12/15ボードゲームと種の起源
12月15日、「ボードゲームと種の起源」の舞台を観て来ました。
来年5月に拡張版が上演される予定なので詳細なネタバレは避けますが、とりあえず爽快な筋書きではありませんでした。
主人公の男をはじめ、どの登場人物も対人関係にいびつなところがあり、そのやり取りを見ていて私はイライラしました。
だからと言ってこの舞台が駄目かというと全く逆で、私が彼らに対して感じる不快さは、私自身が持つコミュニケーション能力の欠落を暴き立てられる事から来るものです。
そういう気づきを与えてくれたという意味において、たいへん有意義な舞台でした。
劇中に主人公の男が制作しているゲームが登場するのですが、システムが劇の世界観と密接に結びついていることにうならされました。
ゲームとしての完成度は今ひとつで、仮にゲームマーケットで販売されていたとしても私は買わないと思いますが、そのあたりも含めて主人公の人格と結びついているように思えます。
演劇慣れしていない私は、これ以上うまく語れそうにないので、ここから先は感想まとめなどを見て下さい。