちなかったマスを選んだ参加者は脱出キーを獲得できます。一定数の脱出キーを獲得した参加者は脱出でき、勝利となります。
選んだマスにブロックが落ちてしまった参加者はダメージを受けます。一定数のダメージを受けるとゲームに敗北します。
主催者と参加者の2つの立場で楽しめるゲーム。今回は参加者として遊びましたが、主催者として遊んでも楽しそうです。
24秒という時間制限は、程よい緊迫感がある絶妙な長さだと感じました。
この手のパズルゲームの常として得意不得意は露骨に出てしまいそうですが、いいゲームだと思います。
狸と茶釜
狸が茶釜に隠れるトリックテイキングゲーム。
TUKAPONの作品。
基本的にはマストフォローのトリックテイキング。
ラウンド開始時に手札を元に取れるトリック数を予想し、予想が当たると得点がもらえます。
カードには狸と茶釜の2種類があり、狸を出した時に他のプレイヤーが茶釜を出していれば、出した狸を茶釜に隠すことができます。茶釜に隠した狸は決してトリックに勝つことはありません。
この隠れるという行動により、数字の高いカードでも隠れてトリックを取らないようにしたり、逆に狸が隠れたせいでトリックを取らされるといった展開が発生します。
トリックテイキングにもまだまだ色々な発想があるものだと感心しました。
狸のイラストもいい味を出しています。
ここからは他の参加サークルのブースの様子をお伝えします。
636GAMESの「ノラネコ ボスネコ」。
ボスネコの警戒度を気にしながら、カードを出してボスネコに近づいていくゲーム。
636GAMESはこれ以外に旧作「ディシプリン」の試遊をやっていました。
Studio Turbineは「シャーデンフロイデ」「S.U.G.O.I. GP」などの作品を展示。
あそびば遊友の「この恋に名前はまだない」。
他のプレイヤーに質問しながら、自分の運命の相手を探すゲーム。
以上でPopcorns*でのゲームマーケット2021春(フライング!?)ミニ体験会の報告を終わらせていただきます。