8月30日より小僧ゲームズで販売開始予定の「霹靂(ピリ) 入陣武林」をご紹介します。
台湾で30年以上にわたって続く武侠ファンタジー人形劇「霹靂布袋戲(ピリプータイシー)がボードゲームになりました。
「霹靂 入陣武林」では、プレイヤーは駆け出しの武侠となり、修行をして武術を身につけ、素還真ら霹靂世界の侠客達と交流し、武術界の覇者を目指します。
ゲームは修行パートと決戦パートに分かれています。基本ルールではこの2つを通して遊びますが、どちらかを単独で遊ぶルールも用意されています。
修行パートでは、侠客との交流や武術の修練などの行動カードを手番プレイヤーが選び、その行動を全プレイヤーが実行するというヴァリアブルフェイズシステムを採用しています。
行動には福縁上昇、秘伝書の獲得、武術の修練、侠客との交流、アイテムの購入、江湖の討伐の6つがあります。
福縁上昇では、秘伝書の獲得に必要な福縁チップを獲得します。
秘伝書の獲得では、手持ちの福縁チップを使用して、場の武術カードを獲得します。
武術の修練では、プレイヤーの内力を上げ、獲得した秘伝書の武術を習得し、使用可能にします。
侠客との交流では、霹靂世界のキャラクターと交流し、自分の陣営に加えることができます。交流で陣営に加えた仲間は、贈り物を贈ることで義兄弟にすることができます。
アイテムの購入では、武器や贈り物などを購入できます。
江湖の討伐では、敵を討伐してボーナスを獲得します。習得した武術のうち1つと、それに対応する武器、使用する侠客の戦力の合計が討伐に必要な値に達すれば、その敵を討伐できます。
全員が行動カードを選んだらラウンド終了です。
規定のラウンド数が終了したら、修行の得点計算を行います。習得した武術、購入した武器、義兄弟にした侠客、討伐した敵などの得点を集計し、修行の順位をつけます。
決戦パートでは、修行パートで習得した武術、入手した武器、義兄弟になった侠客を持ち込んで互いに戦います。修行パートの順位によって組み分けを行い、チーム戦を行います(3人〜4人プレイの場合)。修行パートの得点と順位によってプレイヤーの体力が決まります。
決戦パートでは、全員が秘密裏に同時に移動先と使用する技を決めて一斉に公開し、技が命中したかどうかを判定します。一度使用した技は、休養カードを使って手元に戻すことで、再度使用できます。義兄弟がいる場合は、マップ上の相手のマスに移動させることで、その相手にダメージを与えられます。体力が0になったプレイヤーから脱落し、最後に生き残ったチームの勝利となります。
「台北大空襲」の迷走工作坊、「太極」の桌遊列國といったボードゲーム出版社、そして「功夫」のデザイナー楊宗樺(「功夫」では蔥哥(Zong-Ger)名義を使用)が制作に携わっており、単なるキャラゲーではないシステマティックな本格派ゲームに仕上がっています。「霹靂」ファン、ボードゲームファンの両方にお薦めします。
パブリッシャー:迷走工作坊、桌遊列國(台湾)
デザイナー:楊宗樺
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:30〜120分
対象年齢:15歳以上
また、「霹靂 入陣武林」と同時に「霹靂 入陣武林 アクセサリーセット」も販売します。いわゆるコレクターズアイテムです。
霹靂 入陣武林 アクセサリーセットには以下のものが入っています。
・「霹靂 入陣武林」キャラクターアクリルスタンド (4体)
「霹靂 入陣武林」のイラストを元に制作された素還真、一頁書、葉小釵、談無慾の4体のアクリルスタンドです。コレクション用。
・「霹靂 入陣武林」人物キラカード(8枚)
「霹靂 入陣武林」に登場する君奉天、羅喉、靜濤君、青陽子、亂世狂刀、天跡、地冥、人覺の8枚のキラカードです。コレクション用。
・「霹靂 入陣武林」デッキケース(1個)
外側に「霹靂 入陣武林」キャラクター(素還真、一頁書、葉小釵)が印刷されたデッキケースです。
・金属インゴット(金10個、銀30個)
「霹靂 入陣武林」で銀票の代わりに貨幣として使える金属製インゴットです。
「霹靂 入陣武林」および「霹靂 入陣武林 アクセサリーセット」は、8月30日18:00頃より小僧ゲームズで販売予定です。