2月14日、天岩庵に遊びに行きました。
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tengan-an-boardgame-shinagawa.blogspot.jp
この日はしゅぴーる遊園地の珠洲ノらめるさんが来店しました。
今日は天岩庵さんに行ってきましたー!(・ω・)フクロウと言いはるがんちゃん可愛い。そして角煮も美味しすぎました!圧力鍋買おうかな…!
— 珠洲ノらめる(しゅぴ〜る遊園地) (@piyo_rameru) 2018年2月14日
店長さんとぱしゃり!オリジナルのがんちゃんタンブラーありがとでした、自宅なんちゃってボドゲカフェの一員にくわえさせていただきます!w pic.twitter.com/t0IXo0uTiA
しゅぴーる遊園地の公式サイトにリンクを貼っておきます。
私は過去に天岩庵に行ったものの、ほかのお客さんが誰も来なくて悲しい思いをした事があるため、最悪でもらめるさんは来ると分かっているこの日を選んで天岩庵を再訪した次第です。その時の記事はこちら。
この日の天岩庵はらめるさんの影響もあってか大盛況でした。
私は1ゲームだけらめるさんと一緒に遊びました。遊んだゲームは「ゲシェンク」。
ゲシェンク
取ると減点になる数字カードを、チップを支払って隣に回すか、それまで支払われたチップを回収してカードを引き取るかを選びます。連番のカードは、そのうち最小の数字の1枚のみが減点となります。
33枚あるカードのうち24枚目を誰かが引き取ったらゲーム終了。カードの数字の減点とチップの得点を合計し、最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
このゲームが名作というのは今更言うまでも無いのですが、やはりここはらめるさんについて一言書くべきでしょう。
ボードゲームアイドルの看板を掲げているだけあって、ゲームの盛り上げ方が上手です。プレイ中の何気ないトークにもいちいち華があります。日本全国津々浦々で様々な人とボードゲームを遊んでいる経験は伊達では無いように思います。もっとも、そう感じるのはおっさんの贔屓目なのかも知れませんが。
なお、ゲームの方は、うまいこと連番カードを引き当てた私が勝利しました。
ニューヨークスライス
「もっとホイップを」のリメイク。
切り分け係が11切れのピザを人数分に切り分け、切り分け係の左隣のプレイヤーから時計回りの順にいずれかのピースを選んで取ります。取ったピザはその場で食べて得点化するか、取っておくかを選びます。
規定ラウンド終了時、取っておいたピザを種類ごとに数え、最も多く持っているプレイヤーがそのピザに書かれた数字の得点を獲得します。合計得点の高いプレイヤーの勝利です。
「もっとホイップを」に無かった新要素は、持っているとゲーム終了時に減点になるアンチョビ、2種類の具が半分ずつ乗っているハーフ、いずれかのピースに添えるスペシャルオーダーです。
元が「もっとホイップを」なので、切り分けの悩ましさは健在です。追加要素のおかげで複雑さが増しており、一段と長考しがちになります。追加要素は私にとっては若干複雑過ぎる印象ですが、熟練者にはいいかも知れません。
なお、ゲームの成績ですが、右隣プレイヤーと狙いが被ったのが祟って最下位でした。
光合成
光のエネルギーを集め、そのエネルギーで木を育て、育ち切った木を取り除いて得点化するゲーム。
毎ターン開始時に光源が移動し、各プレイヤーは光が当たる木に応じてエネルギーを獲得します。
次に、各プレイヤーはエネルギーを使って種を飛ばす、木を成長させる、成長した木を取り除いて得点タイルを獲得する、種や木をストックに加えるといった行動を行います。
規定ターン数が経過した時点で、得点タイルの点数に残ったエネルギーに応じた得点を加えた合計得点が最も多いプレイヤーの勝利です。
今回私はど真ん中のエリアで2回得点を獲得しましたが、最後の最後で5本目の木を得点化するエネルギーが不足し、僅差で敗北しました。
運の要素が無いゲームで、考え出すと切りがありません。木を増やして受け取れる光エネルギーを増やすのは大事ですが、それをどこかで得点化しないといけないジレンマがうまく機能しています。また、光源が動く関係上、エネルギーが多くもらえるターンとそうでないターンのムラが発生し、これもまたゲームに味わいを加えています。
私は運の要素の無いゲームには苦手意識があったのですが、このゲームについてはまるで苦に感じませんでした。テーマがいいのか、メカニズムがいいのか、あるいはその両方かは分かりませんが、とにかく気に入りました。
以下は余談ですが、このゲームをやっているうちに、気がつくと光エネルギーのことを「1金」などと呼んでいたりします。世界観が台無しです。
以上で2月14日の天岩庵の報告を終わらせて頂きます。