4月15日、中目黒の新ボードゲーム党に参加して来ました。
長くなるので、2回に分けて報告します。
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新ボードゲーム党とは
東急東横線沿線で月1回開催されているボードゲーム会です。最近は中目黒での開催が多いようです。
新ボードゲーム党と言えば、「タイムボム」その他のゲームの制作元としても知られています。今回は、「タイムボム」作者の佐藤さんとも遊ぶことができました。
初期メンバーに芸能界きっての巨漢、阿見201さんがいますが、今回はお見かけしませんでした。
では、この日遊んだゲーム。
Fast Food Fear!(ファスト・フード・フェア!)
砂時計の砂が落ち切る前に、様々な宇宙人にカードで指定されたファーストフードを与えて満足させる協力ゲーム。
プレイヤーは時計回りの順に行動します。カードの効果で手札を調整し、食べ物カードが揃ったらそれを出して、場の宇宙人を満足させます。
全ての宇宙人を満足させれば勝ち、砂時計の砂が落ち切ったら負けです。
なんとも忙しいゲームです。カードを把握できていないせいか、なかなか相談がまとまらず、負けてしまいました。
トリックと怪人
10枚のカードで遊ぶ推理ゲーム。
ラウンドごとに全員に2枚ずつカードを配り、2回の勝負を行います。
勝負では、全員が1枚のカードを裏向きで出し、その後でどのカードが犯人かを予想します。
基本的にカードの数字の高いカードが犯人ですが、カード効果によって特定のカードが除外されたり犯人が変わったりします。
カードを出したらカード裏のアイコンにマーカーを置いて、カードの色を示します。ただし、怪人だけは好きな色のふりをすることができます。
犯人のカードを出したプレイヤー、犯人を当てたプレイヤーが得点します。
2回目の勝負は多くのカードが見えているため、推理の材料が多くなります。
誰かが規定の点数に達したら、そのラウンドの終了時にゲームが終了します。最も得点の多いプレイヤーの勝利です。
最低限のカード枚数で楽しめる推理ゲームですが、今回は全ての推理を当てて最速の2ラウンドでゲームを終わらせるプレイヤーがいたため、ゲームの醍醐味を味わう前に終わってしまいました。もう少し回数をこなすと共に、ゲームマーケット大阪で配布していたヴァリアントルールも試してみたいです。
リトルタウンビルダーズ
フィールドに建物を建てつつ、ワーカーを置き、周囲の地形や建物から資源などを得るワーカープレイスメント。
今回は手番順に関わらず3金でゲームを始めましたが、これだと後手番が苦しいようです。どの程度のハンデを付けたらいいのか、色々試してみたいところです。
Alles an Bord?!
全員同時に船に各種タイルを積み込み、交易でお金を儲けるゲーム。
ゲームは2ラウンド。
ラウンド開始時に冒険カードを公開します。
そのカードを参考に、全員同時に場の中央からタイルや交易品を素早く集め、船に積み込みます。タイルを引く時は1枚ずつ、片手で行います。
1番最初にタイルと交易品を積み終わったプレイヤーは、場の冒険カードを伏せます。
全員がタイルを積み終わったら、冒険カードを赤とそれ以外に分けてシャッフルし、まずは赤以外のカード、次に赤のカードを1枚ずつ公開します。
カードに書かれた効果に従って、タイルを交易品やお金に、交易品をお金に変換します。黒の冒険カードは海賊で、前プレイヤーはめくる前にその冒険に参加するかを選びます。冒険に参加した後で黒のカードの条件を満たせなかったプレイヤーはペナルティを支払います。
全ての冒険カードを処理したらラウンド終了です。2ラウンド終了したらゲーム終了となり、最も多くのお金を集めたプレイヤーの勝利です。
大らかな作りで、気楽に楽しめるリアルタイムゲーム。冒険カードをちゃんと覚えられていなくても総崩れにはなりにくいので、初心者にも安心して勧められます。
以上で4月15日新ボードゲーム党の報告の前半を終わります。後半は後日公開します。