双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

「三国殺」が(今更)やって来る!

中国のYOKA GAMESが日本語版「三国殺」を引っ提げてゲームマーケットにやって来ます。

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【エリア4】YOKA GAMES(ゲムマ2017年秋) | YOKA GAMES | ゲームマーケット

 

私からすると、「今更か」という感じです。

と言うのも、私ははるか昔、「三国殺」が中国で爆発的に売れたと聞いた頃(多分2012年頃)に、中国から「三国殺」を取り寄せて和訳したことがあるからです。その辺の話は過去にブログに書いたこともあったのですが、そのブログは消去してしまいました。

 

さて、その経験から、今日は「三国殺」について書かせていただきます。

 

まず最初に、海外ボードゲーム事情に明るい方は知っていると思いますが、

 

「三国殺」のシステムは「バン!」の流用です。

 

繰り返します。

 

「三国殺」のシステムは「バン!」の流用です。

 

バン! / BANG!【ボードゲーム情報】

三国殺 / Sangokusatsu【ボードゲーム情報】

 

当時、「ボードゲームシステムの権利は誰のものか」と言う議論が巻き起こったはずですが、結局のところ議論がどこに落ち着いたのか、私は寡聞にして知りません。ただ、とりあえず今の所YOKA GAMESは繁栄しているようです。

 

私はそれが妬ましい。

 

私もゲームマーケットでそこらへんの同人ゲームを発掘して、無断で適当なテーマを貼り付けて、「なんたら殺」とか言う名前を付けて中国で売ったら大儲けできるかな?

…冗談です。

 

そもそも、毎回ゲームマーケットに参加して直接作者と話せる状況でわざわざ無断でやる理由もないし、美麗なイラストを描けるイラストレーターの当てもありません。加えて、私は中国語が堪能という訳でもありません。よって、上に書いたことはただの戯言です。

 

さて、折角なのでもう少し「三国殺」について掘り下げています。

まず、「三国殺」と「バン!」の役職対応から。

 

主公=保安官

忠臣=保安官助手

反賊=無法者

内奸=裏切り者

 

こんな風に、大枠は同じです。

 

うろ覚えで違いを語ると、確か「三国殺」の方は、最初に何枚かキャラクターが配られ、その中からキャラクターを選べたように記憶しています。先に主公がキャラクターを選び、それを見てその他のプレイヤーがキャラクターを選ぶ、確かそういう流れです。

 

また、「三国殺」には多くの拡張が出ており、神武将のようなレアカードもあります。もっとも、日本語版でそれらの拡張がどれだけ展開されるかは疑問です。

拡張について付け加えると、拡張のカードの中にはやたらテキストが多く、デザイン性や可読性に難があるものがありました。私も和訳ラベルを作る時に苦労しました。

 

以上、「三国殺」について書かせていただきました。

これを機に、我が家で眠っている「三国殺」(いくつかの拡張込み)を久しぶりにゲーム会に持ち込んでみようかなと思います。では。