7/18天岩庵オープン積みゲー崩し会

7月18日、天岩庵で行われたオープン積みゲー崩し会に参加して来ました。

今回集まったゲームの数々がこちらです。

カエルの神殿

カエル達が森を周回してブロックを獲得し、神殿を作るゲーム。

ブロックが置かれたトラックカードが環状に並び、プレイヤーのカエルはそこを周回します。

カエルコマが一番後ろのプレイヤーが手番を行います。

プレイヤーは手番にカエルコマを1〜4マス進め、進んだ先のブロックを獲得して神殿に置きます。3マス進んだなら得点、4マス進んだなら追加のブロックを獲得します。

ブロックを獲得したら、それを現在建設中の階層に置いて神殿を作ります。

ブロックを置いた時、色ごとにつながったブロックの数の合計が手番プレイヤーの得点になります。

手番プレイヤー以外のプレイヤーは、自分の色が繋がっていたら、カエルコマを1マス進めて繋がった数の得点を得るか、コマを動かさず得点を得ないかのどちらかを選びます。

1つの階層が完成したら、その上の階層を建設します。この時、階層の違うブロックも色が繋がっていれば得点になります。

神殿が完成するかブロックが無くなったらゲーム終了です。

階層ごとに見えている面積が一番多い色のプレイヤーが得点を獲得し、最終的な得点で勝敗を決めます。

色使いが綺麗で、神殿の立体構造は非常に見栄えがします。あとカエルも可愛い。

コマの進め方もよく考えられており、ボーナス目当てで大きくコマを進めるか、小さく刻んで手番を増やすかの判断や、他プレイヤーの手番でコマを進めて得点を取るか否かの判断が悩ましいです。

イオピーゲームズのカエルシリーズの他の作品も気になって来ました。

ワルプルギスの夜の支度

秘薬の材料を集めて3種類の秘薬を作るゲーム。

天然石が使われるなど、コンポーネントの雰囲気作りに力が入っています。

時計回り順に手番を行います。

手番プレイヤーは専用の4面体ダイスを振り、作れる秘薬を決定し、材料カードを引きます。引くカードは通常1枚ですが、カードの目が出たら2枚引きます。

ダイスで出た目の秘薬の材料が手札に揃っていれば、手番プレイヤーでなくてもその秘薬を作ることができます。

また、プレイヤーは特定の手札を捨てることで魔法を使い、手札を調整したり他プレイヤーの秘薬を奪ったりできます。プレイヤー間で交渉して材料カードを交換することもできます。

最初に3種類の秘薬を完成させたプレイヤーが勝利します。

運要素が強く、戦略性はあまりありませんが、儀式をしている雰囲気はよく出ています。

ぬくみ温泉繁盛記

温泉旅館を作るワーカープレイスメント。

ゲームは7ラウンド。毎ラウンド3つの従業員コマをアクションカードに置いて、資源を集める、旅館施設を建設するなどのアクションを行います。

施設を建設する時は、タイルを取って自分の旅館につなげます。一度置いたタイルの位置を変更することはできません。

アクションの中には12面体ダイスを振り、その出目によってもらえるものが変わるものがあります。

このゲームには助っ人カードというものがあり、これを使って様々な効果を得られます。

カードの使い方は3通り。

• アクションを使って自分の前にプレイし、カードテキストの効果を受ける
• ラウンドの最初に使用して資源を仕入れる
• 12面体ダイスの出目を調整する

カードはラウンド開始時に1枚引けるほか、いくつかのアクションで獲得できます。

全員が従業員コマを使い切ったらラウンド終了の処理を行います。

施設からお金や食材などのボーナスを獲得し、卵を鶏に変えるか鶏に卵を生ませるかのどちらかを行います。

その後、従業員の給与を支払います。給与はお金か食材で支払いますが、食材で支払った場合はお釣りが出ません。給与が払えなかった場合は人気点が減少します。

7ラウンド終了時、人気点を集計します。

人気点は、施設タイル、鶏3羽のセット、ゲーム開始時に定められた個人方針や全体方針の達成、助っ人カードのプレイ、所持金によって得ることができ、給与が払えないと減ります。

人気点の最も高いプレイヤーが勝利します。

意図的に緩く作り、とっつき易くしているゲームといった印象です。

ダイスで運要素を取り入れ、給与の支払いも厳しくなく、従業員が増えないので人数差が致命傷になることもありません。

斬新さはないものの良くまとまっており、多くの人が楽しめるものに仕上がっていると言えます。

あと、スタートプレイヤーマーカーの猫が可愛い点も好印象です。

レイヤーズ

穴の開いたカラフルなレイヤーカードを重ね、指定された模様を作るリアルタイムゲーム。

まずラウンドタイルをめくって得点条件を決定し、その後で出題カードをめくります。

そうしたら、各プレイヤーが一斉にレイヤーカードを重ね、出題カードの模様を作ります。

正しく模様を作れたプレイヤーは、先に作った順にラウンドタイルによって指定された得点を獲得します。

規定数のラウンドを行い、得点を競います。

テンポよく遊べるパズル。

色使いが素敵でした。

以上で7月18日のオープン積みゲー崩し会の報告を終わらせていただきます。