7/12放課後ぼーどげーむ会
7月12日、放課後ぼーどげーむ会に参加して来ました。
過去に「海洋公園」の動画でお世話になった珠洲ノらめるさんのゲーム会です。
その時の動画がこちら。
しあわせハンス
グリム童話をモチーフにしたダイスゲーム。
ダイスを振ってタイルをランクアップさせ、最上級のクローバーの獲得を目指します。
赤と青のダイスを振り、その上でタイル変換を行うか、最下級の金のタイルを1枚獲得するかを選びます。
変換する場合は、赤の出目の数の同種のタイルを支払い、それより1ランク上のタイルを青の出目の数だけ獲得します。
ハバの子供向けゲーム。気軽にダイスの目に一喜一憂できます。
マスター・オブ・ルネッサンス
ルネッサンス期のフィレンツィエを舞台にしたエンジンビルドゲーム。
プレイヤーが手番に行うのは資源の獲得、発展カードの購入、生産のいずれかです。
資源の獲得の際は、3×4に並んだマーブルの縦横いずれかの列を指定し、その列のマーブルの色に応じた資源を獲得します。その後、その列にマーブルを押し込み、配列を変化させます。
ここで獲得した資源は貯蔵庫に行きますが、貯蔵庫に置ける資源は3種類のみで、種類ごとに1個、2個、3個という制約があります。
発展カードの購入は、資源を支払って場の発展カードを購入し、個人ボードの3つのスロットのいずれかに置く行動です。
発展カードには3つのランクがあり、上位ランクのカードを置く時は、1つ下のランクのカードに重ねて置く必要があります。
また、上位ランクのカードの購入には多くの資源が必要なため、貯蔵庫だけではなく金庫の資源を使う必要が出て来ます。(金庫については後述)
生産は、資源を使って発展カードを起動して資源を変換し、同時に信仰心を生み出す行動です。
ここで変換した資源は金庫に置かれます。金庫に置ける資源の数には限界がありません。
このゲームの変換では資源の数が増えることはほとんどなく、変換を行う目的は資源を金庫に送ること、信仰を高めることが主になります。
信仰は、勝利点につながります。ゲーム終了時の信仰の値によって得点が得られるほか、誰かの信仰が特定の値になった時、そのプレイヤーと、信仰の値が指定された範囲内のプレイヤーのみが得点を得られます。
誰かの信仰が上限に達したら、そのラウンドでゲームは終了します。信仰にによる得点、発展カードの得点などを集計して勝者を決めます。
この手のエンジンビルドゲームには珍しく拡大再生産の要素がなく、最初はそこに戸惑いました。
しかし、そこが分かってくると、その制約の中でどんな発展カードを取り、どう資源を回していくのかを考えるのが楽しくなります。
貯蔵庫の配置制限やマーブルによる資源選択もよく出来ており、遊びがいのあるゲームだと思います。
ウイングスパン
鳥獣保護区に鳥を集めるゲーム。
何かと「海洋公園」と比較されることの多いゲームなので一度は遊んでおきたいと思っていたこのゲーム、この日ようやく遊ぶことができました。ただし、参加者のスケジュールの都合上2ラウンドで途中終了となりました。
プレイヤーは手番になったら鳥カードのプレイ、餌の獲得、産卵、カードの獲得のいずれかを行います。
鳥カードをプレイする時は、カードに書かれた餌を支払い、その鳥の生息地、すなわち森林、草原、湿地のいずれかに置きます。
餌の獲得では、餌箱の中からダイスを選び、対応する餌を獲得します。
産卵では、鳥カードの上に卵を置きます。卵はコストの支払いに使うほか、ゲーム終了時に得点になります。
カードの獲得では、中央に公開された3枚のいずれか、あるいは山札の上から鳥カードを獲得します。
餌の獲得では森林の、産卵では草原の、カードの獲得では湿地の鳥の能力を発動できます。
手番を各プレイヤーが一定回数行うとラウンド終了です。目的タイルに指定されたものを各プレイヤーがいくつ持っているかを集計し、その数もしくは順位によって各プレイヤーは得点を獲得します。
4ラウンドが終了したらゲーム終了です。鳥の得点、目的タイルの得点、ボーナスカードの得点、卵の数などの得点を集計して勝者を決めます。
全ての鳥カードに異なる鳥が美しいイラストで描かれており、さらに生息地や一言情報といったフレーバーも充実しています。
カード効果を把握するのには手間取りましたが、ルール自体は洗練されており、理解に苦労はしませんでした。
あと、海洋公園とは違い、資源などの不足で鳥が死んで除去されることがありません。そのため、海洋公園よりストレスなく遊べます。
また機会を見つけて今度は最後まで遊びたいです。
ポイントサラダ
野菜カードとルールカードを取って得点を集めるゲーム。
過去に遊んだ時の記事はこちら。
今回は6人で遊びましたが、相変わらず思い通りに行きません。
ですが、思い通りに行かないなりに相手の欲しそうなカードを取らせないことが大事だということに、ゲーム終盤に大ポカをやってようやく気づきました。
以上で7月12日の放課後ぼーどげーむ会の報告を終わらせていただきます。