双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

3/31イエローサブマリン新作ゲーム体験会(後編)

現在、ゲームマーケット大阪の待機列に並びながらこの記事を書いています。

 

さて、前回に続き、イエローサブマリン新作ゲーム体験会の報告です。

 

前回の記事はこちら。

3/31イエローサブマリンゲーム体験会(前編) - 双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

 

 

幕末の行末

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様々な能力を持った幕末の人物カードを自分の前に出して得点を得るゲーム。

 

カードには佐幕、倒幕、開国、攘夷の4種の思想属性があります。属性は、カードを出す時のコストに関係します。また、場に最も多く出ている属性と対立する属性のカードは、ゲーム終了時に1枚を除いて無効になります。

 

毎ラウンド開始時、テーブル中央の街道に人物カードが登場します。桜マークのあるカードが人数分出るか、人数×3枚が登場するまで人物カードをめくります。

 

次に、スタートプレイヤーから順に1枚ずつ街道のカードを手札に加えます。これを街道のカードが無くなるまで繰り返します。

 

その後、カードを自分の控え札から自分の前に出します。カードを出す時は、事前に控え札を置き、かつ手札から対応する思想のカードを捨てる必要があります。出せるカードは1ラウンドに1枚です。

 

最後に手札から控え札を裏向きで自分の前に置きます。

 

これを繰り返し、山札が規定回数尽きたらゲーム終了です。支配思想を決定し、その対立思想を1枚を除いて裏返し、無効にします。支配思想を最も多く出しているプレイヤーが明治天皇のボーナスを獲得します。その後、得点を集計し、得点の高いプレイヤーの勝利です。

 

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今回の私は新撰組などの佐幕カードを出しまくり、ごり押しで勝利。この世界線の幕府は守られました。

 

手札管理のやり方が玄人好みという印象を受けました。自分の手札管理はもちろん、対戦相手が取ったカードを把握することも重要になります。この辺りの攻防を本格的にやるには、ある程度カードを覚える必要がありそうです。

 

スターライトステージ(拡張4入り)

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アイドルカードを使ってイベントを実行して実績を作り、アイドルを成長させ、プロデュースで人気を集めるゲーム。

 

拡張4は、複雑すぎたこれまでの拡張と違い、分かりやすさを追求したとの事です。

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拡張4が入っても、アイドルの成長を目指す前半とプロデュースで得点を集める後半という、このゲームの根幹は変わりません。過去に拡張(1〜3のどれかは忘れました)入りで遊んだ時に感じた冗長さが無く、好感が持てます。

 

今回は演技系カードに特化してみましたが、プロデュースカードの獲得合戦で出遅れて敗北。やはり経験差が物を言うようです。

 

パティスリー:トリックケイク(仮)

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5種類のケーキカードで行うトリックテイキング。

 

カードの裏にはケーキの種類が描かれており、他プレイヤーから種類が分かるようになっています。

 

トリック開始前に、場に補充用のカードを人数分裏向きで並べます。

 

リードプレイヤーから順にカードを1枚出します。

基本的にはリードプレイヤーと同種のカードを出します。リードプレイヤー以外のプレイヤーは、カードを出したら補充用のカード1枚を選んで手札に加えます。

 

リードプレイヤーと同種のカードのうち、最大数を出したプレイヤーがトリックを取ります。同数の場合は先に出したプレイヤーが取ります。リードプレイヤーが取ったら1点、それ以外が取ったら3点です。

 

トリックに負けたプレイヤーは、出したカードをサービス品エリアに置きます。サービス品エリアのカードは、以後同種の3以下のカードを出した時、追加で出してその数字をカードに加えます。なお、0のカードを出した場合、そのカードの色に関わらず、リードプレイヤーのカードと同じ種類のサービス品を出す事が出来ます。

 

山札から終了カードが出たら、2回トリックを行ってゲーム終了です。得点の高いプレイヤーの勝利です。

 

初心者向けのトリックテイキングという事で、いい意味で緩い作りになっています。裏面でカードの種類が分かるので、リードプレイヤーと同種のカードを持っている時に別種のカードを出した際、他プレイヤーから指摘してもらえます。(私も1回指摘されました)

 

サービス品置き場の数を減らす上級者向けルールもあるとの事で、そちらも機会があれば試してみたいです。

 

 

以上で3月31日のイエローサブマリン新作ゲーム体験会の報告を終わらせていただきます。

 

では、これよりゲームマーケット大阪を楽しんで参ります。