双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

11/16リトルケイブ新作体験会

11月16日、リトルケイブ高円寺店で行われたゲームマーケット2018秋新作体験会に参加し、今回も動画を撮ってきました。

 

その動画ですが、本日公開しました。


ゲームマーケット2018秋新作紹介vol.3

 

今回は私の不手際で、残念ながら100%満足のいく撮影にはなりませんでしたが、兎にも角にも公開にこぎ着けました。

 

ブログの方では、前回同様、この日実際に遊んだゲームのみを紹介します。

 

 

ハタイロ<旗彩>

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色を集め、国旗を作ってギャラリーを充実させるゲーム。

 

手番になったら、旗の製作準備か完成かのいずれかを行います。

 

製作準備では、場から未着色の国旗を1枚取ります。この時、取った場所と縦横いずれかの同じ列にある色を、製作キューブを支払って取ることができます。

 

取った国旗と対応する色が揃ったら、国旗を完成させられます。国旗と色が足りていれば、複数の旗をまとめて完成させることができます。完成させた国旗があれば、完成フェイズごとに1回だけ国旗から色を出すことができます。

完成させると、製作キューブかテーマタイルを取ることができます。

 

テーマタイルは、「十字」「星」のような国旗の形状、「オセアニア」「アメリカ」といった地域などのテーマが書かれています。自分のギャラリーの縦横いずれかの列に置き、その列にテーマに沿った国旗を置くことで得点になります。

 

ゲーム終了時、国旗の得点、テーマタイルの得点、未完成の旗の減点などを集計し、得点の高いプレイヤーの勝ちです。

 

ステマティックに洗練されたゲーム。ただし、旗が持つ様々な属性と、それに対応するテーマがあるため、考えることが非常に多くなり、思考への負荷は高いです。

国旗というモチーフがなければ、カードテキストに頼らずにここまで多くの属性を管理するゲームは成り立たなかったでしょう。そういう意味で、ありそうでなかったプレイ感を味わえます。

難を言えば、若干色が見分けにくい部分があった事。具体的には、赤とオレンジを見間違えました。この辺りは惜しいと思います。

 

・デビルズマナー

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天使に装備品を付けて、相手より強くするのが目的の2人用ブラフゲーム。

 

手番になったら手札から装備カードを1枚裏向きで出し、カード内容を宣言します。この宣言で嘘をついても構いません。

カードを出されたプレイヤーができるのは次の3つ。

・カードを引き取る

出されたカードを引き取り、表向きにして装備します。

・カードを拒否する

カードを突き返します。カードを出したプレイヤーは、突き返されたカードを裏向きで好きな場所に装備します。

・嘘を告発する

相手が嘘をついていると思えば告発できます。

告発が成功したら、自分か相手の天使を裏向きにして悪魔に変えることができます。悪魔になると、装備品の価値が反転します。自分が弱い装備を付けている時、相手が強い装備を付けている時に状況を打開できます。

 

双方が4ヶ所に装備を付けるか、山札が切れたらゲーム終了。装備の得点で勝敗を決めます。

 

シンプルながら考えさせられる心理戦のゲームです。

プレイ時間5〜10分と書いてありますが、相手を出しぬこうとついつい長考してしまいました。

ただ、効果的な嘘のつき方がまだ分かりません。この辺りが分かると、もっと楽しめるような気がします。

 

ゲームマーケットの新作動画は17日以降も収録しているのですが、ゲームマーケットまでに公開できるかは怪しいところです。

 

以上でリトルケイブでのゲームマーケット2018秋新作体験会の報告を終わらせていただきます。