双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

4/22ぶんぶんゲムマ作品体験会(前編)

4月22日、ゲームカフェぶんぶんで開催されたゲムマ作品体験会に参加して来ました。

 

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21日のミスボドにも参加しましたが、ゲームマーケットが近いので、新作体験会の報告を優先させていただきます。

 

なお、この日は動画配信会も開催されていました。その模様は以下の通り配信されています。 

www.youtube.com

 

[:contents]

 

では、遊んだゲームの紹介。

 

突撃!今夜の晩ごはん

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出題者がお題の料理に入れる食材を1つずつ宣言し、それを元に料理を当てるゲーム。

 

過去にプレイした時の記事はこちら。 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回が3度目ですが、相変わらず自分の料理知識の無さを思い知らされます。

 

真・まどつく〜魔導書を作ろう〜

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9種類の魔導書カードを駆使して誰よりも先に魔導書を作るゲーム。

 

ゲーム開始時、各プレイヤーは、表紙用のカード1枚を火、水、風の中から選んで自分の前に置きます。表紙のカードは、魔導書が半分以上完成した時点で裏返り、効果を使用できなくなります。

時計回りの順に手番を行います。手番の最初にカードを1枚引き、その後「唱える」「記す」をそれぞれ1回まで行えます。各カードは「唱える」「記す」それぞれ別の効果を持っています。

「唱える」はカードを捨ててその効果を使う行動です。「記す」はカードを魔導書のページとして自分の前に配置する行動です。「記す」で出したカードは、カードに指定された条件を満たした時に効果を発揮します。

規定数のページを並べ、 魔導書を「綴じる」ことができたプレイヤーが勝利します。誰も魔導書を綴じられなかった場合の処理は入門ルールと上級ルールで違いますが、説明は割愛します。

 

特殊効果のあるカードを使い、互いに足を引っ張り合いながらカードを出して上がりを目指すというゲームは、とりたてて珍しくありません。しかし、カードの効果や枚数に無駄がなく、綺麗に仕上がっています。特に感心したのは、魔導書が半分以上完成した時点で表紙を裏返すルール。これによって、先行するプレイヤーが他のプレイヤーより多くの「記す」効果で一層有利になる事態を防いでいます。これは、魔導書を作るという世界観ともよく合っています。カードの効果を把握するまでが少々大変ですが、この手のゲームにしては悪くありません。

 

Go☆Do☆Compa

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合コンに参加する女子となって、メンズにアピールして連絡先を教えてもらうことが目的の、なんとも下衆なゲーム。

 

ゲーム開始時、まず、プレイヤー人数に等しい数のメンズを並べます。各メンズには好きな属性と苦手な属性があります。これらのメンズにツボ属性カードと得点カードを裏向きで付与します。

属性には優しい、聞き上手、子猫ちゃんなど12種類があります。プレイヤーはアピールカードを使ってメンズの好きそうな属性をアピールし、メンズの気を引きます。

プレイヤー(女子)は、メンズの顔ぶれを確認してからアピールカードを3枚引き、1回だけ好きな枚数を交換します。次にプレイヤーの初期配置を決め、その後各プレイヤーはメンズのうち1人のツボ属性と点数を確認します。

 

ゲーム中は、時計回り順に手番を行います。カードを1枚引いた後、以下のいずれかのアクションを行います。

  • 自分もしくは隣接する女子にアピールカードを付ける「アピール」
  • 席を移動したりメンズのツボ属性もしくは得点を見たりする「探りを入れる」
  • パスをしてカードを追加で引く「様子を見る」

 

 

カードを引いた時にイベントカードが出たら、そのイベントを処理してから改めてカードを引きます。イベントの中には、メンズの得点カードを入れ替えるような、プレイヤーの想定を根本から覆すようなものもあり、注意が必要です。

 

アピールカードの中には妨害カードが混ざっており、これを使用すれば他プレイヤーの行動を阻止することができます。妨害カードを妨害カードで打ち消すことも出来ます。

 

山札が無くなったらラストオーダーとなり、各プレイヤーが1回だけアピールを行います。

その後、メンズのツボ属性を公開し、メンズに隣接する女子の好みを確認し、どの女子に連絡先を教えるかを決定します。隣接する女子それぞれについて、好きな属性ごとに1点、ツボ属性ごとに2点、苦手な属性ごとにマイナス1点で女子の好感度を計算し、最も好感度の高い女子が連絡先(得点)を獲得します。ただし、「既婚」の得点カードを獲得してしまったプレイヤーはゲームから脱落します。

連絡先の得点に、付与したアピールカード1枚につき1点を加えた点数が最終得点です。最も高い得点を取ったプレイヤーの勝利です。

 

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得点カードにはQRコードが付いています。スキャンすると何が起こるかは、遊んでみてのお楽しみ。

 

私はこれまで合コンとほとんど縁のない人生を送って来ました。従って、合コンというものについて語れるほどの知識はありません。ただ、合コンというものがこのゲームのような浅ましいものだとしたら、そんなものと縁のない人生を送って来た事はむしろ幸運だった、そんな感想を抱きました。

 

とにかく、相手の男を値踏みして、自分を偽って相手に媚びたアピールをし、周りの女子の足を引っ張り、連絡先を貰う貰わないで一喜一憂し、挙げ句の果てに既婚者に引っ掛かって修羅場に突入する、そんな合コンというものの浅ましさを存分に味わえる怪作です。

 

 

なんか「Go☆Do☆Compa」の紹介を書いていたら精神的にものすごく消耗してしまいました。よって、一旦記事を区切って、残りのゲームは次回の記事で紹介します。