双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

10/2アソビCafe「大人の部活!アキバ☆ボードゲーム部」に参加して来ました(前編)

10月2日、神保町のアソビCafeに行って来ました。

 

 

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この日は「大人の部活!アキバ☆ボードゲーム部」の開催日でした。テーマは「このゲーム是非遊んでほしい!オススメゲーム持ち寄り会」でした。

 

アソビCafeとは

アソビCafeとは、2016年にだてあずみ。さんが立ち上げた、神保町にあるボードゲームを遊べるカフェバーです。

開店当時、クラウドファンディングで200万以上を集めて話題になりました。

 

アソビCafe −東京・神保町のボードゲームカフェ−

 

席数は24。席はソファーになっており、大変居心地がいいです。端の方には畳敷きの席もあります。

 

所蔵ボードゲーム・カードゲームは500以上。棚もこの通り充実しています。

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では、この日遊んだゲーム。

 

ダンジョンレイダース(旧版)

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冒険者みんなでダンジョンに潜り、時に協力し時に出し抜きながら誰よりも財宝を稼いで生還するゲーム。

2011年、フィル・ハーディングの作品です。プレイ人数は1〜5人、公称プレイ時間は20分です。

 

準備として、ダンジョンカードのうち25枚を取り、約半数を表、残りを裏にして混ぜ、5枚のセットを5つ作ります。それぞれのセットがダンジョンの1階層となります。

各プレイヤーは担当キャラクターを決めます。キャラクターごとに初期財宝、初期体力、所持アイテムが違います。

各プレイヤーは1〜5の数字カードを持ち、ゲームを始めます。

 

1階層分のダンジョンカードを1列に並べます。この時、表のカードと裏のカードが混ざっており、先の展開が部分的に分かるようになっています。松明を使えばその階層にある裏向きのダンジョンカードを全て見ることができます。

 

各プレイヤーはスタートプレイヤーから手番順にカードを1枚出してダンジョンのイベントに対応します。この時、水晶玉を出せばパスをして他のプレイヤーの動きを見てからカードを出すことが出来ます。鍵は宝箱を取る時、剣はモンスターと戦う時に5のカードとして使うことができます。一度出したカードは、その階層が終わるまで再度使用することはできません。最も大きな数字を出したプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。

 

ダンジョンカードには、大きい数字を出した人が財宝をもらえる宝箱、全員の数字の合計が一定数未満なら最も小さい数字を出した人がダメージを受けるモンスター、出した数字によってアイテムや財宝がもらえる貯蔵庫、出したカードによってダメージを受けたり財宝を失ったりする罠があります。

 

途中で体力が無くなったプレイヤーはゲームから脱落します。

 

5階層を突破した時点で最も体力の低いプレイヤーはゲームから脱落します。生き残ったプレイヤーのうち最も多くの財宝を持っているプレイヤーの勝利です。

 

とぼけたイラストの割にやっている事は腹黒い、そんなゲームです。

ダンジョンの先や他プレイヤーの動向を読みながら、どこで強いカードを使うか、どこで手を抜くかの判断が重要になる…はずなのですが、実際にはカードの出し方が予定調和になりがちです。例えば、モンスターに対してどうしてもこの数字を出さなければ一人だけ損をする、そんな事態が往々にして発生します。そのため、何となく爽快感が無いというか、すっきりしないというか、そんなモヤモヤが残ります。シチュエーションは面白いのですが、どこか惜しい感じのするゲームでした。

 

アノコロの俺ら(新版)

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80年代、90年代のホビーにまつわる出来事を時系列順に並べるゲームです。

旧版は2013年、新版は2017年の発売、熊熊飯店の作品です。

説明書にはプレイ人数2〜5人とありますが、今回は8〜9人ほどで遊びました。

公称プレイ時間は15〜30分とありますが、昔話に花が咲くともっとかかります。

 

80年代、90年代の出来事が書かれたカードを使って遊びます。表には出来事が、裏にはその出来事が起こった年代と、それにまつわる作者の思い出が書かれています。

このカードを時系列順に並べるのが目的です。

 

私は70年代生まれですが、どう言う訳か、私には80年代90年代を懐かしく思う気持ちがありません。そんな私にとってこのゲームは全く興味の持てないものでした。思い出の部分には力が入っていているなと感心したのですが、それ以外の印象はありません。多分次に誘われたら敬遠します。

 

この後も色々遊びましたが、続きは後編で。