4/20リトルケイブゲームマーケット2018春新作ゲーム体験会
4月20日、リトルケイブ高円寺店のゲームマーケット2018春新作ゲーム体験会に参加して来ました。
[
ニンジャジントリ
フィールドに分身をばらまきながら戦い、多くのマスに自分の分身を置くゲーム。基本は2人対戦、4人で遊ぶ時はチーム戦になります。
手番に術を使って分身を増やし、相手を攻撃します。相手の潜んでいる位置に分身を出せば、攻撃成功となり、相手を復活ポイントに戻しつつ、ボーナスとして分身の術が強化されます。術を使った後、術を使った位置から縦横に繋がっている分身のいずれかに潜み、手番を終了します。
これを繰り返し、ゲーム終了時に場により多くの分身を置いていたプレイヤー(またはチーム)の勝利です。
今回は私のひどい勘違いが元でワンサイドゲームになってしまいました。
序盤に居場所を看破されてしまうと、強化された分身の術で差が延々と広がっていくため、逆転が非常に困難です。この辺りが爽快感に欠ける気がします。
その後、未発表ゲームのテストプレイに参加。これについての詳細は割愛。
で、次のゲーム。
ブングス
500円ゲームの企画「SMART 500 GAMES」の1つ。
全プレイヤーが0から5までの文房具カードを1枚ずつ出し、同時に出します。同じカードを出したプレイヤーを除外し、もっとも大きな数字を出したプレイヤーが得点します。ただし、1と5が同時に残った場合は1を出したプレイヤーが得点します。0は、手札に残ったカードをコピーするのに使います。全てのカードを出し切ったらラウンド終了。
3ラウンドを終了するか、誰かが9点を獲得したらゲーム終了です。もっとも高い得点を取ったプレイヤーの勝利です。
それぞれのカードには文具に対する思い入れがたっぷり詰まったイラストが入っています。ただ、ゲームとしては単純すぎ、かつ新味に欠ける印象です。初心者を取り込むにはこのくらいの方がいいのかも知れませんが、少なくとも私には物足りないです。
回答ルパン
出題者が手札を組み合わせて作った言葉を当てるゲーム。
各プレイヤーはカードを3枚持ちます。
プレイヤーは順番に出題者を担当します。出題者はカードを引いて手札を4枚にし、カードを組み合わせて2〜4文字の言葉を作ります。制限時間は30秒です。
カードには基本カードと赤ルパン、青ルパンのカードがあります。基本カードには「あいうえお」など50音のいずれかの行の5文字が書かれており、その中の1つの文字として使用します。青ルパンは好きな文字として使えます。赤ルパンは他のプレイヤーが使ったカードを奪って使えます。
言葉を作ったら、その言葉が答えとなるクイズを出題します。出題者以外のプレイヤーはそのクイズに回答します。正解したら、出題者と回答者の双方に点数が入ります。言葉が長い方が高得点です。
これを繰り返し、得点を競います。
発想力と語彙力が試されるゲームです。30秒という時間の縛りが程よい緊張感を生んでいます。こういう頭の体操は大好きです。
TOKYO SIDEKICK
各プレイヤーがヒーローとその相棒すなわちサイドキックを操り、東京各地で起こる事件を解決し、ヴィランを倒す協力ゲーム。
写真左がヒーロー、右がサイドキック。各プレイヤーは、好きな組み合わせのヒーローとサイドキックを選びます。
プレイヤーは時計回りの順に手番を行い、東京のあちこちで発生する事件を解決したりヴィランと戦ったりします。
各プレイヤーはそれぞれデッキを持ち、そのカードを使って様々な行動を行います。いわゆるデッキ構築です。
事件を解決したりヴィランにダメージを与えたりすると、経験値がもらえます。その経験値を使ってデッキやキャラクターを強化します。
こちらがヴィランです。写真の大怪獣ジラーゴは、メナスと呼ばれる最終目標で、通常のヴィランよりも強力です。
一定数のヴィランを倒すと出てくるメナスを倒せば勝利です。
敗北条件は以下の通りです。
- 事件を放置し、東京の崩壊カウンターが一定数まで進んだ場合
- 危険度最高の赤の事件を放置し、一定期間が経過した場合
- ヴィランからダメージを受けた時にデッキに入るダメージカードが場から無くなった場合
- その他、カードによって指定された敗北条件を満たした場合
会の終盤に遊び始め、終了時刻を気にしながらのプレイでしたが、なんとか大怪獣ジラーゴを倒して勝利。
基本的にはパンデミックの系譜上にある協力ゲームですが、パンデミックよりも爽快感を追求した作りになっています。テンポよく事件を解決し、ヴィランを倒し、キャラクターやデッキを強化する、こうしたヒーローらしい要素は、どれも爽快感に直結しています。また、ヒーローとサイドキックの両方を動かすことでプレイヤーの行動に幅が出ている点も、うまい作りだと思います。
多彩なキャラクターもまたこのゲームの魅力です。これだけ多様なキャラクターがいれば、大抵のプレイヤーは誰かしらお気に入りを見つけられるでしょう。私はサイバーテングを気に入りました。
総じて、協力ゲームやヒーロー物が好きならば大いに楽しめるゲームだと思います。
リトルケイブ高円寺店ゲームマーケット2018新作ゲーム体験会ですが、4月27日にも開催されます。
「ゲームマーケット2018春」新作体験会!参加サークル/体験者募集 – リトルケイブ高円寺店
ただし、登場する新作が入れ替わる点にはご注意下さい。