双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

11/12Okusawa Game Day

11月12日は、いつもと趣向を変えて、普段行かないゲーム会に足を運んでみました。その名はOkusawa Game Day。

 

 

Okusawa Game Day とは

Okusawa Game Dayとは、東京在住の外国人が集まるゲーム会です。

 

私はこのゲーム会を、Meetupというサービスで見つけました。

 

何をするかが自分をつくる | Meetup

 

会場は本来なら奥沢なのですが、今回は奥沢の会場が取れなかったのか、用賀の多摩川台区民センターでの開催となりました。50人ほど入る広い部屋を贅沢に使っていました。

 

参加者はほとんどが東京在住の外国人です。具体的な国籍は聞いていません。当然英語環境です。たまに私以外の日本人も混じっていたようですが、話はしませんでした。

 

そんな英語環境でアウェイ感満載のゲーム会で私が遊んだのがこちらです。

 

Crossfire

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VIP、暗殺者、エージェント、傍観者、囮に分かれてそれぞれの勝利条件を目指す正体隠匿ゲーム。

なお、写真の銃はキャッシュ&ガンズからの借用です。

 

出版年:2017年

デザイナー:Emerson Matsuuchi

プレイ人数:5〜10人

対象年齢:14歳〜

公称プレイ時間:5〜10分

 

各プレイヤーに役割カードを配ります。その後カードを左に回してから3人ごとにカードをまとめて混ぜて配り、自分の近くにどんなカードがあるかある程度分かるようにします。

 

各プレイヤーは自分の役割ごとの勝利条件を目指します。

VIP…暗殺者に狙われる。生き残れば勝ち。

暗殺者…VIPを暗殺したら勝ち。

エージェント…VIPを守り切ったら勝ち。

傍観者…撃たれなかったら勝ち。

囮…撃たれたら勝ち。

 

事前に見た周りのカードを手がかりに、会話を通じて他のプレイヤーの役割を推理したり、他プレイヤーの思考を誘導したりします。

 

話し合いの時間が終わったら、全員一斉に目標を指定します。その後、暗殺者とエージェントのみが実際に銃を撃ちます。

まずエージェントが身分を公開して銃を撃ち、暗殺者の排除を目指します。その後、生き残った暗殺者が銃を撃ち、VIPを狙います。

銃撃が終わった後、勝利条件を満たしたプレイヤーが勝利します。

 

また、狙撃手モードという遊び方もあり、この場合は誰か1人が狙撃手になり、エージェントの代わりに銃撃を担当します。

 

英語環境でのボードゲーム会というアウェイ環境に飛び込んでの一発目が正体隠匿系、ハードルが高過ぎます。ましてや私は日本語環境でも正体隠匿系が苦手で、しょっちゅう黙り込んでしまうような人です。最初からクライマックスです。

 

案の定、議論の流れにまるで付いて行けなかったり、全然喋れずにいるうちにあっさり正体を見抜かれたり、散々でした。

 

 で、その後遊んだのはこちら。

 

レジスタンス

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だーかーらー、私は正体隠匿系が苦手なんだって。日本語環境でも黙り込んで(以下略)

 

出版年:2009年

デザイナー:ドン・エスクリッジ

プレイ人数:5〜10人

対象年齢:13歳〜

プレイ時間:30分

 

さて、今回遊んだレジスタンスは、「レジスタンスアヴァロン」のマーリンに相当するCommanderその他の役職が入った改訂版。確かにこれが無いと推理の材料が不足します。

 

1回目はスパイ側。私以外の2人のスパイが目立つ動きをしたので、ひたすら潜伏。(黙り込んでいたとも言う)レジスタンス勝利。Commanderの当たりは付いていたものの、そこをうまいこと主張できませんでした。

 

2回目はレジスタンス側。1-2のスパイリードで迎えた4ラウンド目、チームにスパイが2人いて、2人が失敗を出せばすぐにゲームに勝てるところ、何故か失敗が1枚しか出て来ないというイレギュラーがあり、大いに混乱しました。結局スパイの勝利でした。

 

うーん、やはり正体隠匿系は苦手です。次までには、人狼で初日に吊られない英語力を身に付けたいと思います。 

 

レジスタンス:アヴァロン日本語版

レジスタンス:アヴァロン日本語版

 

 

ハッピーサーモン

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同じアクションが書かれたカードを持ったパートナーを探し、2人でそのアクションを取ってカードを捨てていくアクションゲーム。

 

出版年:2016年

デザイナー:Ken Gruhl, Quentin Weir

プレイ人数:3〜5人

対象年齢:6歳〜

プレイ時間:2分

 

ハイタッチやら位置の入れ替えやら、常に忙しく賑やかなパーティーゲームです。カードを入れるサーモンのパッケージも愛嬌があります。これなら英語が分からなくても大丈夫です。

 

 

Happy Salmon

Happy Salmon

 

ウォーターディープの支配者たち

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ダンジョンズ&ドラゴンズの世界のギルドの主人となって、冒険者を派遣してクエストをこなし、名声を得るゲーム。

 

出版年:2012年

デザイナー:ピーター・リー、ロドニー・トンプソン

プレイ人数:2〜5人

対象年齢:12歳〜

プレイ時間:60〜120分

 

やる事はワーカープレイスメントです。手番順にコマをアクションマスに置き、お金や冒険者を確保したり、施設を建てたり、クエストの依頼を受けたりします。なお、このゲームの冒険者はただのキューブで表現されます。

 

そんなワーカープレイスメントに色を添えるのが陰謀カード。相手に面倒で大して点にならないクエストを押し付けるなど、色々な効果があります。

 

今回は途中までいい位置につけていたのですが、最終ラウンドでお金が尽きて本命のクエストがこなせず、2位に終わりました。

 

ボーナンザ(拡張22豆、24豆入り)

 

最後はボーナンザ。

交渉で豆をもらったり上げたりしながら自分の畑に豆を植え、収穫するゲーム。ただし、手札の順序を入れ替えてはいけません。

 

出版年:1997年

デザイナー:ウヴェ・ローゼンベルク

プレイ人数:2〜7人

対象年齢:13歳〜

プレイ時間:45分

 

今回は拡張の22豆、24豆入り。拡張は初めてで、すっかり調子が狂い、いいところなく負けました。いらない豆を積極的に人にあげないとダメですね。

 

以上で11月12日のOkusawa Game Dayで遊んだゲームの報告は終わりますが、次回のブログでは、東京在住の外国人ボードゲーマーと遊んで気付いたあれこれを書くつもりです。では。