双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

6/13大田非電脳ゲーム倶楽部

6月13日、大田非電脳ゲーム倶楽部に参加して来ました。

 

 

ダーティーマネー

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アメリカ、ヨーロッパ、日本で資産を買って資金を洗浄するマネーロンダリングゲーム。

 

 ゲーム紹介はこちらの記事を参照。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回は最大プレイ人数の5人でプレイ。

このゲームでは、購入できるカードにシナジーがあり、いかにシナジーのあるカードを買えるかが鍵になります。この狙いがかぶると面倒なことになります。

今回は、日本のカードでシナジーを狙うプレイヤーが複数いて、厳しい競争が発生していました。

 

Gloom

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一族のメンバーを不幸にして、どのプレイヤーの一族が一番不幸かを競うゲーム。

 

プレイヤーは手番になったら最大2枚のカードを使います。

カードは透明のプラスチックでできており、それを自分のキャラクターに重ねることでキャラクターに影響を与えます。カードを重ねた後で見えている数値の合計がそのキャラクターの不幸度になります。カードは他プレイヤーのキャラクターにも重ねられます。

手番開始時に自分のキャラクターの不幸度がマイナスなら、手番の1回目のカードプレイで「時ならぬ死」を使ってそのキャラクターを死亡させ、不幸度を確定することができます。

誰かが全員を死亡させたらゲーム終了です。その時点で死亡したキャラクターの不幸度のマイナス値が最も高いプレイヤーの勝利です。

 

今回は5人でプレイしたのですが、これは多すぎたかも知れません。

このプレイ人数だと他プレイヤーを妨害するうま味に乏しく、各プレイヤーが淡々と一族を不幸にしていく味気ない展開になってしまいました。

もし次回があるとすれば、もっと少ない人数で遊び、妨害がどう機能するかを確かめたいです。

 

タイランツ・オブ・ジ・アンダーダーク

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「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ」の世界を舞台にした派生作品の1つ。

デッキ構築と陣取りを融合させたゲーム。

 

このゲームのカードには4つのセットがあり、ゲーム開始時にそのうち2つを選んで使用します。

 

プレイヤーはそれぞれ自分のデッキを持ちます。

手番になったらデッキから5枚のカードを引き、その効果を実行します。

 

カードによって発生する影響力を使うことで、市場からカードを獲得し、デッキに加えることができます。市場には6枚のカードが並んでおり、市場のカードが減るたびに山札から補充します。

 

カードによって発生する軍事力を使うことで、盤面に自分の部隊を置いたり、自分以外の部隊を排除したりできます。特定地域に部隊を置き、そこで最多勢力となることでその地域を支配できます。

 

カードの効果によって、自分の手札を昇進させ、デッキを圧縮することができます。ただし、昇進の効果を持つカードを獲得できるかは運次第のところがあります。昇進したカードは、ゲーム終了時により高い得点をもたらします。

 

ゲーム終了時、それまでに獲得した得点に支配した地域の得点、デッキのカードの得点、昇進したカードの得点を加えた合計点で勝敗を競います。

 

 

他の陣取りゲーム同様、トップを叩くことが重要になるゲームです。ただ、どのプレイヤーが優勢かを判断するには、盤面と同時にカードパワーを考える必要があり、慣れが要りそうです。そういう意味で、このゲームの真髄を味わうには、直接攻撃の多いゲームに抵抗がないプレイヤーを集め、ある程度腰を据えてやり込む必要がありそうです。

 

 

以上で6月13日の大田非電脳ゲーム倶楽部の報告を終わらせていただきます。