双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

4/15新ボードゲーム党(後編)

前回に続いて新ボードゲーム党の報告。

 

前編の記事はこちら。 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

 

 アズール

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中央からタイルを取って、個人ボードに並べるゲーム。

 

 過去に遊んだ時の記事はこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

  

今回は3人プレイ。

1ラウンド目に危うく大量失点を受けそうになりましたが、他プレイヤーからお目こぼしをいただいて助かりました。

何度遊んでも、その無駄のないデザインに感心します。他プレイヤーの盤面まで見て妨害できるようになると一層楽しいはずですが、私はまだそこまで行けていません。今後の課題です。

 

支離滅裂

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手札から前のプレイヤーより強いカードを出していくゲーム。ただし、手札を並べ替えることは出来ません。

 

 

ラウンド開始時、各プレイヤーにカードを配り、さらに各プレイヤーの前に2枚のカードを表向きで置きます。

スタートプレイヤーからカードを出します。カードを出す時は、前のプレイヤーが出したものより強いカードを出さなければなりません。一巡したら、最も強いカードを出したプレイヤーが次のスタートプレイヤーになります。

同時に出せるカードは最大3枚。複数枚のカードを出す時は、隣接するカードしか出すことが出来ません。

 

カードの強弱関係は以下の通りです。

カード1枚<連番のカード2枚<同じ数字のカード2枚<連番のカード3枚<同じ数字のカード3枚

同じ役の中では、数字の大きい方が強いです。

 

カードを出せなかったプレイヤーは、自分の前に置いてあるカードを1枚手札に加えます。自分の前にカードが無い時に手札を出せないと、ライフを1つ失い、ラウンドが終了します。ライフを全て失ったら、そのプレイヤーの負けでゲームが終了します。

 

個人的に敗者を決めるゲームは好きではないのですが、手札を並び替えてはいけないルールはいい味を出しています。なんとか勝者一人を決めるヴァリアントルールは作れないものか、考えてみたいです。

 

キズナと螢の物語(拡張入り)

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超能力を持った少年少女となって、異形の怪物と戦いシナリオクリアを目指す協力ゲーム。今回は拡張入り。

 

過去の紹介記事はこちら。

 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

本編については過去に取り上げたので省きますが、拡張要素は以下の通り。

  • 倒した敵が復活する「輪廻」
  • 複数の敵がまとまって動く「軍団」
  • キズナブレイクの数に応じて敵が強化される「キズナ喰い」
  • キャラクターおよびシナリオの追加
  • キャラクターおよびシナリオの自作

敵の基本HPを超える高い攻撃力を出す事に意義を持たせようとしているようなのですが、そこを検証する間も無くコテンパンにやられました。奉行になってはいけないという意識が強すぎて、適切な提案が出来ていませんでした。反省しています。

 

あと、一緒にプレイした方から指摘を受けたのが、説明書およびカードの字の小ささ。これは普及の妨げになりそうなので、個人で拡大版のルールブックなどを作った方がいいのかも知れません。

 

ビッグショット

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街の各地区に影響力キューブを配置し、支配権を争うゲーム。

 

毎ラウンド、各プレイヤーのものが入り混じった影響力キューブのセットを競りで落札し、落札した人が街の各地に配置します。お金が足りない時は、1ラウンドに1回だけ借金をすることができます。

各地区に置けるキューブは7つまで。最も多くのキューブを置いたプレイヤーがその地区を支配しますが、同数のキューブを置いたプレイヤーが複数いる場合は、それらのプレイヤーを除いた中から地区の支配者を選びます。

全ての競りが終わったら、支配した地区に応じたお金を手に入れます。その後借金を清算し、最も多くのお金を持っているプレイヤーの勝利です。

 

古い作品ですが、非常に洗練された競りゲームです。

キューブを置く際、自分のものだけでなく他のプレイヤーのものも置くというのがいい味を出しています。同数のキューブを置いたプレイヤーが支配権を失うというルールと組み合わさることで、他のプレイヤーのキューブも置くというルールがより効いてきます。

また、地区を支配した時にもらえる金額が明示されているので、相場観を掴むのはそこまで難しくありません。

最近の要素の多いゲームに飽きた時には、こういう無駄のないデザインのゲームが無性に恋しくなります。

 

インフェルノ

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カードを引き取らされないように、スタートプレイヤーと同じ色か同じ数字のカードを出していくゲーム。

 

過去に遊んだ時の記事はこちら。

 

sugo6kozo.hatenablog.com

 

7人でゆるく楽しみました。

 

アブルクセン

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カードを出して他プレイヤーを攻撃しながら、自分の前のカードを増やし、手札を無くすゲーム。

 

過去に遊んだ時の記事はこちら。

sugo6kozo.hatenablog.com

 

今回は3人でプレイ。

攻撃をするかどうか、どこまでカードを集めるかの判断は、何度やっても悩ましいです。こんな単純なカード構成でこれだけ楽しませてくれるこのゲームには、ただただ脱帽です。

 

 

以上で4月15日の新ボードゲーム党の報告を終わらせていただきます。