双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

3/4くりすたるダイス(前編)

3月4日、しゅぴっち朝活ボドゲ会の後、くりすたるダイスの例会に参加して来ました。

記事が長くなるので前後編に分けます。

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くりすたるダイスとは

くりすたるダイスとは、毎月1回国立オリンピック記念青少年総合センターの部屋を借りて例会を開催する、ボードゲームTRPGを遊ぶサークルです。歴史は長く、20世紀から活動を続けているそうです。

 

では、この日遊んだゲームの紹介。

 

朧ニンジャスタートリック

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3人限定のトリックテイキングゲーム。

トリックを取って忍者力を上げ下げし、任務値を超えない範囲でできるだけ大きくすることを目指します。一部のカードを取ると付いて来る手裏剣も大事な得点源です。

 

詳しくは過去に遊んだ時の記事がありますので、こちらをご覧下さい。

 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

これを遊ぶのは今回が2回目ですが、まだ勝ち筋が把握出来ません。今回は、ラウンド後半に大きな数字を残してひどい目に遭いました。

 

 

ニムト

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全員一斉にカードを出し、数字の順に、規則に従って4つある列のいずれかに並べます。列の6枚目を出してしまったプレイヤーはカードを引き取り、描かれた牛マークの数だけ減点になります。10枚のカードを出したところで最も減点の少ないプレイヤーの勝利です。

 

今回は7人くらいで遊びましたが、この人数だと展開が読めません。今回は結構な枚数を引き取らされました。

 

戦国ドミノ

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4つに分かれた戦場にドミノタイルを配置し、列ごとの戦力を競います。列を制したプレイヤーはその列の花道に花トークンを置きます。1つの戦場で最も多くの列を制したプレイヤーが城を獲得し、花トークンを置きます。花道に規定数の花トークンを置くか、城に花トークンを2つ置いたプレイヤーの勝利です。

 

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ラウンド開始時、プレイヤーは手番順にタイルを1枚出します。これを「出陣」と言います。タイルに描かれたシンボルの数の合計がそのタイルの戦力値となり、戦力値の少ないプレイヤーから順に戦場にタイルを置きます。ただし、同じ戦力値のプレイヤーがいる場合、そのプレイヤーの配置は後回しになります。

つまり、強力な戦力を出す場合は他のプレイヤーより後に置かねばならず、先に置きたい場合は弱い戦力で我慢しなければならないという事です。

なお、次のラウンドの出陣順もこの戦力値の小さい方からになります。

 

タイルを戦場に配置する時は、ゲーム開始時の最初の1枚は戦場一の城に隣接するように、それ以降は、他のタイルと最低一辺が同じ数で隣接するように置きます。また、置くタイルの少なくとも片方の側が、現在の戦場に入っていなければなりません。

 

特殊なタイルとしてゲーム中1回だけ使える総大将タイルがあります。戦力は0.5扱いですが、既に置かれているどのタイルとも隣接できます。出陣時に出せば、他に総大将を出すプレイヤーがいない限り、誰よりも早くタイルを置けます。また、出陣後、出陣で出したタイルを捨ててその代わりに戦場に配置する事も出来ます。

 

現在の戦場の各列について、これ以上タイルが置けなくなるか、空きが1つで逆転不可能な戦力差がある場合、その列の勝者が決まります。基本的に列に置いた戦力が最も高いプレイヤーが列の勝者になりますが、複数のプレイヤーが同点の場合は、そのプレイヤーを除いた最多戦力のプレイヤーが列の勝者になります。列の勝者は、その列の花道に花トークンを置きます。

 

戦場の全ての列の勝者が決まったら、城の勝者を決めます。最も多くの列を制したプレイヤーがその城の勝者となります。ここでも、同数の列を制したプレイヤーが複数いたら、それ以外のプレイヤーで最多のプレイヤーが城の勝者となります。城の勝者は城に花トークンを置きます。その後、次の戦場にタイルを置けるようになります。

 

いずれかのプレイヤーが城2つに花トークンを置くか、花道に規定数の花トークンを置いたらそのプレイヤーの勝利です。戦場四にタイルを置き切って決着が付かなかった場合は、城の花トークン→花道の花トークン→手持ちタイルの戦力値の最大値の順で比較し、勝敗を決します。

 

 

ゲームマーケット2017秋のアンケートで高い評価を得た作品ということで期待していましたが、期待に違わない、骨太なゲームという印象を受けました。手番順やエリアコントロールの駆け引きには高い戦略性があり、簡単には極められそうにありません。もっと研究し、掘り下げてみたいゲームです。

 

 

後編に続きます。