前回に続いてイエサブゲーム体験会の報告です。
前回の記事はこちら。
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SEVEN SIX
2対2対戦ゲーム。対戦相手のコマを移動不能に追い込むのが目的です。
こんな感じのボード上で、手番になったらコマを動かし、次いでコマが置かれていないタイルを動かします。これを繰り返し、相手チームのコマを2回行動不能にしたら勝利です。
今回はメンバーが4人集まらなかったので、ルール説明だけ。
Ace! Card game
双方のプレイヤーがデッキを持って対戦するTCGタイプのカードゲーム。
ゲームの大枠は、戦力カードを場に出し、攻撃して互いのライフを削り合う、マジック:ザ・ギャザリング以来のTCGの王道を継承しています。その上で、ルールの簡略化を目指しているとの事です。
今回の試遊で使ったのは「北海の魔獣あざらしさん」のカードセット。基本セットより更に簡単な作りのデッキだそうです。
遊んでみて思ったのは、どんなプレイヤーに向けたものなのか、ターゲットが見えづらいという事。そもそも私はTCGを楽しむにはある程度ゲームの素養が無いと厳しいと考えており、その中で簡略化したルールのものを作っても、完全なビギナーを惹きつけるには弱い気がします。
ゲーム自体の面白さについては、1回遊んだだけでは判断しづらいので評価を保留します。
突撃!今夜の晩ごはん
出題者のレシピカードを、食材のヒントを元に当てるゲーム。
このゲームについては、ぶんぶん交流会の記事で軽く触れました。
今回5人でプレイ。私のような料理素人がやっても十分面白いのですが、料理玄人同士の対戦も見てみたいです。
朧ニンジャスタートリック
「8bit Trick」に続く長谷川登鯉さんのトリックテイキング。3人専用。
カードは3色1〜8の計24枚。ラウンド開始時、全カードをプレイヤーに配ります。
マストフォロー(可能な限り、トリックの最初に出されたカードと同じ色を出す)で、切り札は無く、色に関係無く最も大きな数字を出したプレイヤーがトリックを取ります。数字が同じ場合、後に出したプレイヤーが勝ちます。
トリックを取ったら、取ったカードを色ごとに分け、それぞれの色で最も小さな数字のカードを上にして自分の前に置きます。既にその色のカードを取っていたら、その上に重ねます。自分の前に見えている数字の合計がニンジャ力です。
手札が残り1枚になったらラウンド終了時です。この時、ニンジャ力が隠密カードの数値を超えたプレイヤーは得点をもらえません。それ以外のプレイヤーでニンジャ力の順位を競い、順位に応じて得点をもらいます。
また、手裏剣マークの入った6のカードを取った時、手裏剣トークンを1つ取ります。手裏剣トークンが5つ取られたら、直ちに手裏剣の集計を行い、所持数の順位に応じた得点をもらいます。
手裏剣の集計を2度行ったら、そのラウンドを最後にゲームを終了します。最終ラウンドの得点集計後、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
高すぎても低すぎてもいけないニンジャ力のコントロールと、手裏剣をどの程度重視するかの判断が必要となり、そこそこ複雑な思考が求められます。しかし、3人限定でカードを3スート24枚に絞り込んだため、煩雑さは無く、ストレスが少ないです。1つ1つ形の違う手裏剣トークンも乙です。
3人専用ゲームというのは需要が少なく、売るのに苦労するとは思いますが、何とか売れて欲しいものです。私も次の給料が入ったら買います。
イエサブゲーム体験会の報告はまだ続きます。後編をお楽しみに。