双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

11/10ゴッタニカフェで「ブックメイカーズ 」など

11月10日、高田馬場ゴッタニカフェで開催された「ブックメイカーズNight」に参加してきました。

 

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ゴッタニカフェとは

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ゴッタニカフェは、「Bandits!」「Dig it」などを世に送り出したゲーム制作集団「GOTTA2」が2017年8月に立ち上げた、JR高田馬場から徒歩7分のところにあるボードゲームカフェです。席数26、所蔵ゲーム数は200以上です。

 

GOTTA2のお店ということで、GOTTA2作品を含む物販も行っています。

 

今回はここで、ゲームマーケット2017秋に発売予定の「ブックメイカーズ 」などを遊んで来ました。

 

ブックメイカー

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バトル漫画のトーナメント戦、ドラゴンボール天下一武道会のような大会で、自分の贔屓のキャラクターを応援して勝ち上がらせ、トーナメント戦を盛り上げるゲーム。

ゲームマーケット2017秋発売予定の新作。今回は、制作者の大塚健吾さんがルール説明をしてくれました。

 

まず、各プレイヤーに担当キャラを割り当てます。

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各キャラクターには赤青緑の3つの属性があり、それぞれ苦手な属性があります。

また、各キャラクターにはライバルがおり、そのキャラクターとの対戦が実現すると得点になります。

 

次にトーナメント表にキャラクターを配置します。スタートプレイヤーから1つずつ、誰の担当でもないキャラクターか自分の担当キャラクターをトーナメント表に配置します。

 

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全キャラクターがトーナメント表に配置されたら、各プレイヤーは密かに優勝予想キャラを予想します。専用の小冊子の予想するキャラクターのページにしおりを挟みます。

 

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ここまでの準備が済んだら、トーナメント表が示す順番に従って試合を行います。

各キャラクターは3枚の技カードを持ち、各

試合ではそのうち2枚のカードをランダムに使います。1枚目は前哨戦、2枚目が本当の勝負です。

 

技カードを公開する前に、各プレイヤーはファンレターでキャラクターを応援することができます。時計回りの順にいずれかのキャラクターにファンレターを置くか、パスするかします。

 

全員がパスを選択したら、勝敗の予想をします。全プレイヤーが勝つ方を予想し、キューブを置きます。予想を当てると得点です。単独で予想を当てるとさらにボーナスがあります。

 

ここで、1枚目の技カードを公開します。ここで勝った方は、2枚目の勝負でボーナスを得られます。

 

その後、2枚目の技カードを公開する前に、1枚だけファンレターを置くことができます。

 

ここまで来たらいよいよ決着です。2枚目の技カードを公開します。その数値に、1枚目の勝利ボーナス、ファンレターの修正を加えた数値で勝敗を決めます。

 

自分の担当キャラクターが勝つと得点です。また、勝敗予想を当てたプレイヤーにも得点です。

 

トーナメントの全試合が終わり、優勝者が決まったら、各プレイヤーは優勝予想を公開します。予想を当てたプレイヤーはとくてんです。

 

最後に余ったファンレターの得点を加え、最も高いプレイヤーの勝利です。

 

トーナメント戦の宿命として、自分のキャラクターが早々に脱落すると、それで負けが確定する訳ではないのですが、大きく気勢を殺がれ、脇役に追いやられた悲哀を存分に味わうことになります。

(2017.11.15修正:誤解を招く表現があったので修正しました。)

 

そのような負の部分も含めてキャラクターやドラマに想像力を働かせることがこのゲームを楽しむ上で重要です。従って、このゲームはあくまでバトル漫画のお約束が分かる人向けの作品のように思います。

そして、このゲームは、そのようなバトル漫画ファンの琴線に触れる仕掛けには事欠きません。小冊子に書かれた各キャラクターのストーリーなど、その最たるものです。あとは、キャラクターの見た目にピンと来るかどうかが購入判断の決め手になると思います。

 

理想の納豆

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納豆に様々な具をぶち込み、自分好みの納豆を作るゲーム。ただし、かき混ぜる回数が多過ぎても少な過ぎてもいけません。

 

どのタイミングで納豆を取るかで大いに悩むゲームです。このプレイ感は後述する「ギリギリカレー」にも引き継がれています。

 

ギリギリカレー

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カレー鍋に様々な具や隠し味を入れていきます。具が増えるとカレーはおいしくなりますが、入れすぎると味のバランスが崩れ、カレーのような何かになってしまいます。カレーがカレーのような何かになる直前を狙ってカレーを取る、そんなゲームです。

 

今回は、玄人向けの裏ルールでプレイ。公式発表があるまで裏ルールの詳細は伏せますが、なかなかいやらしいルールでした。

 

この後、デザイナーの大塚氏とちょっとおしゃべりしてから解散しました。

 

以上で11月10日のブックメイカーズNightの報告を終わらせていただきます。