双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

4/16大田非電脳ゲーム倶楽部

4月16日、大田非電脳ゲーム倶楽部に参加して来ました。

 

 

インフォレストシティ

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地形カードを並べ、その上に動植物トークンを置き、熱帯雨林の環境を再生するゲーム。

 

テーブルの中央に地形カードと動植物カード4枚ずつの合計8枚を2枚ずつのセットにし、果物ダイヤルの周りに並べます。

 

手番プレイヤーは果物ダイヤルを回し、自分の果物を欲しいカードの方に向け、その2枚のカードを取ります。残りのプレイヤーは自分の果物が向いたカード2枚のうち1枚を取ります。

 

地形カードを取ったら、自分の前に並べてある地形カード(これを景観と呼びます)につなげるように置きます。

森、マングローブ、海の3種類の地形をつなげると1つの生息地になります。同じ生息地の中で食物連鎖を作ることで得点を得られます。

地形カードに動植物が書かれていたら、そこに対応するトークンを置きます。家が書かれていたら、対応するトークンを取り除きます。家は得点になりますが、家の周囲に動植物があれば減点になります。

 

動植物カードを取ったら、そこに書かれたトークンの配置を自分の景観のいずれかの場所に当てはめ、トークンを置きます。

動植物はそれぞれ置ける地形が決まっており、それ以外の地形に置くことはできません。

草食動物を得点にするには植物が、肉食動物を得点にするには草食動物が同じ生息地に置かれている必要があります。

置けなかったトークンは堆肥の山に置かれ、ゲーム終了時に減点になります。

 

一定回数の手番を行ったらゲーム終了です。

景観に置いた動植物トークンと家の得点、家の周囲と堆肥の山にあるトークンの減点を集計して勝敗を決めます。

 

パズル要素の強いゲーム。

生息地をつなげたり、生態系を作り上げるには、果物ダイヤルで決められたカードをうまく利用する対応力が重要になります。

カードを回転させながらどこに配置させるかを考えると、つい長考しがちになります。

トークンを置くには地形カードが必要ですが、地形カードを置きすぎるとその分トークンを置く機会が減ってしまいます。そのあたりのバランスも難しいです。

 

この「レインフォレストシティ」は、ゲームマーケット2022春の小僧ゲームズのブースにて販売いたします。

 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

ミニゴルフデザイナー

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タイルを配置してパターゴルフのコースを設計するゲーム。

 

毎ラウンド、プレイヤーは場のタイル置き場に並んだタイルを1枚取り、自分のコースに並べます。タイル置き場のタイルは裏の番号によって並べられ、より左側の(番号が小さい)タイルを取ったプレイヤーが次のラウンドで先にタイルを選べます。パスしてタイルを取らないことも選べ、その場合は次のラウンドで最初にタイルを選びます。

 

最初に配られた土地カードに指定された範囲内に、9ホールのコースを作る必要があります。

得点に関わる条件には以下のものがあります。

・土地カードの難易度に応じた得点。

・各ホールの打数を3から5にすれば得点。(打数はタイルに書かれている)

・全ホールの合計打数は36を目指し、そこから離れた分だけ減点。

・前のコースのグリーンと後のコースのティーを隣接させると得点。

・土地カードのタイルが埋まっていない場合とはみ出した場合に減点。

・タイルに書かれた人の数に応じて得点。

・ゲーム開始時に決めたクライアント夫妻のリクエストを満たすことによる得点。

・先にコースを完成させたプレイヤーは、他のプレイヤーがコースを完成させるまで毎ラウンド得点。

 

全員がコースを完成させたら、得点を集計し勝敗を決めます。

 

こちらもパズル要素が強いゲーム。

ゴルフというテーマが得点システムうまく生かされています。またタイルを置いてコースができていくのを見るのが楽しいゲームでもあります。

 

 

以上で4月16日の大田非電脳ゲーム倶楽部の報告を終わらせていただきます。