双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

12/11大田非電脳ゲーム倶楽部

12月11日、大田非電脳ゲーム倶楽部に参加しました。

 

この日は「赤の大聖堂」を遊びました。

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「赤の大聖堂」は、モスクワの大聖堂の建設に参加し、だれよりも大きな貢献をすることを目指すゲームです。

 

手番にできる行動は、「建設区画を抑える」「資材を集める」「資材を運び込む」の3種類です。

建設区画を抑え、資材を集め、その資材を建設区画に送り込むことによって区画を建設できます。

 

資材を獲得する時は、市場ボードの円環上にあるダイスを1個選び、出目の数だけそのダイスを進め、到達した先の資源を獲得します。その場所に複数のダイスがある場合はもらえる資源が増えます。資源獲得後、その場所のダイスを振り直します。

また、資源獲得時にその場所に対応するギルドを利用することができます。

 

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資材を運び込む時は、1手番に3個までを自分が抑えた区画に運びます。区画に必要な資源が全て運び込まれたら、その区画は完成し、お金と得点を獲得します。下に未完成の区画がある状態で上の区画が完成したら、下の区画を抑えているプレイヤーは減点を受けます。

また、資材を運び込むアクションを使い、聖堂の飾り付けも行えます。

 

誰かが6つの区画を完成させたら、残りの全員が手番を1回行ってゲームを終了します。大聖堂の塔ごとに貢献度を比べ、上位のプレイヤーが得点を獲得します。その後得点を比べ、勝敗を決めます。

 

 

120分級のゲームですが、手番にやる事が分かりやすく、ルールが飲み込みやすくなっています。市場の仕組みにはひねりが効いていますが、これも理解しやすい形にまとまっています。

勝つためにはちゃんと市場の動向や他プレイヤーの動きに気を配りながら建設を進めていく必要があります。幸いルールが飲み込みやすいので、勝つための思考に集中できます。

今回のプレイには2時間ほどかかりましたが、その時間を全く長いと感じませんでした。非常に満足度の高い1本でした。

 

以上で12月11日の大田非電脳ゲーム倶楽部の報告を終わらせていただきます。