2/29イエサブゲーム体験会
2月29日、イエローサブマリン秋葉原RPGショップで開催されたイエサブゲーム体験会に参加して来ました。
ポトゥ 地底冒険譚
地底を探索して宝と名声を集めるゲーム。
各プレイヤーはそれぞれ特殊能力を持つキャラクターを担当します。
毎ラウンド、各プレイヤーは同時に上か下かのルートを選び、地底を探索します。1枚のカードの上にいるのが1人だけなら、そのプレイヤーがそのカードを取ります。複数人が同じカードにいる場合は、カードをめくって出た数値によって、どちらがそのカードを取るかを決めます。
カードには様々なアイコンがあり、アイコンによって得点方法が違います。
地底探検終了時に得点を集計し、最も高いプレイヤーが勝利します。
いわゆるバッティング系に分類されるゲームですが、地底探検の雰囲気はよく出ていると思います。
ILLUSTORI
カードのイラストから言葉を探し出し、その言葉でしりとりをするゲーム。
手番になったら、手札から1枚カードを選び、そのイラストから連想できる言葉でしりとりをします。カードを出せない場合は、手札を好きな枚数交換して手番終了です。
手札を出し切ったプレイヤーが勝者です。
カードから言葉を思い付けるか、こじつけられるかは、プレイヤーの向き不向きが強く出そうです。
めがねっ娘あわせ
花札の要領で眼鏡とそれに対応する女の子のカードを集めるゲーム。
場に出ているカードに対し、手札から1枚のカードを出します。出したカードに対応するカードがあれば、それを取ることができます。その後、山札からカードをめくり、場のカードの中にめくったカードと対応するものがあれば、やはり取ることができます。
眼鏡を出せば、場にある対応する眼鏡か女の子を取ることができます。女の子を出せば場の眼鏡を取ることができますが、女の子で女の子を取ることができません。
ラウンド中1回、手札から出す代わりに山札を2枚めくることができます。
ラウンド終了時に取ったカードの得点を集計して勝敗を決めます。
なお、選択ルールで、取った女の子カードで妄想を繰り広げて得点を得るというものもあります。
眼鏡ッ子への愛着を前面に押し出した作品。眼鏡ッ子への愛着がない私は正直ついていけません。
異世界ギルドマスターズ
異世界でギルドを経営し、冒険者にダンジョンを探索させたり、技術開発をしたりしてギルドを繁栄させるゲーム。
手番でのアクションでは、イベントカードを出したり、冒険者を迷宮に派遣したりします。これらの行動には資金や戦力といった資源を使います。また、これ以外に秘薬という資源もあり、アクションと秘薬を使って他の資源を獲得したり、コスト支払いを回避したりできます。生産力を増やせば、ラウンド終了時にもらえる資源が増えます。
冒険者をダンジョンに派遣する場合は、手元の冒険者チップをボードに配置する必要があります。資源を支払ったり特定条件を満たすことによって、受付嬢の好感度が上がり、使える冒険者チップが増えたり受付嬢の能力が上がったりします。
手札や場のレガリアカードをコストを払って自分の場に置くことで、多くの名声を獲得できます。
ダンジョンを攻略して瘴気度を下げ、イベントカードで文明度を上げて、2つのマーカーがゲージ上で隣接したら、各プレイヤーがあと2回のアクションを行ってゲーム終了です。名声の最も高いプレイヤーが勝者です。
インディーズ作品にしては非常に大がかりな作品。「テラフォーミングマーズ」を意識したとのことです。私自身は「テラフォーミングマーズ」をプレイしたことがないので比較はできませんが、今回遊んだ限りでは、ゲームとして意外と破綻なくまとまっている印象を受けました。
ただ、異世界もののお約束が分からない私は、今ひとつこの世界観に付いて行けませんでした。
闘技場と5人の勇者
各プレイヤーが正体を隠した闘士を担当し、互いに戦うゲーム。
各プレイヤーは自分の前に2枚の闘士を裏向きに置き、1枚を戦闘に出します。
プレイヤーは順番に相手プレイヤー1人を選び、近接か遠距離で攻撃します。攻撃側と防御側の数値を比較し、攻撃が防御を上回っていれば防御側にダメージを与えられます。ダメージを受けたキャラクターが正体を公開するか、それができなければゲームから脱落します。一度攻撃を受けたプレイヤーは、ラウンド終了まで攻撃の対象になりません。
ラウンドが終了した時、戦闘中の闘士を控えと入れ替えたり、他プレイヤーと闘士を交換したりできます。
誰かがゲームから脱落したら、そのプレイヤーのカードが戦闘のたびに攻撃側と防御側の双方にランダムで加わり、互いの能力値を増加させます。これにより、戦闘結果にランダム要素が加わります。
最後まで生き残ったプレイヤーの勝利です。
プレイヤー間の読み合いを楽しむゲームですが、ちょっと淡白すぎるかも知れません。
なお、このカードをスピマテカードゲームのデッキとして使うことができるそうですが、詳細は省きます。
以上で2月29日のイエサブゲーム体験会の報告を終わらせていただきます。