2月17日、ふたぎんボドゲ会を途中で抜けて、高田馬場ブリッジセンターで開催されたヤポンブランド相談会&ゲーム会に顔を出して来ました。
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私自身はボードゲームを作っている訳ではありませんし、作る予定も無いのですが、野次馬根性で参加し、色々遊びました。
俳聖 秋冬編
季語、お題、助詞、切れ字のカードを引き、それらを使って俳句を作り、褒め合うゲーム。
カードには難易度に応じて星が付いており、星が多いほど高得点です。また、早く句を完成させたプレイヤーほど多くの得点がもらえます。当然、句が多くのプレイヤーに気に入られたプレイヤーにも得点が入ります。
私は詩才など皆無なので、俳句と聞いてもまるでしっくり来なかったのですが、そんな私でもこのゲームをやる事で一応俳句らしきものを作ることが出来ました。恥を承知で公開します。
「氷柱祭 おどるはニート ばかりかな」
「酒の席 案山子のごとき 私かな」
詩才皆無の私でも何とか俳句が出来るかも知れない、そう思わせるゲームでした。
とは言え、これを海外に紹介するとなると、言語の壁が厳しそうです。そこをどう乗り越えるのかは気になるところです。
キズナと螢の物語
このブログでも度々取り扱っている異能バトル協力ゲーム。
今回のプレイ中、カードや説明書の視認性に改善の余地があるという話が出ました。私はそういう事に無頓着でしたが、言われてみると、確かに文字をもっと大きくし、説明書のページ数ももっと増やした方がいいように思えます。こういう指摘が出て来るあたり、やはりヤポンブランドの皆さんは本職だなと感じます。
にんにんにんじゃ
多様なカードの効果を使ってプレイヤー間で手札を移動させ、最後の1枚で秘伝の書を出すか、合言葉のカードで秘伝の書を持ったプレイヤーを指名すれば勝ちのゲーム。
おそらく「犯人は踊る」のようなプレイ感を志向しつつ、「犯人は踊る」よりも能動的に勝利を目指せるゲーム、というのがこのゲームが方向性のように思います。
3人で遊んだ時は、予定調和のような展開になりがちで、今ひとつ緊張感が足りなかったのですが、5人で遊んだ時は、プレイヤー間の思惑が複雑に絡み、予測不可能でワイワイ楽しめるゲームになりました。
私が水着にきがえたら
各プレイヤーは合計7kg分のダイエットカードと3枚の食べたい気持ちカードを持ちます。
ダイエットカードを出して、食べたい気持ちカードを捨てたり他プレイヤーに押し付けたりしていきます。
全ての手札を無くしたプレイヤーが出たらそのプレイヤーの勝ち、手札が全て食べたい気持ちカードの時に手番を迎えたプレイヤーが出たらそのプレイヤーの負けです。
初級では、各プレイヤーが指定されたカードセットを持ってゲームを開始します。中級では、各プレイヤーが順番に1枚ずつ、合計が7kgになるまでカードを選びます。
初級はゲームのルールを掴むための練習編。真骨頂はカードを1枚ずつ自分で選ぶ中級にあります。
運の要素は極端に少なく、他プレイヤーが選んだカードを見ながら、将棋のように先の先まで考えてカードを選ぶのは、相当頭を使います。
ダイエットというテーマからは想像も付かないようなタフなゲームです。これを海外に出すなら、多分別のもっと硬派なテーマに変えた方がいいと思います。
以上で2月17日のヤポンブランド相談会&ゲーム会の報告を終わらせていただきます。