双六小僧の新・ボードゲーム放浪記

東京近辺のボードゲーム会を放浪するゲーマー双六小僧が、遊んだボードゲームや参加したボードゲーム会、ボードゲームカフェなどについてあれこれ書くブログです。

1/30ミスボド

1月30日、ミスボドに参加しました。

 

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唐苑

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唐の時代を舞台に、タイルを並べ、樹木やあずまやなどの装飾物を配置することで庭苑を作っていくゲーム。

 

プレイヤーは手番になったら庭苑の建造か装飾の配置のいずれかを行います。

 

庭苑の建造を行う場合、ボード四隅のタイルの山の一番上の表になっているタイルを1枚選び、ボードに配置します。タイルを配置する時は、隣接する地形が合致するように置く必要があります。植栽、岩山、池の地形をつなげるとその分野の技術レベルが上がり、小径をつなげると勝利点になるお金がもらえます。一度に2ヶ所の小径をつなげた時は、お金の代わりに技術レベルを上げることも出来ます。植栽、岩山、池の地形が完全に閉じた時も技術レベルが上がります。

 

装飾の配置を行う際は、装飾カードを引き、その中から置きたい装飾を選んでボード上の指定された位置に配置します。配置した装飾は、種類ごとに違ったやり方で得点になります。

 

3種類の技術レベルが一定に達すると、名士と交流を結ぶことができます。交流した名士は、親友として手元に置くか、庭苑の指定された位置に配置するかします。親友は名士能力でプレイヤーを助け、庭苑に配置した名士は、ゲーム終了時に視線上の装飾や視野内の風景・名勝などに応じて得点になります。

 

風景・名勝は、ボード上の風景・名勝マーカーを獲得した時にボード4年のスロットに差し込むことができます。

 

ゲーム終了時、それまで獲得した貨幣に装飾と名士の得点を加えて最終的な勝利点を計算し、それによって勝敗を決めます。

 

 

写真でもわかる通り、非常に見栄えがする作品です。

 

 

この「唐苑」、小僧ゲームズにて2月上旬より販売開始を予定しております。

sugo6kozo.wixsite.com

 

また、紹介動画も制作いたしました。

youtu.be

 

今回プレイしたところ、一緒にプレイした方々の印象は総じて良好だった一方、カードのアイコンが小さいのが惜しいとのご意見もいただきました。

 

Bharata 600BC

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古代インドを舞台にした陣取りボードゲーム

私がインドから取り寄せました。 

 

プレイヤーは2つの軍団を持ち、その軍団を動かして領土を拡大していきます。

 

手番の最初に資源変更カードを引き、その指示に従って全プレイヤーが資源を補充します。その後、手番プレイヤーは資源や交易品をお金に替え、軍団カードを購入することができます。

 

その後、軍団のアクションを行います。アクションは大きく分けて移動と征服です。移動は軍団を隣接する地域に動かす行動です。征服はお金や軍団カードを使って領土を獲得する行動です。征服したい地域に敵の軍団がいる場合は戦闘を行います。領土を獲得すれば勝利点を得られます。これらのアクションを1回の手番中に通常は2回行います。お金を払うことで2回目の行動を行えます。

 

誰かが一定の勝利点を獲得したら、そのプレイヤーが勝利します。

 

以上は基本ルールで、上級ルールでは隠しトークンや災害イベントなどが加わります。

 

ちなみに、このゲームの木製コマは、インドのチャナパトラで手工業で作られたものです。

 

 

今回は3人でプレイしたのですが、これは良くありませんでした。

3人だとマップが広すぎ、プレイヤー間が本格的に衝突する前にゲームが終わってしまいました。今度は4人プレイで試してみたいと思います。

 

資源は主に資源変更カードの効果で補充するのですが、その内容は「自分が持っていないタイプの資源を得る」や「現在の資源を倍にする」など、その時点の資源量によって貰える量が変わるものが多く、資源の運用とカードの出方が噛み合うかどうかの運の要素が大きくなっています。緻密な戦略ゲームを期待する人にとっては物足りなく感じるかも知れません。

 

実はこのゲームを小僧ゲームで扱うべきか検討していましたが、現時点では仕入れには踏み切れないと感じています。4人プレイおよび上級ルールを試した上で最終的な結論を出します。

 

 

以上で1月30日のミスボドの報告を終わらせていただきます。