6/2川崎テーブルゲーム会シャッフル
6月2日、川崎市国際交流センターで行われた川崎テーブルゲーム会シャッフルに参加しました。
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オネズミ算
同一手番中に同じ数字をめくらないようにカードをめくっていくゲーム。
同一手番中に同じ数字のカードをめくってしまったら自分が減点。
7枚以上を自分の前に並べて手番を終了した場合、自分以外のプレイヤーが減点。
お手軽なバースト系ゲームですが、若干物足りない印象です。5人でやったのが良くなかったのかも知れません。次は3人くらいで試してみようと思います。
フロム:バタヴィア
手札をやり繰りして船に商品を積み、三つの船に商品を満載する事を目指すゲーム。
過去のプレイ報告はこちら。
2度目のプレイですが、経験がもろに出るゲームのようで、持ち込んだ私が圧勝してしまいました。
ゲームに慣れ、隣のプレイヤーに何を回すかを考えられるようになってからが本番かと思います。
Criss Cross
専用のダイスを2個振り、2つのシンボルが隣接するようにシートを埋めて、同じ記号を連続させた数に応じて得点を得るゲーム。
クニツィア作の、地味で苦しいダイスゲーム。記号が全く連続していない列が-5点というのがいい味を出しています。特定の列に特化する、減点を極力減らす、いずれの戦略にも勝機があります。ですが、プレイヤーを強烈に惹きつけるインパクトには欠けるように思います。
ヘックメック(拡張入り)
通常のヘックメックに、11と13のタイル、5種類の特殊効果、丸いイモムシタイルを加えた拡張。
通常のヘックメックの報告はこちら。
11と13タイルは、その出目ちょうどを出さないと取れないタイルで、他プレイヤーから奪われません。
5種類の特殊効果は、特定のタイルを取ると付いて来ます。イモムシの目が出なかった時に限ってイモムシの目を追加する、特殊ダイスを追加で振れるなどの効果があります。
丸いイモムシタイルは、特殊効果で取れる他、1の目を2個以上確定すると獲得できます。
通常のヘックメックに比べて展開に起伏があり、楽しさが増しています。いい拡張です。
サクラ
帝お抱えの画家となり、帝の後をつけながら、帝が桜の木の下に来た時に出来るだけ近くにいることを目指すゲーム。
…何?その爽快感の無いテーマ。
プレイヤー全員がカードを同時に出し、番号の小さい方から順にカードの指示に従って帝と画家のコマを動かします。
画家コマは帝の後ろを歩きます。もしうっかり画家が帝のいるマスに入ってしまったら、その画家のプレイヤーは減点になります。
帝が桜の木の下に来たら得点計算です。3回目の得点計算が終わったらゲーム終了です。最も得点の高いプレイヤーの勝利です。
行ったり来たりでなかなか進まない帝にイライラするゲームです。カードの構成にも法則性がなく、ゲーム展開が読みづらいです。システムとして美しくないと感じました。
アルケミスト
レシピを作ったり、他人の作ったレシピを利用して資源を変換し、アルケミストとしての実績を積むゲーム。
空いている釜があれば、手持ちの資源を使ってレシピを作ることが出来ます。釜には変換後に出来る資源が描かれており、レシピとして提示できるのはそれ以外の資源です。レシピ製作の際、そのレシピの得点を指定し、それを獲得します。ただし、それ以降、レシピを作ったプレイヤーはそのレシピを利用できません。
他のプレイヤーのレシピを利用する場合は、指定された資源を支払い、うち1個をレシピの作成者に与え、残りをゲームから取り除きます。その後、変換後の資源と勝利点を受け取ります。
2種類の資源が枯渇したら、手番を1巡してゲーム終了です。各プレイヤーは残りの資源を得点化します。その後、各プレイヤーは担当する資源を公開します。場に残っている担当する資源の数が少ないプレイヤーから順にボーナスを受け取ります。これらを合計し、もっとも得点の高いプレイヤーの勝利です。
興に乗るあまり、2回連続でプレイ。
プレイヤーが作るレシピによって、ゲーム展開が大きく変わります。レシピの消費資源が少ないとハイスコアゲームになる、といった具合です。
そして、定石が存在せず、毎回展開が劇的に変わる、そのつかみどころのなさが独特の魅力となっています。ただし、このつかみどころのなさという魅力は万人向けではありません。
以上で6月2日の川崎テーブルゲーム会シャッフルの報告を終わらせていただきます。